第231話 ゆっくりで優しいアレ
「おぉ、マミの目の色が元に戻ったのじゃ。アレックス、一体どうやって戻したのじゃ?」
「その、偶然アレを飲ませる事になってしまってだな……」
「ほほぉ、なるほど。確かにアレックスの子種は魔力が濃厚なのじゃ。色欲の悪魔の魔力を追い出した……かもしれないのじゃ」
正確な所は分からないが、一先ずマミが元の状態に戻ったのは良かった。良かったのだが、
「あの、アレックスさん。先程までの私は、ちょっと変だったポン。だから、改めて愛して欲しいポン」
「えーっと、マミは……」
「あ、さっきまでの記憶は全部あるポン。だけど、全部私からしていたポン。その……改めてアレックスから愛して欲しいポン」
マミが顔を赤らめながら、上目遣いでお願いしてくる。
アスモデウスの攻撃から治す為とはいえ、既に関係を持ってしまった訳だし……マミのお願いに応える必要があるか。
「わかった。ただ俺からしてしまうと、色んなスキルが発動して、先程までの比では無いらしいが、大丈夫か?」
「の、望むところポン! 私を愛してくださいポン!」
マミからだと、ビーストキラーという獣人に対する威力が上がるスキルしか発動しないが、俺が能動的に行うと、ここにチャージスキルと寝技スキルが上乗せされるからな。
……マミは正気での状態では初めてとなるわけだし、出来るだけ優しく、あとハグスキルで癒しながらにしてあげよう。
「じゃあ、いくぞ」
「うんっ! きて欲しいポ……んっ!」
出来るだけ優しく、ゆっくりしてあげていると、
「こ、これがご主人様の大好きな幼女とのプレイ! な、なんて優しい……でも、奥までグリグリと届くから、いつもの激しのとは少し違うけど、これはこれでイイッ!」
モニカが変な事を言っているが……あぁ、俺と同じ動きをする影分身としているからか。
とりあえずモニカの事は無視して、マミを満足させてあげる事だけを考えながら、突く場所によるマミの反応を探る。
……見つけたっ! ここがマミの弱点か。
あとは、そこを重点的に攻めると、
「あ、アレックス! そこは……もう無理ぃ~~~~っ!」
マミが両手両足を使って俺に抱きつき……動かなくなった。
よし、もうこれで良いよな? ……ただ、何故かリディアやヴァレーリエがちょっと不機嫌そうにしながら、激しく分身たちとしていたせいで、マミを満足させるまでに何度も出してしまったが。
「アレックスさん! ズルいですっ! 私も……私も、そういうのが良いですっ!」
「ウチも、今みたいに優しく愛してもらいたいんよっ! ……まぁ分身の鬼畜で激しい感じも嫌いじゃないけど」
「今のが幼女へのご主人様の愛……羨ましい。今のを私にも向けて欲しいですっ!」
何故だ? マミから離れたら、分身たちとしていたリディアたちから迫られているんだが。
さっきまで分身たちとしていたはずなのに。
一先ず、リディアにシャワーを出してもらって、身体を綺麗にしようと思ったところで、
「ま、待ってください! こんなのを見せつけられたら、我慢出来る訳ないじゃないですかっ!」
全裸のジュリが抱きついてくる。
……しまった。マミを何とかしなければと思い、ジュリの事を完全に忘れていた。
「ジュリ。騰蛇の事はすまない。大丈夫か?」
「大丈夫じゃありませんよっ! 魔力の紐で縛られて、いろんな所を延々と攻められ、人肌に温められた長い魔力の棒をお尻に出し入れされ続けた挙句、マミさんに何度も何度も舐められていたんですっ!」
「そして、今の……というか、周りで繰り広げられる幸せそうな交わり。私にもマミさんのようにしてくださいっ! 確かに私は幼女ではありませんし、胸も大きいですが、もう限界なんですっ!」
せっかくリディアたちも終え、切り上げるタイミングとしては良かったのだが、このまま続けてしまっては、また終わるタイミングを逃してしまう。
だがジュリは本当に限界らしく、俺のを触りだしたし、一緒に壁を作っていた俺やリディアの人形たちも、少し離れた所でしまくっているし……
「い、一回だけだからな?」
「はい! ……その、出来れば何度もして欲しいですが、お願いしますっ!」
残念ながら、延長戦に突入する事になってしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます