第108話 アリスとメリーとヘラとリリカナの訓練開始

「御主人様、カルセト様が連れていた男ですが、王都の大手の代理人ですが余り噂は良くありません、相手を数人で決闘で潰したりしています」

マタリーナが微笑みながら報告する

「相手の出方をしっかり見極めて対応するためには情報が大切だ、引き続き情報収集を頼んだよ」

エターナリアがみんなに言うとみんな頷いている

「他の貴族が絡んで来たら面倒になるので早めに退治した方が良いと思います」

「出発したら最後は王都に出向いて、決着つけた方が良いね、多分喧嘩売られるから」

エターナリアはニヤニヤしている

「エター喜んでいる?」

エニスが微笑んでいると

「旅に出られるのが嬉しいかな」

「え?エター悪巧みしていると思っていた」

「レイン馬車は準備は始めているかな?」

「はい!御主人様、現在5台用意していますが後2台追加しますか?」

「エニスとレインとアニタとセレストリアとリリスとキャスカとクーラとケシルとミシルとクリスとセリカとリースとキサラとルシアとルティナとエーリンとエミールとアリスとヘラとリリカナとメリーだから足りないかな?」

「え?増えたね!だけど迷宮は楽になるのかな?」

エニスが呟く

「50層は難しくなるかな?守りながら戦うのは気を遣うからね」

「あ!鍛えないと!!」

「そうだね戦闘狂を育てないとダメなのかな?」

「え?・・・・エターがまた戦闘狂になるの?」

「エニスもね」

エターナリアが微笑みながら言うとみんな笑い出す


翌日、食料と水をクリスとセリカがアイテムボックスに入れてから迷宮に向かうと最短距離をアニタが殲滅しながら21層に到着する

「ドラゴンどうします?倒して良い?」

「アニタ、全員が一撃を与えたら倒して良いよ」

「はーい御主人様!」

アニタは笑顔で言うとドラゴンの部屋に向かうとみんなで一撃離脱していくとアニタは炎を吐く瞬間に両断して倒すと黒い霧に包まれて消えていく

「アニタ余裕だね」

「デカイの出てこなかった」

アニタが残念そうにしているとみんな笑い出す

「次はレッドドラゴンでリベンジだね」

「はい!御主人様!!」

アニタが笑顔で言うと新しい奴隷達は困惑している

「ここからは新しい奴隷達にトドメを討って貰うから瀕死にして進むよ」

「はい!」

アニタは尻尾を振りながら21層に向かうと次々と瀕死にして進んでいくと新しい奴隷達は次々とトドメを討っていくとどんどん下の階層に向かっていくと30層に到着するとヘラが震えている

「ヘラどうした?」

「ごご御主人様奥から凄い威圧を感じます・・・脅威です」

「そうかな?脅威なんて感じないです」

セレストリアが微笑みながら言う

「セレストリア、この威圧が感じないの?」

アリスが震えた声で言う

「この程度雑魚です」

セレストリアが笑いながら言うとみんな笑っている

「嘘でしょ・・・・」

アリスがセレストリアを見つめている

「セレストリア雑魚だと証明して見せてあげてね」

エターナリアが微笑みながら言うとセレストリアは嬉しそうに歩きだす

「こんな脅威一人なんて無理です!!セレストリアを止めてくださいお願いします!」

アリスが涙目で訴える

「見て見れば解るね」

エターナリアが笑顔で言うとセレストリアはレッドドラゴンに向かって闘気を纏い向かっていくと全力の一撃をレッドドラゴンに向かって振り下ろすと闘気の刃がレッドドラゴンを両断して黒い霧になって消えていく

「御主人様終わりました」

セレストリアが笑顔で言うと

「え?・・・・・何をしたの?」

アリスが訳解らず立ち尽くしていると他の新しい奴隷達が立ち尽くしている

「炎龍槍ですがどうしましょうか?」

クーラが槍を持ってくる

「使いたい人はいるかな?」

エターナリアが言うが誰もいなかった

「仕方ないから時々使おうかな?」

エターナリアが微笑みながら言うと

「エター、殲滅して遊ぶ用?」

「そうだね、たまには別の武器を使って見るのも良いからね」

「やる気になった?」

「試し切りしないとね」

エターナリアが笑っている

「31層はどうするの?」

「ブラックリザードの革確保しよ、みんなで倒しまくって良いからね」

「はい!御主人様!!」

みんな笑顔で言うとみんなで31層に向かうとみんな次々と倒しまくる

「大部屋も一気に殲滅で良いのかな?」

「良いよ!好きに倒してね」

エターナリアが言うとみんな大部屋のリザードを倒し始めると殲滅完了する

「これからどうしますか?」

「レイン、28層から殲滅して往復するよ」

「畏まりました、どのぐらい往復しましょうか?」

「10回ぐらいすれば、みんな一撃で倒せるようになるかな?」

エターナリアが笑顔で言うとレインが同意する、そして30層で休憩してから殲滅を始めることにするとエターナリアはみんなのステータスを見ながらスキル取得と職業の変更をしていく


往復終わり休憩を取っている間にステータスの確認と職業の変更とスキルの取得させている

「御主人様私達は強くなっていますか?」

「かなり強くなったよ」

「まるでセレストリアに追い付いている気がしません・・・」

アリスがうつむく

「セレストリアはもう狐耳族最強になっているからね」

「え?最強?」

「そのうち解るから楽しみにしていてね」

エターナリアが微笑むとアリスはセレストリアを黙って見ている

「蜥蜴族はどんな特殊能力があるのかな?」

「夜闇の中でも良く見える夜目と木や壁に登るのが得意です、後は手足等は硬い革に覆われています」

ヘラが説明すると

「盗賊になったら凄いかもね」

「はい、一族には盗賊団をしている者も多いですが賞金稼ぎも多いです」

「ヘラには夜の警備と密偵を任せるから頼むよ」

エターナリアが微笑みながら言うとヘラは頷く

「エターこれからどうする?もう一回往復する?」

「レッドリザード倒しに行こうか?」

エターナリアが言うとエニスが笑顔で頷くとみんな微笑んでいる

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