第4話 初めての迷宮

翌日から迷宮に潜ることにする迷宮の入り口に行き係員にギルドカードをみせる

「初めてなのですが何か気を付ける事はありますか?」

「無理せず引き上げる事も大事だ気を付けろよ」

しばらく進むと大きなナメクジに遭遇する

「エニスは援護して」

「はい」

エターナリアは剣を振り、大きなナメクジを切り裂くと黒い霧になって、消えていく

「一匹なら余裕だね」

「次は私もやります」

下を見ると小さな結晶が落ちている

「これが魔石かな?」

「これを拾い集めれば良いと言うことですね」

エニスに渡して袋にしまってもらう

そして次は3匹と遭遇してエニスは短剣でナメクジを刺したり切り裂いて倒す、エターナリアは剣で切り裂き2匹を倒していた、そして見付け次第倒していき疲れたので少し休憩することにする

エターナリアはステータスを確認する、体力プラス1と力プラス1のスキルを得ていた、こういう風にスキルでパワーアップするんだなと思っていると

「どうしたの?何か考え事?」

「2層にも行くか迷っていた?」

「付いていきます、エターナリアの行きたいように行って良いよ」

2層に降りて、探索するとワーム3匹と遭遇するエターナリアは剣で切り裂き次々と黒い霧に包まれて消える

「この階層でも戦えそうだよ」

「次は私も戦ってみるね」

エニスはそう言って次に遭遇したワームを短剣で切り裂き黒い霧になって消える

「大丈夫だね」

エニスの言葉にエターナリアは頷く、この階層も次々と倒しながら進み一周して帰ることにする

迷宮を出てギルドに向かい買い取りカウンターに行き魔石を全部箱の中にいれて買い取りを依頼する、職員は数を数えて124個で銀貨3枚と銅貨72枚だ、箱に入た銅貨と銀貨を袋にいれて帰ることにする


宿屋に戻り1階の食堂で食事をして部屋に戻り寝ることにする

部屋で1人でステータスを確認する

村人 LV:7 短剣LV:3 剣LV:3

レベルは上がったけど体力と力のスキルだけかないろいろ見ていて村人の詳細が出したらスキル欄にグレーのスキルがある選択する(取得しますか?)と表示され取得するとスキル欄に白く表示される(俊敏プラス1)グレーのスキルが減る次に(防御プラス1)を取得するとグレーのスキルが無くなった、戻ってみるとスキル欄に表示されている、次は職業を選択すると剣士と見習い冒険者がある、取り敢えず見習い冒険者に変更するとステータスは下がったがスキルは残っていた

「これならば全ての職業のレベルを上げながらスキルを取得していけば、かなり有利なのかな?迷宮内で職業変更しながら全て取得していこうかな?」

そう思いながら寝ると

『1つ言い忘れていた人のステータスを変更も出来るから、仲間も能力アップ出来るから頑張れよ、お前のレベル上限は無いからすきに上げれば良いぞ!頑張れよ』


神様からのお告げか、ありがとうこれでエニスも能力アップ出来ると思いつつ、朝食を食べて、迷宮に向かう

「獣人連れた人多いね」

「奴隷だと思います」

「奴隷?」

「獣人は身体能力強いからいると戦いやすいと言われていますから」

「自分達も奴隷買った方が良いのかな?」

「いた方が迷宮では安全です」

「今は2人の時間を大事にしよう」

エターナリアの言葉にエニスは顔を赤くする

迷宮に入り2層に向かい次々とワームを倒していく、そしてエニスが疲れた用なので、少し休憩することにする

「ゴメンなさい足引っ張って・・・」

「体力の差だから気にしないで体力回復の為に少し寝てね」

「わかった」

リュックを枕にしてエニスは少し寝始める

エターナリアはエニスのステータスを見て村人のスキルを確認して(体力プラス1)(持久力プラス1)(力プラス1)を有効にする

エターナリアは自分の職業を(剣士)に変更する

エニスが目を覚まし再びワームを次々と倒していく、ふと思い素手でワームを殴り数発殴ると倒せた

「素手で倒せるの?」

「何となくやれるかなと思ってやったら出来たよエニスもやってみて」

エニスも次のワームを素手で殴りまくって倒した

「倒せる!」

「少し素手で倒し続けようか?」

「そうだね、何かあったときに役に立つかも知れないですよね」

「頑張って倒すぞ」

自分の職業を見ると闘士が追加されていたので、(闘士)に変更する、そしてワームを次々と倒し続けて今日は帰ることにする


寝る前にステータスを確認すると

村人 LV:7 剣士LV:3 見習い冒険者LV:5 闘士LV:3

短剣LV:3 剣LV:5 素手LV:3


1日でかなりレベルが上がったけど、剣が上がった事で力プラス2になり体力プラス1と素手で持久力プラス1が追加されていた、これで強くなるだと思いつつ職業欄を確認しても追加はなかった。(剣士)変更して明日は剣を鍛える事にする


翌日は、3層に向かうと草が動いて来る

「ウィード?」

「ウィード?モンスターの名前?」

「そう!」

「武器で戦った方が良いよね」

エニスは頷く

エターナリアは剣で一気に横に振り切り裂くと黒い霧になって結晶と葉っぱが残った

「アイテム?」

エニスは嬉しそうな顔をしている

「拾っておこう」

魔石と違う袋にしまい、探索しながら進みウィードを倒して回り続けて、3層を一周してしまう

「あれ?」

「一周しちゃったね」

「結構倒したから帰る?」

「そうだね、この葉っぱはギルドかな、それとも別のところがいいのかな?」

「薬屋で聞いてみる?」

「そうだね」

迷宮を出て薬屋に向かい

「すいません、これは買い取り可能ですか?それともギルドに売った方が良いですか?」

「ウィードの葉っぱですね、銅貨5枚で買い取ります」

「ギルドとどっちが高いのかな?」

「ギルドは4枚で買い取ってくれますよ」

「買い取りお願いします」

袋から全部出して渡す

「全部で52枚ですね、銀貨2枚と銅貨60枚です」

硬貨を受け取り、ついでに毒消しと麻痺消しとポーションを買う事にする

「毒消しは、銅貨5枚で麻痺消しは銅貨20枚でポーションは銅貨50枚です」

「ポーションに2個と毒消し4個と麻痺消しは2個ください」

「銀貨1枚と銅貨60枚です」

ポーションと毒消しと麻痺消しを受け取りギルドで魔石を買い取ってもらい帰ることにする

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