第16話 迷宮ドラゴン
クーラとレインとリリスは魔石を拾い終り、革のアイテムも回収する
「ご主人様持ち物がいっぱいになりました」
3人をみたエターナリアは
「ここまできたら21層のモンスターを一匹倒したら帰ろうか?」
「そうだね、帰る?」
そう言いながら21層の階段を発見して下りると一本道がのびていて、部屋の中に入ると目の前に「大きなトカゲ?」
「もしかしてドラゴン!!!」
アースドラゴンはアニタ目掛けて口で噛みつきにくるがかわして、間合いをとる、エターナリアは剣で切り付ける、前足の爪で引っ掻きにくるがかわして、ドラゴンに次々と剣でキズをおわす、
「グオーーー!」
「全員避けろ!!」
エターナリアは炎を吐こうとする顔を殴り方向を代えるとドラゴンは炎を吐き壁を溶かし熱風がたちこめる
「一気に倒さないと炎を吐かれたら面倒!!」
全員で次々と切り刻み、そして一瞬の隙にエターナリアはドラゴンの首を一刀両断して、ドラゴンは黒い霧になって消えていく、魔石と鱗を残して消えた
「ん?あの剣は?」
エターナリアが剣を見つける
「ドロップアイテム?」
クーラが拾って持ってくる
「クーラ鑑定出来るか?」
「ドラゴンソード、火属性です」
クーラはエターナリアに剣を渡す
「凄そうな剣だね」
エニスはそう言って見ている
奥の通路を通り下の階に向かうと赤いナメクジに遭遇するアニタは一刀両断して倒す
「この階でこの程度なんですね」
「ドラゴンぐらいだねエターが本気になるのは」
エニスが笑いながら言う
「仕方ないから帰ろうか?」
「そうだね」
帰り途中ドラゴンソードの試し切りをしながら帰ることにする
迷宮を出たら昼間になっていたので冒険者ギルドに向かう
「買取りお願いします」
「あちらのカウンターでお願いします」
係りの人が言われ、カウンターに向かうが自分達を見た職員が慌てて
「すいませんが奥の部屋にお願いします」
奥の部屋に案内する
「今日はどのぐらい有りますか?」
全員で袋を置いていくと
「え?・・・・・」
職員は声を失い呆然としている
「これが今回の分です」
エターナリアが笑顔で言うと
「全部ですか・・・・」
職員はまだ呆然と見ている
「あの大丈夫ですか?」
「えーと、どのぐらい有りますか?」
「数えてないですけど、数百ですかね」
「少々お待ちください応援を呼んできます」
カウンターの職員を1人残して全員を集めてくる
「鑑定を始めます」
小さい袋から開けて数え始めるが、大きい袋を開けた職員は
「え?これは・・・・革?どこの物だ?」
職員は解らず上司に聞き始める
「これは、もしかしたら、リザードの革か?」
上司はそう言ってから
「何層でとれたものですか?」
「20層ですよ、大量に有りますけど」
「久しぶりに見ましたがやはりリザードですか・・・」
「え?えーーーーーー!」
上司は冷静を装っているが、職員は大声をあげてしまう、そして数を数えながら鑑定が進んでいなそうだった
「もしかして16層以降の魔石が多いですか?」
「ほとんどそうですよ、これは21層ですね」
大きな魔石を見た職員達はまた固まる
「まさか・・・・・ドラゴンを倒したのですか?」
上司はそう言う
「倒しましたよ」
「鱗は有りますか?」
クーラが持っている鱗をみせる
「間違い無いですね・・・・数十年ぶりにドラゴンスレイヤーの誕生です」
上司はそう言って部屋を出ていく、職員達は数を数え続けて終り鑑定結果を待つ
上司は1人の男を連れて帰ってくる
「はじめまして、冒険者ギルドの支部長のケーレストと申します」
「はじめまして」
「迷宮のドラゴンを倒したのを確認しましたので、ドラゴンバスターの称号を付与します、ギルドカードに証を足しますので、ギルドカードを提出してください」
全員のギルドカードを渡す
「しかしまさかドラゴンまで倒す冒険者がいるとは思いませんでした」
「ドラゴンは強かったですね」
「普通なら見た瞬間に逃げますよ」
「あ!逃げる事を思い付きませんでした!」
「は?えーともしかして、逃げたこと無いのですか?」
「無いですね、全部倒しまくっていましたから」
「それでこの量ですか・・・」
「ほとんどはリザードのせいですね、1部屋に数百は集まって襲ってきましたからね」
エターナリアは笑いながら言うと
「まさかリザードの巣を生きて帰ってきたのですか?」
「殲滅したよ」
「え?・・・・・・・・」
ケーレストはリザードの革を見て
「それでこの量ですか・・・」
「ドラゴンの鱗で防具は作れるのかな?」
「王都に行けば良い防具作成する職人がいます」
「紹介して貰うことは出来ますか?」
「わかりました、紹介状を書きましょう行く前に教えてください」
「何匹かトラゴンを倒せば良い防具出来そうですね」
「へ?本気ですか?」
「良い武器も手に入ったからね」
「良い武器ですか?まさかドロップアイテム!!」
「おそらく、そうですよ」
「見せて貰っても良いですか?」
ドラゴンソードを見せると
「ドラゴンソード・・・・まさか本物を見ることになるとは・・・」
ケーレストは剣を見つめてから
「魔石の鑑定は終わりましたか?」
「終わりましたが・・・・」
「どうしましたか?」
「16層以上の魔石が886個で金貨88枚と銀貨6枚です、革の方が584枚で金貨116枚と銀貨8枚です、ドラゴンの魔石はオークションに出品してみないとわかりません、この魔石も見たことがないので価値を出せません・・・その他が金貨1枚と銀貨6枚です」
「え?この魔石ですか?」
「そうです」
「22層の魔石です」
「やはりそうですか、鑑定が出来ない筈です、見本がありませんから」
職員はため息をする
「白大金貨2枚と金貨6枚です」
「白大金貨!始めて見ました・・・」
全員驚いて白大金貨を見てさわっている
「そろそろ帰りますね」
エターナリアは部屋を出てついでに能力測定して(剣聖)にして帰る事にして帰る
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