第三章 アーガナルド商会
第39話 アイテムボックス
目を覚ましてステータスの職業を確認するが勇者も英雄も全能者も無い・・・・
「神様も忘れぽいのかな・・・アイテムボックス無いじゃないか」
エターナリアは呟き、アイテムボックスを得るために片っ端から職業をマスターすると考える
「もしかして・・・勇者とか英雄も神様から貰わないといけないのかな?」
翌日、食料と水を持って迷宮の29層に向かいゴーレムを次々と倒して進み、ステータスを見てから[超越者]から[飛翔者]に変更する、そして大部屋に炎龍剣を片手にゴーレムを次々と切り裂いて全滅させる
「ゴーレムが雑魚のように倒している・・・戦闘狂が真面目に戦った?」
「御主人様は強いです」
「レッドドラゴンさっさと倒してリザードを殲滅するよ」
「はっぁーー戦闘狂もしかして1人で倒すつもり?」
「ちょっと欲しいスキルが有るから倒しまくりたい」
「戦闘狂!!何考えているのよ!」
エターナリアは30層に向かいレッドドラゴンの部屋に入っていくとイキナリ切り裂き始めるそして口に火を集めるタイミングで渾身の一撃で首を両断して倒すと黒い霧に代わり結晶と鱗を残し消えて炎のあとに魔法珠が残る
「本当に・・・戦闘狂が1人で倒した・・・どこまで強くなるのよ!!!戦闘狂!!!」
「じゃあリザード倒しにいこう」
エターナリアが歩いて下の階層に向かうとブラックリザードを見付け次第倒しまくるそして大部屋の前まで来てステータスを確認すると[全知者]に変更して、炎龍剣を片手に大部屋に入り次々とブラックリザードを倒していくそして黒い霧が晴れるとブラックリザードは全滅していた
「御主人様凄すぎます」
アニタはマルスの所に駆け寄ってきて言うと
「御主人様まだまだ余裕があるように見えます、私達ももっと強くなります」
レインが笑顔で言うと
「戦闘狂魔法も要らないの?私必要ないの?」
エニスが言うと
「必要なスキルを取得するまでは本気で戦うよ」
エターナリアが微笑みながら言うと
「え?今まで本気じゃ無かったの?手加減していたの・・・・もしかして私達を育てるために?」
「ん?敵に合わせて戦っていただけだよ」
「やっぱり戦闘狂だ!!!」
ブラックリザードの革と魔石を拾い集めて、29層に戻り、再びゴーレムを倒しまくるそして大部屋に到着してステータスを見てから片手に炎龍剣を持ってゴーレムを殲滅する
「ゴールドゴーレム出ないね」
エターナリアが呟いてから30層にいくがレッドドラゴンはいなかった、31層に降りる階段の前で休憩を取ることにする、そしてステータスを確認して[全能者]に変更するがアイテムボックスは得られなかった
31層に降りてブラックリザードを片っ端から倒しまくって大部屋までくる、そして中に入りブラックリザードを片っ端から両断しまくり気が付いたらブラックリザードを全滅させていた
「革と魔石を拾ったら29層に戻ろう」
エターナリアが言うと
「戦闘狂の本領発揮・・・・」
エニスは苦笑いしている
エターナリアはステータスを確認すると獲得可能スキルに[アイテムボックス]が有ったので取得するそして[アイテムボックス拡張]を全て取得する
「アイテムボックス」
そう言うと空間に文字と穴が開くブラックリザードの革をいれてしまい、そして再び出してみる
「便利だな・・・」
呟きながらブラックリザードの革を次々といれていく
「戦闘狂何かしたの?革は?」
「アイテムボックス」
エターナリアはそう言ってアイテムボックスから革を出して見せる
「え?えーーーーーーーーー!!!!」
エニスは大声をあげてしまうそしてみんな集まってくる
「どうかしたの?」
「戦闘狂が・・・・空間に穴を」
レインはエターナリアを見て
「え?まさかアイテムボックスですか?」
「そうだよ、やっと得られたよ」
「御主人様凄いです」
「アイテムボックスって何?」
エニスが言うと
「伝説に出てくる物で、アイテムボックスは色々なものを沢山しまうことが出来ます、ただ伝説上の事ですけど・・・」
レインが説明すると
「戦闘狂らしい・・・・」
エニスは苦笑いしている
「凄いです、流石は私の御主人様です」
セレストリアが言うと
「あなただけの御主人様じゃない!私達の御主人様です!!」
ケシルとミシルが言う
「え!私のエターナリアです!渡しません!!」
エニスが言うと顔を赤くしてうつむく、そしてみんなが笑いだす
「まあこれで沢山狩っても持って帰れるから続きを楽しもう」
「はい!御主人様!!」
そして29層に移動して、エターナリアはゴーレムを片っ端から倒しまくり、大部屋にはみんなで入り殲滅する
「じゃあ31層に行こうか」
「戦闘狂!!何回やるつもり?」
「んー飽きるまで?」
「はーーー!ダメだもう雑魚を狩るような感じで言っている」
「クスクス御主人様です」
30層に行くとレッドドラゴンが現れる
「いつも通り倒そう」
みんなで一撃を与えたあと火を口に集めたタイミングで両断して倒すと魔法珠と鱗と魔石が残るそして31層に降りてブラックリザードをアニタが倒す
「みんなで協力して倒してね」
「解りました御主人様」
そしてみんなで協力して31層を殲滅する
そうやって29層と31層を数回繰り返していると
「そろそろ帰ろう、飽きたよ」
エニスが言う
「帰りたいの?」
「戦闘狂!!帰ろうよ」
「仕方ないね」
休憩を取りながら迷宮の出口に向かって歩きだす
迷宮を出て冒険者ギルドに向かい
「買取りをお願いします」
「あ!奥にどうぞ」
応接室に入り次々と魔石とブラックリザードの革を置いていく
「御主人様テーブルに置ききれません」
「床にも積み上げて」
「置いたら部屋の外に出ようか狭すぎる」
エターナリアが言うとみんな笑いだす
「え?何ですかこれは・・・・・」
戻ってきた職員は固まり呆然としている
「何をしている早く始めないか!!」
上司が見て言うと
「無理です・・・どうすれば良いのですか?」
「へ?なんだこれは・・・」
上司も固まり呆然としている
「数えないのですか?」
「え?どうやって?部屋に入れませんが・・・」
「数え終わらないと帰れないのですが」
「他の部屋に運びながら数えるぞ!」
上司は決心して言うと
「これって大きい魔石・・・この革は・・・」
「どうした!」
「鑑定出来ません・・・ブラックリザードの革です」
「は?まさか・・・無理だこんな数」
「ゴーレムの鉱石も入りますか?」
「は!無理だそんなのギルドの資金足りないぞ!」
上司は奥に行くと、ケーレストを連れてくる
「あはは、これは無理がありますね」
ケーレストは顔がひきつっている
「どうすれば良いですか?」
「数は把握しないと」
ケーレストはエターナリアを見て
「預かりますので帰って大丈夫ですがどのぐらい有りますか?」
「ブラックリザードは1500位かな?」
「は?そんなに・・・・」
「ゴーレムも同じぐらいだね」
「ギルドの資金が足りないかも・・・」
ケーレストは青ざめる
「数を数えたら教えてください」
エターナリアは帰ることにする
家に着いてくつろぎながら
「エター毎日迷宮で狩りまくるつもり??」
エニスが聞くと
「んーみんなやってみたいこと有るかな?」
「また旅に出たいです」
アニタが言うとみんな頷く
「そうだね、あとはフレイとケニーに生活系のスキルと戦闘力をつけさせてからかな?」
「留守を守れるようにですか?」
「そうだよ、あとはみんなに料理も勉強して欲しいかな?」
「はい!御主人様」
みんな笑顔で言うと
「クーラは鍛冶で色々作ってみて、鉱石は沢山取れたからね」
「はい!御主人様もしかしてゴーレム倒しまくったのは鉱石の為ですか?」
「そうだよ」
「はぁー!戦闘狂!!」
「クーラが沢山鍛冶できるでしょ、生活用品も作ってみてね」
「畏まりました御主人様」
「ちょっと無視しないでよ戦闘狂!!」
「レイン、回復魔法他の人に教えられないかな?」
「あ!もしかしたら出来るかもしれません」
「キャスカに教えてみてね」
レインはキャスカをみて微笑みながら頷いている
「戦闘狂無視しないでよ・・・エターお願いだから」
「エニスは料理ね」
「え?はい」
「フレイとケニーは色々能力を上げて欲しいから迷宮に一緒に行こうね」
「はい!御主人様」
フレイとケニーは笑顔で言う
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