第5話 アニタ
翌日は迷宮の4層に向かい周囲を探索するとバッタを見つける
「動くから難しいよね」
「エニスは援護をして」
「わかった」
エターナリアは剣を振りバッタを狙うが避けられる直ぐに剣を横に振っても又避けられるそしてバッタはエニスに突撃するそしてエニスを押し倒して噛みつこうとするがエターナリアの剣がバッタを串刺しにするそしてバッタは黒い煙を上げながら動かなくなり結晶を残して消える
「エニス大丈夫?」
「大丈夫、早かった」
「まだ自分達の速度じゃあ難しいかな?」
「無理する必要は無いのかな?」
「そうだね少し3層でレベル上げようか?」
「そうしよ!だけど転職した方が良いのかな?」
「そうだね、それも良いよね!」
3層に上がり昨日と同じようにウィードを次々と切り裂いて行く休憩中
「魔法使いってなれないのかな?」
「どうだろう?魔法使いになるためには修行が必要だと思います」
「やっぱりそうなんだね」
休憩中にステータスを確認して職業を村人に戻し、その後もウィードを沢山狩り続けていくそして、迷宮をでた後薬屋に寄った後にギルドに向かう魔石を引き取ってもらった後にエニスは転職出来るか確認してもらい(見習い冒険者)に転職する
「エターナリアは転職しないの?」
「まだ良いかな?」
「エターナリア強いからね」
「まだまだ強くなるようにするよ」
エターナリアの言葉にエニスは微笑みながら頷く
夜、1人でステータスを確認する
村人 LV:9 剣士LV:10 見習い冒険者LV:5 闘士LV:3
短剣LV:3 剣LV:8 素手LV:3
剣士のスキル欄を確認していると(剣経験値上昇)が有ったから、取得する、もしかしたら経験値アップは他にも出たら最優先でとることにする
その後10日間同じように3層でレベルをあげていき
村人 LV:15 剣士LV:12 見習い冒険者LV:8 闘士LV:3
短剣LV:3 剣LV:16 素手LV:3
剣経験値上昇、獲得経験値上昇、スマッシュ、剣速上昇
村人のスキルに(獲得経験値上昇)が有ったので取得している
エニス
村人 LV:11 見習い冒険者LV:10
短剣LV:10
獲得経験値上昇
探知能力アップ
迷宮4層に再びチャレンジすることにした、バッタに遭遇してエターナリアは一撃で両断する
「早くなったね」
「レベル上がったからね」
エニスもバッタと互角に戦って倒した、
「エニスも強くなったね」
「レベル上がったからね」
エニスは微笑む、そして4層も次々とバッタを倒していくそして一周して帰ることにする
迷宮を出てギルドに寄り買い取り後に歩いていると人を乗せた馬車を見る
「あれは奴隷?」
「そうだと思います」
「少し寄っていこうか?仲間欲しいし」
「え?私じゃあダメなの?・・・・」
エニスは顔を赤くしている
「え?」
「何でもないです」
奴隷商に入り
「いらっしゃいませ」
「どんな奴隷がいるかみせて欲しいだけど」
「えーと予算的には?」
「そんなには持ってないですが相場とかもあまりわからないですけど」
「わかりました」
「こちらが最低ランクの奴隷です、大体金貨10枚以下です」
案内された部屋には何人も獣人がいる
「こちらが中ランクの奴隷です大体金貨30枚ぐらいです」
獣人や人もいる
「駆け出しの冒険者であれば最低ランクの奴隷をお勧めします」
エニスと相談しながら話していると新しい奴隷が最低ランクの部屋に入っていくそして目が合う
「気に入った奴隷はいましたか?」
「何人か気になったけど、エニスは?」
「どうでも良いです!」
気になった奴隷を奴隷商人に伝えてその中から1人を選んだ、犬耳の髪の長い女の子で歳は13歳
「この子はまだ幼いし戦力にならないかも知れないですけど、金貨8枚でどうでしょう?」
「わかりました、奴隷を持つのは初めてなので少し教えてもらっても良いですか?」
「基本奴隷は何をしても良いことになっていますが、殺しては駄目です、最低限の食事だけ与えれば朝から夜までこき使おうか、夜の仕事も好きにしてください、奴隷は主人に逆らうと激痛が襲う呪いが掛かっています、又、主人を殺された場合奴隷も呪いで死にます」
「わかりました」
金貨を8枚渡して犬耳の獣人を連れて帰ることにする
「契約の儀式をします」
奴隷商人は儀式をして獣人アニタはエターナリアの奴隷になった
奴隷商を出て
「エターナリア様、エニス様よろしくお願いします、アニタは命有る限りお二人の盾になります」
アニタはそう言って頭を下げる
「よろしくアニタ先ずは古道具屋で靴と武器を買うかな?」
エニスを見ると機嫌が悪い
「エニスはどう思う?」
「私はどうでも良いです、好きにしてください」
古道具屋で靴と革の鎧と剣を買い帰ることにする
宿屋に向かって歩いていると
「あ!部屋どうしよう忘れていた」
「何も考えていなかったのですか?てっきり夜の世話をさせる目的で買ったと思ったけど!」
「え?もしかしてそれで機嫌が・・・」
「え?本当に何も考えていなかったの?」
「迷宮でエニスを護る護衛にする為しか考えてなかった」
「は?それしか考えてなかったの?馬鹿!!私の部屋で一緒に寝させます」
エニスはアニタを見て
「良いですね」
「ありがとうございます」
アニタは頭を下げる
宿屋に着いて
「1人増えたのですが良いですか?」
「良いですよ」
主人は即答だった
部屋に戻った後3人でご飯を食べて翌朝から迷宮に向かうことにする
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