挿話94 川に聖水を垂れ流しまくるマジックナイトのモニカ
「今日はここで野営にしよう」
ラヴィニア殿の案内でリザードマンの村から川沿いに進んで来たものの、まだ海まで遠いそうなので、今日はここで休む事になった。
ここなら、川の流れも穏やかで、周囲も草原なので、不意打ちを食らうこともないだろう。
流石はご主人様だ。
ただ、ここまで歩き易い道がある訳ではないし、距離もあるので、ご主人様は分身を村へ送る事は出来ないと思われる。
つまり今日は、六人のご主人様に愛してもらえるな。
「アレックス。川を含んで、ある程度の広さへ結界を張っておいたのじゃ。これで、余程強い魔物が現れない限り、安心して出来るのじゃ」
「出来る……って、何をだ?」
「そんなの決まっておるのじゃ。子作りなのじゃ」
「いや、これから悪魔と戦う訳だし、体力を温存しておいた方が……いや皆、話を聞いてくれよ」
早速ミオ殿が結界を張ってくださり……これなら襲撃を警戒する必要なく、ご主人様の寵愛を受けられるっ!
「みんなー! その前にご飯にしましょう! お昼に作っておいた、シノビに伝わる冷めても美味しくて、精も付く食べ物よー!」
「お、おい。カスミ……これ、食べただけでヤバい事になってきたんだが」
「おぉっ! 早くもご主人様のが……いただきますっ!」
早速ご主人様の一番絞りを……うん。カスミ殿のおかげか、いつもよりも更に大きくなっている。
今晩は快感で気を失ってしまうパターンだな。
「乳女殿ばかり……アレックス様。早く分身をお願い致します」
「そうなんよ。早くしたいんよ! カスミの料理を食べてから、身体の奥が熱くて、うずくんよ!」
「あなた……私にも。私にもお願い……我慢出来ないのぉ!」
私に続き、サクラ殿にヴァレーリエ殿が声を上げ、ラヴィニア殿が川の中からご主人様を呼び……あ、分身スキルをお使いになられた。
だが、ご主人様本人のは私がいただくのだっ!
あ、ご主人様……こっちをご希望ですね? はい、悦んで……うぐぅっ! さ、流石、本気のご主人様のは凄いっ!
奥をゴリゴリと突かれていると、
「アレックス様ー! 可愛い愛人のアーシアが、天使族の皆を連れて戻って来ましたよー……って、もう始めてるーっ! 私も混ぜてくださーいっ!」
「おぉ、前に来た時よりも分身の数が増えている! 流石はアレックス様! では、天使族副隊長ルーシア……参るっ!」
「あのルーシア副隊長。格好付けてますけど、要はアレックス様へ抱きつきに行くだけですよね? あ、もちろん私も行きまーす!」
天使族たちがいっぱい来たーっ!
そういえば、以前にも天使族が沢山来て大変な事になっていたような気がする。
「ちょっ! この結界を解いてよっ! 超久しぶりにアレックス様から愛してもらえると思ったのに、目の前で見せつけられるだけなんて、生殺しじゃないっ!」
「仕方ないから中へ入れてやるのじゃ。まぁ、今のアレックスは久々に獣モードとなっているから、人数が多い方が良いのじゃ。というより、朝まで意識を保っておられる者など皆無なのじゃ」
アーシア殿とミオ殿が何か話して……大勢の天使族が雪崩れ込んで来た。
……
「あ、あれ? 私は……あ、天使族たちが来た所までは記憶があるのだが、気を失っていたのか」
うぅ……屋外で全裸だからか、腹が冷える。
トイレなんて物は無いから……川で良いか。
ヴァレーリエ殿やカスミ殿に、ミオ殿やソフィ殿は、ご主人様の上で愉悦の笑みを浮かべているのだが、サクラ殿は先程までの私と同じように、気を失っているらしい。
あれ? ご主人様の分身が二体足りない……って、川か。
ラヴィニア殿としていた所へ参戦したからだと思うのだが、大量の天使族が川の傍で気を失っている。
「というか、ラヴィニア殿も気を失っているのだが」
今も二人の天使族がご主人様に挿れてもらい……って、どっちも気を失っている!?
ならば、私と替わってもらおう。
「けど、その前に……ふぅ、スッキリ。ご主人様! 次は私にお願い致します!」
分身の一人が気を失っている天使族を川の傍へ寝かせ……うわぁ。完全に意識を失っている上に、チョロチョロと小水が……って、もしかして私や他の天使族も、気を失っている時に漏らしているのだろうか。
そんな事を思いながらご主人様に愛していただき……うん。気を失っていなくても、いろいろ流れ出てしまうな。
天使族のだけではなく、私の色んな液も川に流れ込んで居るけど、まぁ今更だろう。
何度もご主人様のを私の中に出してもらい、気を失って目が覚めたら未だ突かれていて……というのを何度か繰り返した所で、
『貴方は、魔王のしもべである悪魔レヴィアタンを倒しました。よって、エクストラスキル≪帰還≫を授けましょう』
何か聞こえて来た気がするけど……そんな事より、ご主人様のが凄すぎますぅぅぅっ!
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