第50話 迷宮進撃と帰還

「じゃあ39層に向かおう」

エターナリアが言うとみんなで39層に向かうと赤い大蛇に遭遇してセレストリアが両断して倒すと結晶と革を残す

「余裕です」

「この階層殲滅しようか?」

みんな同意して赤い大蛇を見付け次第倒していくと大部屋を見つける

「ちょっと行ってくるね」

エターナリアは炎龍剣をを片手に赤い大蛇を次々と斬り裂き倒していくそして次々と黒い霧になり革と結晶に変わり消えていく

「あれ?もういないの?」

「リザードと同じ速度で倒している」

「御主人様にとって同じ雑魚なのです!」

アニタが嬉しそうに言うと

「やっぱり強さの基準がおかしいでしょ」

エニスが呟くが

「まるで手応え無くてつまらないね」

エターナリアは笑いながら言うと

「え?エターの強さはわかりましたからデカブツが出てきて欲しいなんて言わないでね」

「え?出で来て欲しいね」

エターナリアが言うとエニスが溜め息を吐く、みんなは魔石と革を拾い集め終り集まってくる

「40層に行こうか?」

「はい!御主人様」

アニタは下への階段に向かい出す、そして40層に降りると一本道になっているそしてドラゴンがいる

「ブラックドラゴンだね」

「何だか喜んでいない?」

「強そうだねみんなで一撃で離脱ね」

エターナリアが言うとみんなで一撃を与えてから口に炎を集めた所で一刀両断してブラックドラゴンは、黒い霧になって消えていく

「あまり強さは変わらないね」

エターナリアが言うとみんな笑うっている

(バタンバタン)カシタリーナとマタリーナが倒れる

「え?大丈夫?」

「御主人様2人とも気絶しています」

レインが言うと回復魔法を使うと

「んっ・・・え?私どうしたの・・・」

「ケシルとミシル2人を運べる?」

「はい!畏まりました」

ケシルとミシルがカシタリーナとマタリーナを運び出し40層の入り口で休憩する事にする

「申し訳ありません、ドラゴンを倒したのを見たら安心してしまいました」

カシタリーナが涙目で言う

「始めてで休みが少なかったから疲れただね、ゆっくり休みなさい」

エターナリアはカシタリーナの頭を撫でるとカシタリーナは涙を流して泣き始める

「ありがとうございます」

マタリーナは既に寝息をたてている


「2交代で休むことにしよう」

「畏まりましたがここは御主人様とエニス様はゆっくり休んでください」

レインが言うとみんなが頷いている

「え?だけど良いの?」

「御主人様が警戒していると私達は休めませんのでお願いします」

「エターここはゆっくりしないとみんなが困るよ」

「わかった後は頼んだね」

「はい!畏まりました」

エターナリアは暇になったのでステータスを見始めて珍しいスキルを獲得するとみんなのスキルも獲得させるとカシタリーナとマタリーナは【上級剣士】変更する、クリスとセリカはアイテムボックスを獲得させて拡張や珍しいスキルを獲得させる、そして少し寝ることにする

「ん?」

目が覚めて回りを見るとクーラが座りながらコクリコクリとしている

(気が付かないふりをして警戒だけしておくかな)

セレストリアが寝返りをしてクーラにぶつかりクーラは目を覚ますと周りを見てから立ち上がり、エターナリアと目が合って苦笑いしてエターナリアの元にくると

「申し訳ありません」

クーラは小声で耳元でささやくとエターナリアは軽く頭を撫でて微笑ながら

「どうかしたの?」

クーラにささやくとクーラは赤くなり笑顔になって立ち上がり周囲の警戒をし始める


みんな起きてからゆっくりして、39層を殲滅する事にする

「みんな体調は回復したかな?」

「はい!御主人様ご迷惑掛けました」

カシタリーナとマタリーナは頭を下げる

「始めての迷宮で無理させ過ぎた、疲れたら教えてね、休憩するから」

「ありがとうございます」

赤い大蛇を見付け次第倒し続けていくと

「何だか大蛇弱くないですか?」

レインが言うと

「いや弱くないと思うけど・・・」

エニスはセレストリアが軽く両断をしているのを見てエターナリアと目が合い

「休憩のお陰で動きが良いのかな?」

「そう言うことにしますね」

エニスは溜め息を吐く、そして大部屋に到着するとケシルとミシルが中に入り次々と赤い大蛇を両断していくと黒い霧になって消えていく

「ケシルとミシルだけで余裕だね」

「何だかどのぐらい強いのかわからない」

エニスが言うと苦笑いする、そして大蛇が全滅するとみんなで魔石と革を拾い集める

38層に向かいグリズリーをみんなで倒して回り、大部屋に到着して中のグリズリーを殲滅を開始するそして全滅後再び39層を殲滅する

「そろそろ帰ろうか?」

「え?エター良いの珍しい!」

「強いのいないからつまらない」

「強いのがいないからね・・・」

みんなで帰ることにして迷宮出口に向かう

「ギルドで40層に行ったこと報告しようか?」

「そうしましょう」

「カシタリーナとマタリーナは記録だね」

「え?私達が?」

「始めての迷宮で40層に到達したのはいないだろうからね」

エターナリアが言うとみんなが笑い出す

「確かにあり得ないね」

「伝説が生まれたね」

「そんな・・・付いて行っただけなのに」

カシタリーナとマタリーナは恥ずかしそうにしている

ギルドに到着してから職員に

「買取お願いします」

「か買取ですか・・・あ!おくにどうぞ」

応接室に通されてケーレストがやってくる

「エターナリア殿買取ですか?」

「迷宮で遊んできたのでここら辺をお願いします」

エターナリアが大きなグリズリーの魔石を出して置くと

「え?又大きくなってないですか?レッドドラゴンより大きいですね」

「38層の大きなグリズリーの魔石です、普通のグリズリーはこの大きさです」

「へ?・・・・ささ38層と聞こえたように思いましたが間違えですよね」

「これが40層のブラックドラゴンの魔石と鱗です」

「・・・・本当ですか・・・黒い鱗・・・」

ケーレストは挙動不審になり鱗を見ている

「ケーレストこれは39層の赤い大蛇の革と魔石とです」

「はぁーー・・・買取価格が解りませんどうにもなりません」

ケーレストが呆然としながら言うと

「やっぱりダメ?」

「残念ですが見たこと無いので無理です」

ケーレストが言うと隣の職員が震えている

「所でこのメンバーでとって来たのですか?」

「そうだよ」

「そこの2人もですか?」

「そうだよカシタリーナとマタリーナも一緒に潜ったよ」

「ギルドカードありますか?」

「ん?あ!忘れていた、作成するの」

「え?もしかして始めての迷宮ですか?」

「そうだよ!新記録かな?良い訓練になったけどね」

「始めてで40層・・・・もうデタラメ過ぎますがギルドカードとドラゴンバスターと階層主の証を与えます」

「ドラゴンバスターを量産しちゃってごめんね」

「ドラゴンを沢山倒しすぎと思いますが」

ケーレストが苦笑いする

「ドラゴンを雑魚呼ばわりしている人が一人いますけどね」

エニスが言うとみんな大笑いする

「ドラゴンが雑魚ですか・・・・桁違いなのですね」

「そういえば商会でアイテム少し売ったらダメかな?」

「構いません」

「リザードの革と大蛇の革を売りに出そうかな?町が潤うかも知れないしね」

「町のためですか?」

「特産品が無いだよね、薬草も布も特徴ある食料も無いからね」

「そうですね、革細工作るしかないと言うことですね」

ケーレストが言うと

「他に良いもの無いかな?」

「確かに何も無いから交易は難しいですね」


ケーレストからカシタリーナとマタリーナのギルドカードを受け取り帰ることにする

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