第135話 王都での出発準備

ステラ達に全てを任せて出発の準備をしている

「御主人様!私で大丈夫でしょうか?」

ステラが不安そうに言う

「ステラ維持する事を考えれば良いだけだからね、ステラだから任せられるよ、買った商品を別の地方から来る商人に売れば良いだけだからね」

「御主人様・・・頑張ります」

「侍女達は屋敷の清掃等を徹底的にやらせる事、楽をさせると怠けるからね、警備担当もそうだよ」

「はい!御主人様」

ステラが笑顔になると抱き締めながら頭を撫でる


「エニスちょっとキャスカを買った奴隷商に行こうと思うけど良いかな?」

エターナリアがほほ笑みながら言う

「え?まだ買うの?」

「支部長候補と珍しい種族がいないか見る為だね」

エターナリアが言う

「王都に中々来れないので買うなら買った方が良いと思います」

レインが微笑みながら言う

「解ったけど・・・」

「羊角族いたら買うからね」

「解った!絶対ね」

エニスが笑顔になって言うとレインは微笑んでいると奴隷商に向かう



「本日はどの様なご用でしょうか?」

「良い奴隷がいないか見に来たが見せて貰えるかな?」

エターナリアが店員に聞くと奴隷を見せてくれるとセリカとカシムは前回と同じように芝居をすると3人の貴族出身の女処女奴隷を買う

「エター楽しんでいたでしょ!」

「セリカの迫真の演技は凄いね、引き込まれるよね」

「そうだけど、本当に3人も買えるなんて思わなかった、それも美女ばかり・・・」

「良い人材が買えて満足かな?」

「御主人様、次は獣人等ですが先程確認しましたが羊角族の少女がいました」

レインが報告をする

「え!買うからね!エター」

エニスが上機嫌になると奴隷商に呼んで貰うと羊角族の少女が入ってくる

「よろしくお願いします、クーです」

少女は涙目で震えている

「何故そんなに震えている!」

「私も男奴隷の・・・・」

クーは泣き出してしまう

「さわり心地確認しても良いか?」

エターナリアが奴隷商に聞くと許可してくれるとエニスが笑顔でさわり始める

「さわり心地良いね!メリーの方が胸のさわり心地良いけど!」

エニスは言うとクーの胸や尻を念入りに揉みだす

「はぁっ・・・はぁはぁ・・あっ、あー・・・」

クーが気持ち良さそうに声を出し始める

「エニスそのぐらいで止めてね」

エターナリアが苦笑いしながら言う

「え?さわり足りない!!」

エニスが言う

「買うからいくらかな?」

「金貨10枚いえ5枚で良いです」

奴隷商にが苦笑いしながら言うとエターナリアは契約をする

「御主人様、よろしくお願いします」

クーが頭を下げる

「エニスの抱き枕になってね」

エターナリアが苦笑いしながら言うとみんな笑い出すとクーは苦笑いしているとエニスが捕まえて続きを始める

「セリカはエニスから離れないように待っていてね」

エターナリアがほほ笑みながら言うとエニスが満足そうにしている


エターナリア達は獣人達を見て回り狸耳族と犬人族と猫人族と小人族を買うことにする

「結構お買い得だったかな?」

「御主人様、旅をするには良い買い物ですね、犬人族と猫人族は馬車の警備役に小人族は行商関係に狸耳族は夜目に勝れています」

レインが笑顔で言う

「夜営する時に役にたつのと情報収集に役たつね」

「これ程多くの種族が集まっている商隊は有りません、御主人様は種族を特定しないの・・・色々な国に行けますね」

レインが微笑みながら言う

「獣人の国に行ったら、獣人奴隷を解放しろと脅されるとは思うけど」

「それは・・・あり得ますが、全員納得していますので、離れません」

レインが笑顔で言うとエニスの元に戻る

「エニス帰るよ」

「え!あ!そうだね、帰ってから続きする」

エニスが呟く

エターナリアはクーを見るとクーは喘ぎ声をあげながら涙目になっている

「クー歩ける?」

「あ!はい・・・御主人様」

クーはフラフラしながら立ち上がると屋敷に帰る


屋敷に戻るとヘラが情報収集の報告に来る

「御主人様、公爵が動き回っていますが、他の貴族は積極性が無いので空回りしています、国王陛下からの取り上げ宣言で公爵領に王国騎士団が向かいました」

「公爵は動きを封じられたかな?」

エターナリアが呟くとレインが微笑んでいる

「行商人達にプラトン商会との取引を誘導してみました、成果は解りませんが、現在悪い噂は無いようです。他の商会もプラトン商会の悪口は言っていません」

「商会も大丈夫そうだね」

「はい!御主人様、後北の動乱ですが、間違えなく押されていますが、勢いは落ちているとの事です、食料不足で狐耳族は立ち往生しています」

「それは朗報だね、本当ならもっと進行されていると思っていたからね」

エターナリアが微笑むとレインは真剣に考えている

「御主人様、本日はこのぐらいです」

ヘラが言うとエターナリアは頭を撫でている

「ヘラ新しい小人族に情報収集の手伝いをさせてね、新しい町では情報は必要になるからね」

「はい!御主人様!」


クリスとセリカが商隊と戻ってくる

「御主人様、王都での買い取り終わりました」

「どうだった?」

「商隊は任せて大丈夫です!」

クリスが言うとセリカも頷いている

「護衛は買わないといけないかな?」

「その件なのですが、必要になりますが、副隊長を決める必要も有ります、商隊を2つに増やすとどうしても両腕がいた方が良いです」

「帰ったら侍女から選抜するか買うか考えた方が良いね」

エターナリアが呟く

「元娼婦達に夜営訓練をする様に言ってから出てきているので、迷宮で訓練をすれば大丈夫です、護衛用の獣人奴隷は買う必要が有ります」

レインが微笑みながら言う

「レイン人選は任せるね・・・既にエリスナとトリスナとタニタとマニタが準備をしているかも知れないけどね」

「はい!御主人様」

レインは笑顔で言う


出発準備を終わらせると翌日商隊はクエールバスコに向けて出発する、途中の町で商隊は交易をさせながらクエールバスコに近付いて来る

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