第300話 一匹狼のバルバラ
縛って吊るしたまま放置なので、食事なども出来ていないはずだし、身体的にも負担が掛かっているはずだと、慌てて右端の家に向かうと、
「んぅ……もう少しっ! ……んはぁっ! もっと……あぁっ! 自分で弄りたいっ! もうおかしくなるぅぅぅっ!」
カスミによって縛られた女性が、吊るされたまま自身の身体を揺すっていた。
「えーっと、飲ませる薬だけだと弱いかなーって思って、直接塗るタイプの更に強力な媚薬を前と後ろに塗っちゃったから……紐の食い込みを使って、少しでも快楽を得ようとしているみたいですね」
「お、おい。大丈夫か? 悪かったな。≪ミドル・ヒール≫」
ロープを切って地面に降ろすと、紐が食い込んで赤くなっている箇所を治癒魔法で治してあげると、
「~~~~っ! これっ! やっと触れるっ! あぁぁぁっ! でも指だと、お腹の奥まで届かないっ! ダメだっ! 足りないっ! もっと長い物を……大きな物をっ!」
媚薬を飲まされて長時間放置されたせいか、手足が自由になった途端、俺たちの目の前で女性が激しく自分のを……これは見てはいけないやつだな。
そう思った直後、突然何かが俺の身体に触れる。
「あ、あんた……男だよな!? オレに、これを挿れてくれよっ! 身体の奥が疼いて仕方が無いんだっ!」
「カスミ……解毒薬は?」
「すみません。もう、この状態まで来ていると、今から解毒薬を飲んでも手遅れです。お兄さんのアレを注いであげるのが、一番の解決方法ですね」
つまり、放置し過ぎた俺が悪いのか。すまん。
だが、確認すべき事は確認しておかないと。
「えーっと、俺はアレックスというのだが、君の名前は? あと、どうして攻撃してきたんだ?」
「んっ! ……お、オレはバルバラ。狼耳族の元族長の妹だ。兄が族長の座を奪われ、オレも……あふん! 俺も村を追い出されて一匹狼になった所で、無人の村を見つけて住んで居た……ぅくっ! で、誰かが来たから追手かと思って攻撃してしまったんだ」
「狼耳族? この近くに村があるのか?」
「いや、かなり遠い場所……もう無理だっ! 早くこれを、これをオレにぶち込んでくれよっ!」
バルバラは、ずっと右手で自分のを弄りながら喋っていたのだが……限界なのか、顔を俺のアレに押し付けてくる。
シノビの媚薬で狂い死にされても困るので、ズボンを下ろすと……ノータイムで咥えられてしまった。
「お、おい。そんなに根本まで咥えたら……」
「……っ!? ごほっ! す、凄い。大きくなったら喉の奥まで……こんなに長くて太いのなら、オレの奥まで届くっ! 早くっ! 早く挿れてくれっ! どうにかなっちまいそうなんだっ!」
バルバラが、くぱぁっと自ら広げた上に、ブリッジみたいな格好で早く……と懇願してくる。
余裕が無さそうなので、希望通り挿れてあげると……って、初めてだったのか。
「~~~~っ! これがオスの……しゅごいっ! もっと……お願い! オレの奥を掻き回してくれっ!」
バルバラが、挿れただけで身体を大きくのけ反らせ、ビクンビクンと身体を跳ねさせる。
これは、早く出してあげた方が良いと思い、
「≪分身≫……すまない。まだ体力のある者は、手伝ってくれないか」
分身スキルを使って呼び掛けたのだが……これは失敗だったかもしれないな。
「マスター。では、私が本気を出す番ですね」
「ウチはまだまだイケるんよ。お風呂の続きをするんよ」
「カスミちゃんも、全然平気だよー! いーっぱい搾り取ってあげるねー!」
ソフィはともかく、普段はフィーネのスキルで眠っている二人の猛者が、まだまだ体力が有り余っていると言い、分身に襲い掛かって来た。
「……えーっと、私は流石に一晩中は無理なので、寝室で待っていますね」
「ユーリも、ねむいから、リディアといっしょにいくー」
「な、ナズナも寝室に行こうかな。流石に、お母さんみたいな凄い事は無理かも」
え? 寝室に移動したのは三人だけなのか!?
熊耳族の少女たちは、もう寝る時間だろ!?
「ふっ……アレックスの三人の分身たちによって、一晩中代わる代わる愛してもらった事があるからな。風呂でも激しかったが、あの時に比べればまだまだ」
「ブリジット様。あの時は、本当に死ぬかと思いましたね。気持ち良過ぎて」
「気を失っても、止まってくださらないから、夢の中でも愛してもらっていて……素敵な時間でしたね」
この前の鬼畜モードのせいで、熊耳族の少女たちがおかしな事になってるっ!
ただ、この話で分身の使い方を思い出し、二体の分身を東の休憩所へ向かわせる事に。
魔族領で待機しているフィーネやテレーゼに、ボルシチの乳搾りを放置しておくと、後が大変そうだからな。
意図を説明すると、俺の分身をカスミが分身で責任もって連れて行ってくれるそうで……さて、バルバラを満足させてあげようか。
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