第139話 快進撃とゴーレムの階層主

屋敷に戻るとカシムが座り込んでいる

「カシムどうした?」

「ごご御主人様!!申し訳ありません」

カシムが慌てて立ち上がり頭を下げる

「訓練していたのか?」

「ははっはい!しかし簡単に全員に負けてしまいました」

「警備担当は鍛えているからな」

「それが・・・侍女に負けました」

カシムが悔しそうに呟く

「侍女も鍛えたからかなり強い人もいるから仕方ないだろう」

「私等では護衛は務まらないと実感しました」

カシムがが悔しそうにしている

「頑張って鍛えることだな!アニタと互角にやれるぐらいに鍛練することだ」

「はい!御主人様!!」

カシムは剣の鍛練を始める


翌朝迷宮に向かい50層を目指して進みエターナリアとアニタが瀕死にしながら新しい奴隷達がトドメを討って進む

「ホワイトドラゴン倒しますか?」

アニタが笑顔で言う

「10往復してから倒そうか?まだ弱い人が多いからね」

エターナリアが言う

「はーい!御主人様、47層に向かいます」

アニタは笑顔で言うと47層に戻りながらモンスターを瀕死にしてトドメ討たせていくと49層から47層を往復を続ける

「そろそろホワイトドラゴン倒してから休憩しようか?」

エターナリアが言うとみんな微笑みながら歩き出すとホワイトドラゴンに全員で一撃を与えてから炎を口に集めた所でエターナリアが一刀両断して倒す

「バキバキバキ」

壁が割れ始めて大きなホワイトドラゴンが現れる

「全力でたおすよ!!」

エターナリアが言うと全員闘気を纏い次々と本気の一撃与えていくとケシルとミシルの一撃で尻尾を切り落とし、アニタの一撃で腕を切り落として、セレストリアとアリスの一撃で脚を切り落としているとリリスとキャスカとエニスとリースの魔法がホワイトドラゴンに次々と炸裂していく

「ガァーーー」

ホワイトドラゴンが咆哮あげると口に炎を溜め始めるとエターナリアが全力の一撃を首目掛けて振り抜くと首が地面に落ちて黒い霧になって消えていく

「ブラックドラゴンの方が強かったかな?」

エターナリアが呟く

「エターみんな強くなったからだね、本気出したの久しぶりだね」

エニスが笑いながら言う

「そうだね、魔法の威力も凄かったね」

「魔導書のお陰だよ」

エニスが笑顔で言う

「御主人様!剣と斧です」

クリスが笑顔で持ってくる

「白龍王剣と白龍斧だね、使いたい人いる?」

エターナリアが言うと誰もいなかったのでエターナリアはアイテムボックスにしまう

「カシムどうした?呆然として」

「え!格の違いを実感しました・・・あのドラゴンを簡単に倒すなんてあり得ない実力です・・・アニタ様は剣王なのでしょうか?」

「ん?剣神だね」

「は?・・・・けけっ剣神!!勝てる訳無いですね」

カシムが呟くとアニタを見ている

「みんな少し休憩を取るよ」

エターナリアが言うと安全な所で休憩を始める

「御主人様、大部屋で何故時々アイテムが落ちているのでしょうか?」

アリセリカが聞いてくる

「あ!時々大きいのがいたと思うけど、あれが階層主だからだよ」

「え?階層主・・・簡単に倒せるなんて・・・壁から出てきたドラゴンも階層主ですか?」

「そうだね、あれは強いから気を付けないと一撃で怪我人が出るからね」

「気を付ける様にします」

アリセリカが笑顔で言う

エターナリアは全員の職業変更とスキルを獲得させていくと再び47層から50層を殲滅を再開するとアニタが眠そうにし始める

「御主人様そろそろ時間ですね」

レインが笑顔で言うとエターナリアは50層ついた所で休むことにする

「あ!ホワイトドラゴン復活しているね」

エターナリアが呟くと全力で闘気を纏いホワイトドラゴンに突進するとホワイトドラゴンの爪をかわしながら英雄の一撃を放つとホワイトドラゴンは黒い霧になって消える

「アイテム拾ったら休むよ」

エターナリアが笑顔で言う

「戦闘狂!!一人で倒したらホワイトドラゴンが弱い様に見えるでしょ!!」

「御主人様、凄い過ぎてなんて言ったら良いのでしょうか?」

みんな口々に言うと

「余裕だね、早く休みたかったからね」

「戦闘狂!ホワイトドラゴンを雑魚扱いしないで!!」

エニスが言うとみんな笑い出す

「御主人様、剣が落ちていました」

クリスが笑顔で言う

「白龍剣だね・・・エニス剣を変える?」

「え?わかった」

エニスは剣を受け取り黒龍剣をエターナリアに渡すと

「ケシルとミシルは黒龍剣使うようにね」

エターナリアが言うとアイテムボックスから黒龍剣を出して渡す

「カシム使いたいの?」

エターナリアが聞く

「凄い剣を沢山持っているだなと思っただけです」

カシムが苦笑いしながら言う

「カシムはこれを使ってね」

エターナリアはドラゴンソードをカシムに渡す

「ありがとうございます」

カシムは大事そうに剣を見ている


みんな起きた後エターナリアは51層に向かう事にする

「アニタは先頭で中衛はエニスとレインが中心になって、後衛ケシルとミシルお願いね」

エターナリアが言うとみんな頷く

51層に降りると青いスパイダーに遭遇するとアニタが両断して黒い霧になって消える

「蜘蛛は面倒だから下に行こうね」

エターナリアがほほ笑みながら言うとアニタは下への階段を探すと大部屋に到着する

「この先かな?」

アニタが言うとアニタとエターナリアが大部屋に入り殲滅する

「奥に階段があります!」

アニタが笑顔で言う

「面倒だね」

エターナリアが言う

「軽く殲滅をしておいて言う台詞?」

エニスが笑いながら言う

「まだまだ余裕は有るけど鍛えながら進もうかな?」

エターナリアが呟くと52層に向かうと青いキャタピーに遭遇するとエターナリアは素手で殴り続けると黒い霧になって消えていく

「とうとう遊びだした」

エニスが呟くと

「御主人様は凄いです」

アリセリカが笑顔で言う

「アニタ瀕死にして進むよ、みんなでトドメ討ってね」

エターナリアが言うとアニタは次々と瀕死にしてみんなでトドメを討たせていくと大部屋に到着するとアニタは次々と殲滅すると奥に階段を見つける

「面倒だから大部屋目指すことにしようか?」

エターナリアが笑いながら言うと下の階に降りると青いナメクジに遭遇するとアニタが両断して倒す

「下の階層にいくよ」

エターナリアが言うとアニタは瀕死にしながらみんなにトドメを討たせていくと54層に降りると青い甲虫に遭遇するとアニタが両断して倒す

「まだまだ余裕だね」

エターナリアがほほ笑みながら言うと下の階層を目指してアニタは瀕死にしながら進むと55層に降りていくと青いムカデに遭遇するとアニタが両断して倒す

「堅そうだから殲滅しよ」

エターナリアがほほ笑みながら言うとアニタは次々と瀕死にしてみんなでトドメを討っていくと大部屋はケシルとミシルが殲滅する

「まだまだ余裕だね」

エターナリアが言うとケシルとミシルが微笑んでいると56層に向かうと青い亀に遭遇するとアニタは頭と脚を切り落とすと黒い霧になって消えていく

「面倒だね」

「はい!御主人様」

アニタが苦笑いしているとエターナリアが闘気を纏い亀の甲羅ごと一刀両断すると黒い霧になって消えていく

「倒せるね」

エターナリアが笑いながら言うとアニタは真似をして倒す

「御主人様さっきから亀のアイテムが落ちていたのですが何に使うのか解りません」

クリスが差し出すとエターナリアも鑑定する

「解らないね・・・ルシア鑑定してみて?」

エターナリアがルシアに渡すと鑑定する

「私の知識では解りませんが薬になるかも知れないです」

ルシアが考えながら言う

「殲滅決定だね」

エターナリアが笑いながら言うとエニスが呆れているとアニタとエターナリアが次々と亀を一刀両断していくと大部屋も殲滅すると57層に降りていく

「青い大蛇か、毒に気をつけてたおすよ!!」

エターナリアが言うとアニタが一撃で黒い霧になる

「セレストリアも倒せるかな?」

エターナリアが言うとセレストリアが一撃で倒す

「みんなで殲滅して進むよ」

エターナリアが笑顔で言うと大部屋も殲滅すると下の階段を見つけて58層に降りていくとアイアンゴーレムに遭遇する

「カキーン!」

アニタの剣が弾かれるとアニタはゴーレムの攻撃をかわして距離をとるとエターナリアが闘気を纏い一刀両断する

「堅い!!本気で戦わないと倒せないよ!!」

エターナリアが言う

「堅すぎます!!」

アニタは言うと次のアイアンゴーレムを本気を出して一刀両断して倒すとみんなで次々と倒して進むと大部屋の真ん中に大きなゴーレムがいる

「階層主だね」

「楽しみです」

アニタが言うと次々とアイアンゴーレムを倒しながら大きなゴーレムに接近すると大きなゴーレムがアニタに腕を振り下ろすがアニタはかわして腕を斬りつける

「カキーン!!」

剣が弾かれアニタはゴーレムの攻撃をかわし続ける

「セレストリア雑魚をまず殲滅するよ」

エターナリアが言うとセレストリアとエターナリアは次々とアイアンゴーレムを一刀両断して倒してまわる、アニタは腕を一本切り落として距離をとるとゴーレムは腕を再生させる

「え!ずるい!!再生なんて!!」

アニタが叫ぶと全力の一撃で腕を再び切り落とすがまた再生する

「アニタ!再生する前に切り刻むよ」

エターナリアが言うとアニタは闘気を纏い腕を斬り飛ばし、エターナリアが全力の一撃で頭から一刀両断すると黒い霧になって消えていく

「あれ?倒しちゃった?」

エターナリアが苦笑いする

「御主人様ずるい!私の獲物倒しちゃった!!」

アニタが笑いながら言う

「思ったより堅くなかった」

エターナリアが呟く

「次は私一人で倒すからね」

アニタが笑顔で言うとみんな苦笑いしているとカシムが唖然としている

(桁違いもここまでくると意味が解らない)

「御主人様!この鉱石重たいです」

クリスが持ってくる

「堅そうだね、クーラが喜ぶね」

エターナリアが笑いながら言うとレインが横で微笑んでいる

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る