第96話 目隠しプレイ

「マスター。そろそろ魔力が……」

「≪シェア・マジック≫」

「あの……毎回このスキルを使っていただくのは申し訳ないので、起動時に飲ませていただいたアレをいただければ……」

「大丈夫だ、気にするな。≪シェア・マジック≫」


 午後からは、それぞれ開拓作業を行ってもらう事にしたんだが、ソフィが魔法装置を作れるというので、早速水を汲み上げるポンプを作ってもらう事にした。

 やはり水は重要だからな。

 だが、その為には魔力が沢山要ると言われたので、俺がソフィの側に待機して、魔力譲渡スキルを使用し続けている。


「アレックスさん。ソフィさんに付きっきりですと、他の作業が止まってしまいます。ですから、アレを飲ませてあげればいかがでしょうか? 私にはアレが何か分かりませんが」


 そう言って、リディアがソフィに見えないようにして、さわさわと際どい所を触ってきた。

 いや、絶対にアレが何か分かってやっているだろ。


「旦那様。人形たち……子供たちが、旦那様を探しておりますが。何でも東エリアを拡張したいとか」

「あー、まだ人形たちだけではシャドウ・ウルフとの戦闘許可を出していないもんな」


 仕方ない。一先ず東エリアへ行って、また戻って来るか。

 そう思った所で、


「わかったー! こうすれば良いんだよー」


 突然フィーネがソフィの後ろから、両手で目を隠す。


「フィーネ様? 一体何を……」

「ソフィちゃん。このまま何も見ずに、お口を開ければ、アレが飲めるよ」

「……こ、こうでしょうか?」


 目隠しされたソフィが素直に従い、小さな口を大きく開く。

 な、何だ、この状況は!?


「さぁ、アレックスさん。ソフィさんが待って居ますよ」

「って、おい。リディア……」

「旦那様。妾にも……」


 リディアとメイリンの二人がかりで俺のズボンを脱がし……って、地下洞窟でサクラにこんな事をされた気もするんだが。


「では、先ず我から……」

「って、シェイリー!? どうしてここに居るんだっ!?」

「酷いではないか。食事に誘ったのはアレックスの方だというのに」

「いや、確かに誘ったけど……くっ! ≪リフレッシュ≫……って、封じられたっ!」

「ふふふ、これくらいかの。後で我らがじっくり楽しめるように、一番搾りはソフィへ譲ろうではないか」

「お、おい。シェイリーも、フィーネも……ぁぁぁっ!」


 シェイリーによって大きくなってしまった俺のに近付けるように、フィーネが目隠ししたままのソフィを俺のところへ連れて来る。


「マスター。開発に戻りたいので、早く飲ませてください」


 いや、見えてないだろうけど、ソフィの目の前にあるのは俺のアレな訳で……って、フィーネが舐めるのかよっ!

 ねっとりと焦らすように攻められ、そろそろヤバい! という所で、フィーネが口を離す。


「アレックス様の事は、よーく知ってるもん」

「くっ……こんな限界寸前で止められるなんてっ!」


 もう我慢出来る状態ではないのだが、リディアもメイリンも見ているだけで何もしてこない。

 それどころか、ゆっくりと前に押し出され、俺のがソフィの顔に当たる……という所で、素早くシェイリーが俺のを持ち、ソフィの口の中へ。


「んっ! ほへは……?」

「ソフィ、その状態で喋ったら……もう、ダメだぁぁぁぁっ!」

「!? ……これれす! おいひいれす」


 目隠しされたままのソフィが、小さな口で思いっきりアレを吸って舐めて、ごくんと飲み込む。……あぁぁ、やってしまった。

 一度くらいでは収まらないが、無理矢理ズボンをはくと、


「マスター! ありがとうございます! この凄く濃い魔力で、半日は作業可能かと! ……ただ、変わった匂いと味がしました。嫌いじゃないですが、これは何ですか?」

「き、気にしないでくれ。それより、魔法装置の開発を頼んだぞ」

「はい、マスター」


 ソフィが嬉しそうに微笑み、再び作業に戻る。

 さっきのが何か知ったら、めちゃくちゃ怒るだろうな……すまん。

 心の中でソフィに謝ると、


「では、次は私たちですね」

「旦那様。参りましょう」

「フィーネも、我慢出来ないよーっ!」


 元空き部屋のソフィの開発部屋から四人の女性に連れられ、寝室へ。


「あの、開拓作業を……」

「地下洞窟でエリーさんたちにした事を、私たちにもしてからです」

「はっはっは。さて、アレックスよ。ここからが本番だぞ」


 それから一人三回ずつして、ようやく各自の作業へ取り掛かる事となった。

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