第77話 2人の男の子。
ベースの前まで戻って、イツキさんから教えてもらった基本の復習と昨日見た動画の動きを真似てみた。
…
気付いたら1時間30分ほど経っていた。リオンさんは俺の邪魔をしないようになのか、静かに帰ったようだ。ベースで休憩していると、ジュウザブロウさんが来た。
【おぉ、ヒカル! 今日も頑張ってるな!】
『こんにちは。今日はどうしたんですか?』
【ちょっと調査をしておきたくてな】
ジュウザブロウさんの後ろでは、高校生くらいの男の子が2人で言い争いをしているようだった。
【ハルヒ! 真面目にやれ! 私達の仕事は大事なものなんだぞ!】
【わぁーってるって。ちゃんとやりますー】
【ったく……】
1人がこっちに気づいて、慌てて姿勢を正す。
【す、すみません。お見苦しところをお見せしてしまって。私は
非常に礼儀正しい男の子だ。エンジがもう1人の男の子に
【あ、すみません。オイラは
笑いながら挨拶をしてくれた。ハルヒは軽い感じの男の子だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます