第88話 ルシアとルティナ

家でゆっくりしながらエリスナが商会の資料を持ってきて整理していると

「エリスナ、聖商と言うと職業知っている?」

エターナリアが言うと

「聖商ですか?知りませんが何故でしょうか?」

エリスナは疑問に質問してくる

「今回の探索でエリスナは聖商になったからね」

エターナリアが微笑みながら言うと

「え?・・・・・え」

エリスナは理解不能になってから

「聖商とはどのような職業でしょうか?」

「行商人、見習い商人、商人、交易商人、豪商、大豪商、聖商、商皇、商神の順番だと思ってほしい」

「え?もしかして大豪商の上位ですか・・・」

「これで商会の代表代行はまかせられるね」

エターナリアが笑顔で言うと

「トリスナとタニタとマニタもなったのですか?」

「エリスナだけだよ」

エターナリアは微笑みながら言う

「御主人様ありがとうございます、商会の方はまかせてください」

エリスナは微笑む


「カシタリーナとマタリーナ迷宮に連れていってなかったね」

エターナリアがレインに言うと

「カシタリーナとマタリーナですか?屋敷を守る要ですから鍛えた方が良いと思います」

レインが微笑みながら言うと

「戦闘狂これ以上達人を量産しない方が良いと思うけど・・・」

エニスが苦笑いしている

「新しい薬屋に薬師の奴隷いたよね?」

「6人います」

レインが言うと

「確か親子だったよね?」

エターナリアがレインに聞くと

「子供も薬師として才能が有ると言っていましたが・・・」

レインは苦笑いしている

「連れてきて、明日迷宮訓練に連れていくから」

エターナリアが言うと

「とうとう薬師まで戦闘訓練なんて・・・・戦闘狂!!」

エニスが苦笑いしている

「才能が開花出来ればきっと凄い薬師になるよね」

エターナリアが笑顔で言うと

「旅に薬師連れていければ色々良いかも知れない」

エニスが頷くとレインは呼んでくるように伝える

「レイン?もしかして嫌だった?」

「え?えーと2人とも御主人様好みでしたので、なるべく連れてきたくなかったです」

レインが苦笑いしながら言うと

「え?えーー!本当に!!」

エニスがエターナリアを睨み付ける


連れてこられた2人はビクビクしながら部屋に入ってくる

「ごっ御主人様ご用でしょうか・・・・」

2人は震えながら言うと

「お願いです私はどうなっても良いので・・・・妹はご恩情くださいますようお願いいたします」

姉が涙目になりながら頭を下げる

「え?どんな事で呼ばれたと思ったの?」

エターナリアが言うと

「夜の世話か・・・売り飛ばされるのでは無いでしょうか?」

姉が震えながら言うと

「2人は薬師になりたいのかな?」

「え?・・・はい、なりたいと思っています」

姉が言う

「明日から迷宮に向かうから同行するように、装備品は後で渡すから、後名前は?」

エターナリアが微笑みながら言うと

「私はルシアで妹はルティナです」

「今日は屋敷で休んで明日の朝出発するよ」

エターナリアが言うと

「御主人様の部屋で御一緒でしょうか?」

ルシアが言うと

「ダメ!一緒はさせない!!!」

エニスが言うと

「夜の世話は間に合っているから必要は無い」

エターナリアも微笑みながら言うとレインが微笑んでいると2人は部屋を出ていく

「カシタリーナとマタリーナが来ました」

侍女が言うと入ってくる

「カシタリーナ、マタリーナ明日からの迷宮訓練に同行するようにね」

エターナリアが言うと2人は笑顔で頷いている

「御主人様お願いが有るのですが、よろしいでしょうか?」

カシタリーナが言うと

「カシタどうかしたの?」

「妹が迷宮訓練に行きたいと言っていましたので同行させても良いですか?今年成人しますので御主人様の役にたちたいと言っていましたので」

カシタリーナが言うと

「レインいいかな?」

「良いと思います、家の守りをして貰えます、革職人の見習いもしていますがケニーの補佐も出来ると思います」

レインが笑顔で言う

「カシタリーナ連れてきてください」

エターナリアが言うとカシタリーナは笑顔になり迎えに出ていく


翌朝準備をして食料と水もクリスとセリカがアイテムボックスにしまい迷宮に向かう事にする

「この魔法珠でモンスターを倒して」

エターナリアはカシタリーナ達に渡すと

「これが魔法珠・・・・使う?」

ルシアとルティナは震えながら青ざめている

「魔法を使えるようになってほしいからね」

エターナリアは微笑みながら言うと

「は?・・・・・私達等が使うなんて勿体ないです」

ルシアが言うと

「これは御主人様の命令ですよ、迷宮内で御主人様の指示は絶対です」

レインが言うと1人ずつモンスターを魔法珠を使い倒す

「アニタ!素手で瀕死にしながら20層まで進んで6人はトドメを討つように」

エターナリアが微笑みながら言うと

「畏まりました!」

アニタは尻尾を振りながら笑顔で言うと遭遇するモンスターを片っ端から瀕死にさせてから6人がトドメを討ちながら進む


20層に到着して大部屋まで進み

「御主人様大部屋はどうします?」

アニタが言うと

「セレストリア殲滅してくれ」

エターナリアが微笑みながら言うとセレストリアが歩いていく

「え?1人ですか?大丈夫なのですか?」

ルシアは心配そうに言うと

「早くみんなで戦いましょう・・・」

ルティナが言う

「よく見ておきなさい、本気の戦いを」

カシタリーナが笑顔で言うと、セレストリアが次々とリザードを切り裂き黒い煙に変えていく、そして全滅させて魔石と革が残っている

「御主人様終わりました」

セレストリアが笑顔で言うと

「余裕過ぎたね」

エターナリアが微笑むと

「凄すぎます・・・剣の動きが見きれませんでした」

ルシアが言うとルティナも頷いている

「この階層ならみんな1人で倒せるから気持ちに余裕を持つように、だけど油断はしないでね」

エターナリアが微笑むと

「あ!畏まりました」

ルシアとルティナが頭を下げるとキキラとチキラも頭を下げる

「御主人様拾い終わりました次にいきましょう」

アニタが笑顔で言うと21層に向かいドラゴンが現れるとみんなで一撃を与えてから炎を口に集めた所で両断して倒す

「休憩したら19層と20層を殲滅するよ」

エターナリアが言うとみんな頷く

休憩しながらステータスを確認してスキルを取得させてから19層に降りて殲滅を開始する

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