第2話 神の事情

翌日から昼間は森に入り狩りと薪拾いをすることにする、夜はこの世界の常識と色々な知識を教えてもらう

そして3ヶ月が過ぎた時の夜

『おーい!!聞こえている?・・・・・・聞こえている?・・・・・コラー!!!早く返事しろ!』

『何だ!いい加減女神!!!』

『早く死ねと言っただろ!なぜ死なない?』

『お前の言うことは信用できない!!』

『え?神を信用できないなんて!!お前はなんてことを!!』

『イキナリ死ねと言う神がいるか!バカ!!』

『ここにいる!』

『お前が神である証拠は何もない!言っている事が真実か嘘か証拠無いだろう!逆の立場なら信用できるか?』

『え?・・・・出来ない・・・・・・・・・・・・』

女神は黙り込む

『だけど早く死んでくれないとバレるから死んで!!』

『バレると困るのか?もしかしてあんたに上司がいるのか?』

『え?そうだ!』

『人を殺したことがバレると上司から怒られるだね!怒られるまで待つことにする』

『え?そんなこと・・・・もういい!実力行使させてもらう!!』

女神はそう言って[天罰]を発動した

『何をした?』

『へ?なぜ死んでない?何故?何故?』

『ここは何処ですか?』

ユーリスの声がした

『何故婆さんがもしかして間違えて・・・・すいません』

『ここは?あなたは誰ですか?』

『それって・・・・人殺し女神!!』

『すいませんすいませんすいません』

『エターナリアさんこれはどうなっているのですか?』

『いい加減女神!!説明をちゃんとしろ!!責任をとれ!!!』

そのときは男の声がし始める

『何をしている!』

『え?これはその・・・・』

『あんたも神か?』

『お前はだれだ!』

説明を全てすると

『この!!馬鹿者が!!!!失敗したらすぐに報告するのが筋だろ!!その上世界に干渉して失敗した挙げ句間違って人を神界に呼んでしまうとは最早許されん!降格だ!!!』

『そんな・・・』

『この件が収まるまで干渉禁止と説教だ!わかったな!』

『うぅ・・・・・』

『いい加減女神!人殺し女神良かったな!!!』

『いい加減女神か!良いネーミングだ今からお前はいい加減女神だ!最高神に伝えておく!』

『あとお前は災難だが死ぬまで転生は出来ない魔法の無い世界から転移したから魔法も使えないとは・・・・ユニークスキルを与えることは出来ないが特別に自己ステータス確認を使えるようにしてやるその世界は職業を転職することで新たな力を得るからこの能力で職業を変えることとスキルのONとOFFを変えられる用になるが意識を集中して使うだ、わかったか?』

『わかりました』

『人生を全うして死んだら転生の約束をしておく!だから人生を楽しめよ』


目を開けると家が半壊していて、エニスが泣いているのが聞こえる

「エニス?」

「エターナリア!お婆様が・・・・」

ユーリスの遺体を埋葬して今後の事を考えることにする

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