第296話 適合者。
全員が
『ア……アスカ……? 今、なんて……?』
【私はアスカではない。クロノ=ティアだ。敬意を
【アスカじゃなくて、その……神様だというのか?】
【えぇ。その通りです】
『……マジで女神様だったのかよ……』
【何か言ったか、ヒカル?】
『い、いや、なんでもない』
【どうなってるんですか……?】
オトハちゃんが恐る恐る聞く。
【元々、私が”時”を
【マジかよ……?】
【そんな力を持っているあなたがどうしてここに?】
【今回は”負の感情”が一気に押し寄せてきてきました。私が手を
【アンタが今ここにいるってことは、敵を目の前に逃げ出したってことか?】
【おい、グレン】
【良いのです。
【それはそうだな……。さっきの言葉は無礼だった。すまない】
【大丈夫です。逃げ出した私は、誰かの体を借りなければ自身を保つことができない程でした。”神”を身に保持できる体を持つ人は一握りの人だけです。私は”時”を
『それが……アスカってことか……。そうだ、今まで俺たちと一緒に居たアスカはアスカなんだよな?』
【はい、そうです。
ティアの言葉を
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