第207話 目まぐるしい日々。

 8月187日……

 8月188日……

 8月189日……


 目まぐるしい勢いで時間は過ぎ去っていった。毎日、誰かしらがレイヤースペースにいて、訓練をしていた。サポート班のメンバーも入れ代わり立ち代わりしながら、俺たちを支えてくれていた。全員が今できることを精一杯にやっていた。

 ジュウザブロウさんは体の傷が癒えたようで、動けなかった分を取り戻すように訓練に励んでいた。その姿からはブランクを全く感じさせなかった。これでフルメンバーで戦いに挑める。

 戦いの前日である、8月189日は早めの時間に解散となった。夜ご飯は健康を気にして、サラダなんか食べたりしてみた。そのあと、ラーメン食べたことは秘密だ。満腹感と満足感に包まれながら、眠りについた。

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