第38話 神様からの連絡

翌日も20層に向かいリザードをみんなで殲滅して進む、大部屋に到着してエターナリアがドラゴンソード片手に全滅させてから、21層に向かうそしてドラゴンを相手にエターナリアが龍王剣を片手に戦い始めドラゴンが口に炎を集めたタイミングで一刀両断して倒す

「ドラゴンが相手にならなくなった・・・」

「戦闘狂はもっと強いモンスターじゃないと相手にならないね」

「下の階層に移動しようか?」

「待っていました」

アニタはニッコリ笑い言うと下の階層に向かい始め、22層に降りて遭遇する赤いナメクジを次々と斬り捨てて進む、全員が一撃で倒している、下の階層への階段を見つけて23層に降りていく、大きな赤いワームが現れるがアニタは一刀両断で倒して

「弱い・・・・」

アニタは呟く

早々に24層に降りるとレッドアントに遭遇する、エターナリアは素手で殴り倒してみる

「まだまだ楽勝だね」

「戦闘狂が楽しそう・・・素手で倒すのが好きなの?」

「倒せるか試してみただけ」

「どこの階層で余裕無くなるか解らない・・・」

下の25階層への階段を見つけて降りていくと赤い葉のウッドに遭遇するがリリスの魔法で一撃で倒してしまう、その後もみんな余裕で倒していくと下の26層への階段を見つけて降りていくと黒いカニに遭遇するが全員で甲羅を砕いて倒していく

「まだ余裕です」

クーラが言いながら苦笑いする

27層に降りると赤いムカデと遭遇するがケシルとミシルが瞬殺していく

「・・・・・・何だか全く強くなってない?」

「修行しすぎたね・・・」

28層に向かい赤い角のウサギが現れるが、アニタが両断して倒す

29層に向かうとゴーレムに遭遇するエターナリアが両断して倒すと鉱石を残す

「鉱石ですね・・・ミスリルが混じっています」

クーラは鑑定して言うとニッコリする

「ミスリルが含まれているんだね」

「そうです、良い防具が作れます」

「少し殲滅しようか?」

みんな同意してゴーレム殲滅して回り大部屋を見つけると中には沢山のゴーレムがいる

「全員で瞬殺しようか?」

「戦闘狂!!瞬殺じゃなくて!殲滅でしょ!!」

「殲滅ね」

みんなで突撃して次々と倒していくが色の違うゴーレムが現れるそして剣が弾かれる

「え?硬いこいつ硬いよ!」

「嘘でしょ!ゴールドゴーレム!!」

「そいつは倒せないから退いた方が・・・・」

みんなが言うがエターナリアは全力の一撃で両断すると黒い霧に包まれて消えていく

「は?倒した・・・・あり得ないでしょ、戦闘狂でも・・・」

エニスは驚いている

「御主人様金の鉱石ですこの大きさだとかなりの価値があります」

クーラが持ってくると笑顔で言う

30層に降りると道が一本伸びている

「もしかして大物かな?」

「最初から全力で戦いましょうね」

大部屋を見るとレッドドラゴンがいる、全員で総攻撃をしてから炎をためるタイミングで一刀両断すると黒い霧になって魔法珠と結晶と鱗が残る

「余裕だね」

「レッドドラゴンじゃ相手になら無いの?戦闘狂!」

「21層よりは強いと思うけど、みんなが強くなりすぎたのかな?」

そう言いながらアニタは31層に向かうとブラックリザードが現れるアニタの一撃で生き残るがエニスの追撃で倒す

「ちょうどよくなったかな?」

「一撃で倒せなくなりました」

アニタは嬉しそうに笑う

「この階層で倒して回ろうね」

「畏まりました」

ブラックリザードを倒し回り大部屋以外全滅させるエターナリアはドラゴンソード片手に中に入り次々と切り裂き倒していく、そして全滅させる

「楽しかった!」

「戦闘狂!!お疲れ様って31層で余裕で倒しまくらないでよ!」

「そういえば革が沢山になったね」

みんなで魔石と革を拾い集めてから休憩する、ステータスを見ながらスキルを魔力スキルを取得していく、そしてステッキを振りながらファイヤーを使うと魔法が発動して壁で爆発する

「え?魔法ができた・・・・」

「え?戦闘狂が魔法を使った・・・・」

「御主人様おめでとうございます」

「ちょっと待ってよ!なんで魔法使えるのよ!」

「解らないけど一様賢者だしね」

「賢者って何よ!」

「魔道士の最上級の職業かな?」

「え?・・・・まさかエターはずーと魔法の練習しながら迷宮に潜っていたの?」

「使えるようになったから良いでしょ!」

エターナリアはニッコリ笑う

一度30層に戻って見るがドラゴンはいなかったので29層でゴーレムを倒して回り全滅してから、再び31層に向かいブラックリザードを殲滅するそして大部屋にはエターナリアがリザードの斧を持って殲滅を始めて最後の1匹まで倒して

「斧でも戦えるね」

「御主人様は武器を選ばないから強いのですね」

クーラは斧を受け取りながら言い笑う

30層に降りるとレッドドラゴンがいる全員で攻撃をしながら口に炎を集めたタイミングで両断して倒すと1本の剣が残る

「炎龍剣です」

炎龍剣を振りながら

「セレストリア、ドラゴンソード使ってね」

「え?私がですが?そんな凄い剣を・・・・」

セレストリアは受け取りながら言うが剣を振りながら笑顔になる

「そろそろ帰ろうか?」

「かなり奥にいるのでどこかで休憩しながら帰ることにしましょう」

エニスが言うとみんな同意する


迷宮を出て冒険者ギルドに向かう

「買取りお願いします」

「奥へどうぞ」

いつも通り魔石と革を置いていくと職員が数え始めて

「え?魔石が大きくなった!どこまで行かれましたか?」

「31層まで行きましたよ」

「え?・・・ささ31層ですか!!!」

「そうです!30層でレッドドラゴンがいましたけど」

「え?レッドドラゴンですか!!私じゃ無理だ・・・」

職員は支部長を呼んでくる

「とうとう30層に行きましたか・・・」

「行き過ぎですか?」

「鑑定するのが難しくなります、見たことが無くなりますので調べるのが大変です、特にアイテム系は・・・」

「この鉱石は何ですか?」

「29層のゴーレムの鉱石です、これはゴールドゴーレムの鉱石です」

袋から鉱石を出して見せると

「階層主ですか?」

「解りません1匹しかいなかったので」

エターナリアの言葉にケーレストは頭を抱える

「これがレッドドラゴンの鱗です」

「間違えなさそうですね」

「この革は?」

「ブラックリザードの革です」

「え?・・・何層ですか?」

「31層です」

「価値を調べるのが大変ですね」

ケーレストは苦笑いしている

「魔石なのですが16層以上の魔石が254個で21層以降が52個で26層以降が612個で31層が584個です」

16層254個で金貨25枚銀貨4枚

21層52個で金貨10枚銀貨4枚

26層612個で金貨183枚銀貨6枚

31層584個で金貨233個銀貨6枚

「全部で金貨452枚です」

「リザードの革は225枚とゴーレムの鉱石が584個とブラックリザードの革は584枚です、ドラゴンの魔石が2個とレッドドラゴンの魔石が2個とゴールドゴーレムの魔石が1個ですがこれはオークションに出します」

「ブラックリザードの革とゴーレムの鉱石は価値が解りませんので調べるのにしばらく時間ください」

「ゴーレムの鉱石は持ち帰って鍛冶に使います」

「解りました」

職員はかなり疲れている様だった

「とんでもない金額ですね、1日でこの金額はあり得ない金額ですね」

ケーレストは苦笑いしながら言い

「結構頑張ったからですね」

「毎日これをしてもらうと、ギルドの資金が枯渇しますね」

「しかし売れればそれだけ売上が上がりますね」

「その通りです!」

「買取金額が決まったら教えてくださいね」

「解りました」

エターナリアは帰ることにする、家に着いて

「お帰りなさいませ」

「ただいまフレイ、ケニー」

「疲れたからごはん食べて寝るね」

みんな同意する


『おーい!聞こえるかな?』

『聞こえていたら返事をして!』

『ん?聞こえていない?それとも無視?神様からの連絡です!!返事をしなさい!!!』

『何でしょうか?』

『魔法使えちゃったみたいだね、おめでとう』

『あっありがとうございます』

『まさかスキルで魔力を得るとは考えてなかったですよ』

『色々やってみたけど魔法使えて嬉しかったですね』

『転生するまで[いい加減女神]に説教をしているけど、とんでもない事をしでかしていたみたいなんだよね』

『え?何をしでかしたのですか?』

『魔族に間違えて神格を与えていたみたいで大変な事になりそうなんだよ』

『は!魔族に神格を?どうなるのですか?』

『魔族を討伐してくれないとその世界から魔神が生まれちゃうので大変な事になります』

『え?・・・・いい加減女神はどうして?』

『間違えて魔族に神格を与えてしまった訳でなくて、転移させた人に神格を与えたのを間違えて魔族の所に送って魔族に食べられちゃったみたいなのです』

『いい加減女神はどう責任をとるのですか?』

『言い訳ばかりで、やっと調べがついて聞いてみたら、間違えて君を転移させた理由は密かに召喚して倒させる為にしたみたいだけど本命は転移した所が海の上ですぐに殺しちゃったので状況が悪化したみたいだね』

『・・・・・・・・いい加減女神は何を!』

『どうしようも無いからその世界を破壊神を送り込む事になりそうだよね』

『え?殺されちゃうの?自分達は!!』

『そうなんだよね、だから君が負けたらその世界は消滅します』

『え?』

『だから頑張ってね』

『のんびり旅をしたいのだけど・・・・』

『死ななきゃ何していてもいいよ、魔神をが現れたら倒してね』

『は?どのぐらい強いのですか?』

『レベル900ぐらいだから不可能じゃ無いでしょ』

『は?無理でしょ!』

『頼んだからねじゃあまた転生する時にね!異世界生活を楽しんでね』

『何故レベルが有るのですか?』

『その方が強さが解るでしょ』

『何で異次元格納とかアイテムボックスは無いのですか?』

『持っているでしょ?え?もしかしていい加減女神から受け取ってないの?』

『え?知りません・・・・』

『勇者か英雄か全能者になったら使えるようにして有るから、大丈夫!じゃあね』

『もしかして忘れていましたか?神様!』

『いい加減女神の事が有ったから、考えてなかったよ、楽しい異世界生活頑張ってね、子供もOKだよ!また転生時に会いましょうね』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る