第81話 やさしいDemise講座 1限目。
【
それは『
以前見たDemise……。球体に人の目が1つ、球体の後ろ側には鋭利なトゲが無数にあり、球体の下部には人間の指のような足があった。今でも
【……思い出せたようね。大丈夫?】
『あ、あぁ……。今思い出しても怖いものだな……。大丈夫だ。続けてくれ』
笑っているつもりだったが、おそらく引きつっていただろう。
【じゃあ、続けるわね。次は『人型』。これは文字通りワタシ達と同じような外見をしているDemiseよ。人型のDemiseは作り出すのが難しいのか、強さがピンキリなの】
『すごい強いのと、すごい弱いのとで両極端ってことか?』
【えぇ、そうなの。人型と対峙する際には、絶対に油断しないこと。見た目が人に似ているだけで、動きや体の構造なんかも違うから、人と戦っているって思わないこと。いいわね】
『あぁ、肝に銘じておくよ』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます