第163話 反逆者達の後始末

狼耳族の戦士達を連れてきて転がす

「御主人様どうなさいますか?」

「お仕置は終わったの?」

「いえ!まだまだ序ノ口ですので、これからです。御主人様の命を狙ったのでまだまだ全員やり足りないです。」

ケシルが笑顔で言う

「ひぃーーーーーー!!!!」

狼耳族の戦士が悲鳴をあげて震えている

「反逆者にはたっぷりお仕置きをしてあげてね」

エターナリアが笑顔で言う

「くくくくクレセント様ーー!お願いです!!お願いです何でも致しますので助けてください」

狼耳族の戦士が泣きながら言う

「信用出来ないな・・・お前達は2度目だからな!誰の指示だ?」

「族長からの指示です・・・・」

「そうか・・・レイン喧嘩売られたらどうする?」

エターナリアが笑顔で言う

「勿論叩き潰します!完膚なきまでに潰します」

レインが笑顔で言う

「その通り」

エターナリアが笑顔で言うと睨む

「ヒィーーーー!」

狼耳族の戦士は怯え出す

「御主人様奴隷商人達を連れてきました」

クリスが笑顔で言う

「頼む!!!奴隷として売らないでくれ!!」

「もう遅い貴様らが始めた反逆だ!!」

エターナリアが言うと奴隷商人が奴隷にしていくとエターナリアが主人として登録をしていく


「エター!また多く奴隷を貰ったの?」

エニスが笑いながらいう

「こいつらはこれから役にたって貰うからね」

エターナリアが笑顔で言う

「どうするの?」

「村を守って貰うよ」

エターナリアが笑い始める

「狐耳族達も奴隷にするの?」

「奴隷にしてから連れていくよ」

「連れていくと食料が足らなくならない?」

「そうだね、狼耳族に被害を出したくないからね」

エターナリアが笑顔で言う


国境に軍団と狐耳族の奴隷達を配置してからエターナリア達は北へ向かう

「御主人様村人達の不満が有るようですね」

セリカが見て呟く

「そうだな・・・族長の権限を無くさないといけないね」

エターナリアが村人を見て言っている


族長の町の城門が見えてくる

「開門!クレセント様の視察だ!!」

「クレセント様・・・そうか・・・失敗したか」

族長が城門から見下ろして呟くと

「皆のもの!矢を放て!!皆殺しにするぞ!!」

族長が叫ぶと兵士達が矢を放ち始めると使いの兵士は慌てて逃げる


「御主人様やる気満々ですね」

アリセリカが笑顔で言う

「ちょっと門が邪魔だから破壊するかな?」

エターナリアが笑顔で言うと黒龍王剣を片手に歩いていく

「大人しく降伏しろ!!」

エターナリアが【威圧】を使うと門の上の男達が震えて尻餅をつくとエターナリアが全力疾走して門を斬りさく

「バカな・・・門が簡単に斬られるとは」

族長は慌てて逃げ出すと兵士達も逃げ始める

「御主人様お疲れ様です」

レインが笑顔で言う

「族長を捕らえてお仕置かな?」

「はい!御主人様!!」

レインが笑顔で言うとみんな笑顔で族長を捕らえに向かう


族長の館に向かうと中で族長達が待っている

「クレセント様降伏します」

族長が平伏して言う

「信用出来ないな・・・弓を引いてから神妙にしても遅いね」

「どうかお願いします!!民衆はどうなっても良いのでお願いします」

族長が涙目で言う

「・・・・御主人様どうなさいますか?」

「わかった・・・条件はそこの城門から外の村や畑、権限を全て取り上げる!それで良いか?」

「え?ありがとうございます」

族長が笑顔で頭を下げている


「クリスすぐに兵士を配置して取り締まれ」

エターナリアが笑顔で言うとクリスはすぐに兵士達を配備の指示を始める

「御主人様どうなさいますか?」

「兵士領民に発表させてから、撤収するぞ」

エターナリアが笑顔で言うと町の族長に発表させるとエターナリア達はキサラの部族の町に向かう


「クレセント様!!良くおいでくださいましてありがとうございます。」

「少し滞在しても良いか?」

エターナリアが笑顔で言う

「勿論です。この町と屋敷はクレセント様の物です。」

狼耳族の者達は大喜びで出迎えてくれる

「ルゼス、ルベト、キリスナ、キリエス親や仲の良い友達がいれば、遊んで来て良いぞ」

「御主人様!!ありがとうございます!」

ルゼスとルベトが笑顔で言うと

「交代で行かせて貰います」

キリエスとキリスナが嬉しそうにしている

「楽しんできなさいね」

エターナリアが微笑んでいるとエニスが横で微笑んでいる


「御主人様ロブを連れてきました」

「キサラありがとう」

エターナリアが微笑む

「クレセント様何か用ですか?」

「ロブ北側の族長をどう思う?」

「昔から嫌いです。あやつらは独立心が強く上から目線で物を言うので何とかしないとクレセント様にも危害を加えようとします。戦力が有るので気をつけてください」

ロブが真剣に言う

「既に命を狙われたから町以外の権限と村など全て没収したが、その村の支援と税の徴収などをロブに任せたい」

「え!!狙われた!!・・・私などが村を支援を!!」

「信用出来る者で無いと不可能だ!頼んだぞ」

エターナリアが微笑むとキサラが嬉しそうに笑う

「畏まりました、必死で頑張ります」

ロブが頭を下げて言う


「御主人様狐耳族ですがまだ動きは無いようです。」

レインが笑顔で言う

「部隊を戻す準備をしているのか?それとも何か有ったのか?・・・・情報が必要か・・・」

エターナリアが呟く

「キサラが狼耳族の者達に情報を集める様に頼んでいましたので、情報が集まるのを待ちますか?」

「何を始めるかな?」

エターナリアが考え始める

「この頃動いて無いから少し訓練でもするかな?」

エターナリアが微笑みながら呟く

「狼耳族の戦士達に見学させましょう」

レインが微笑みながら言うとアニタ達の訓練している所に向かう

「あ!御主人様!」

アニタが笑顔でやってくる

「ちょっと体を動かしたくなっただけだ」

エターナリアが笑顔で言うとアニタが目を輝かせている

「アニタ訓練しようか?その後は狼耳族の戦士達でも叩き潰して遊ぶかな?」

エターナリアが微笑みながら言う

「はい!御主人様!!」

アニタが嬉しそうに言うと訓練用の剣を持ち訓練を始めるとアニタはどんどんスピードをあげ始める

「これが・・・・クレセント様の実力!!」

狼耳族の戦士達が見とれていると奴隷となった狼耳族の兵士達は青ざめている。

アニタの剣をかわしたエターナリアの一撃がアニタを捉えると吹き飛ばされ転がる

「イタタ!やっぱり御主人様は強いです」

アニタが笑顔で言う

「怪我はしなかったか?」

「このぐらいは平気です。」

「レイン回復させてね」

エターナリアが微笑みながら言うとレインが笑顔で回復させる

「次は全員ブチのめすから覚悟しろ!!」

エターナリアが笑顔で言うと狼耳族の兵士と戦士は青ざめて平伏して震えている

「あれ?訓練しないの?」

「クレセント様の実力を見させて頂きありがとうございます!!私達では訓練の相手にすらなりませんのでどうか!ご遠慮させて頂きたくお願い申し上げます」

狼耳族の戦士が震えながら言う

「仕方ないか・・・カシム遊ぼう」

エターナリアが微笑みながら言うとカシムが構えて打ち合いを始める


「お疲れ様です」

アニタが笑顔で言う

「たまに軽く動くのは気持ちいいな」

「はい!御主人様!!久しぶりに全力出しました!!楽しかったです。」

アニタが笑顔で言う

「今日は勉強になりました・・・御主人様が本気だしたら本当に狼耳族の軍勢を全滅簡単に出来たと」

カシムが兵士に聞こえるように笑顔で言う

「面倒だからアニタに任せるけどね」

「はい!!御主人様!!」

エターナリアが笑顔で言うとアニタが笑顔で言う

「面倒だからですか・・・本当に面倒ですね!」

カシムが笑いながら言うと後ろで狼耳族が苦笑いしている

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