第109話 暇潰しの迷宮探索

エターナリアは炎龍槍を持ちモンスターを瀕死にして進むとみんながトドメを討ちながら進んでいく

「手加減が難しい!」

エターナリアが呟くと

「エター槍なんか使うからでしょ!殲滅するなら簡単でしょ」

「殲滅するのは簡単だけど!それじゃあ意味がない!」

38層に着くとグリズリーと遭遇すると槍で弾き飛ばしてから両手を切り落とすと

「あ!こうすればワザワザ瀕死にしなくても倒せるね」

エターナリアが言うと

「え?瀕死にすることを考えすぎて攻撃出来なくすれば良いと今更気が付いたの!!戦闘狂!!」

エニスが言うとみんな笑い出す

「安全に倒せる事しか考えてないから!」

エターナリアはそう言いながら遭遇するグリズリーの四肢を斬り落としていく

「大部屋か・・・デカブツはいないね」

エターナリアが呟くとアニタがジーと見ている

「殲滅したいの?」

「はい!御主人様!!」

アニタが言うとみんなやりたそうにしている

「仕方無いねみんなで殲滅してきていいよ」

エターナリアが言うとアニタが飛び出していくと「あ!アニタ!」

エニスが叫ぶとみんな飛び出して片っ端から倒していく

「すすっ凄い・・・」

アリスが呟くとリリスとキャスカが魔法を放ち始める

「これがみなさんの実力」

メリーが言うと既に全部黒い霧になって消えている

「やっぱり全員じゃあ瞬殺だね」

「はい!御主人様」

レインが寄り添いながら言うと

「大部屋は取り合いだね」

「組み合わせを決めてください」

「それしか無いね」

エターナリアは考え始めるとみんな魔石を拾い集めて戻ってくる

「次は赤い大蛇だね」

エターナリアはそう言うとみんな階段を向かう

「セレストリアとクーラとキサラは瀕死にしながら進むように!」

「はい!!御主人様」

セレストリアとキサラとクーラは赤い大蛇を見付け次第瀕死にしてアリス達がトドメを討っている

「大部屋は誰に任せますか?御主人様」

「ケシルとミシルで殲滅して」

エターナリアが言うとケシルとミシルは嬉しそうに大部屋に入ると凄いスピードで剣を振るい黒い霧になって倒している

「みんなで魔石と革の回収したらブラックドラゴンを倒すよ」

エターナリアが言うとみんなで拾い集め始める

40階層に降りると一本道が続いている

「御主人様!危険です!!凄い威圧です」

アリスが震えながら言うとヘラも震えている

「対したことないよ、この程度御主人様なら楽勝です」

セレストリアが笑いながら言うと

「エター一人で倒して」

エニスが笑いながら言う

「解ったちょっと本気で倒してみよう」

エターナリアが言うと黒龍王剣を片手に歩き出すとブラックドラゴンに次々と斬り付けていくと尻尾を振って来るとかわしてそのまま尻尾の根元を両断して尻尾を斬り飛ばす、ブラックドラゴンは口に炎を集め始めるとエターナリアは闘気を纏いブラックドラゴンの首を切り落とすとブラックドラゴンは黒い霧になって消えていく

「お疲れ様です御主人様」

「デカブツ現れなかったね」

エターナリアが残念そうに言うと

「やっぱり!本気を出していない!戦闘狂!!」

エニスが叫ぶとみんな笑っているとアリス達は呆然としている

「終わったよ!大丈夫?」

「え?御主人様・・・ブラックドラゴンが居たように見えたのですが・・・」

「あれ?現実逃避?アリス大丈夫?」

「セレストリア、あれ!?ブラックドラゴンは?」

「御主人様が倒したよ現実は直視しないとダメだよ」

セレストリアが言うと

「ブラックドラゴン一人で倒せる訳無いです!かつて狐耳族の精鋭10000人で戦って勝てなかったのに」

アリスが真剣な目で言うと

「次はセレストリアが一人で倒してみる?空狐の実力見せてあげてね」

「はい!御主人様!!」

セレストリアが嬉しそうに尻尾を振っている

「え?くくくくく空ここここ狐!!」

アリスが驚き目を拾見開くと

「知っているの?セレストリアは知らなかったけど」

「始祖の伝説に出てきます・・・空狐現れ土地に巣食う魔族を追い払い平穏をもたらす・・・」

アリスが言うと

「えーと、それは仙狐だったような」

「え?・・・仙狐?あれ?」

アリスは苦笑いしてセレストリアを見ている

「間違えた?」

「あ!はい・・・」

アリスは落ち込んでいる

「御主人様、また剣でした」

クーラが剣を持ってくる

「黒龍剣か、使う人がいないからしまっておくかな」

エターナリアはそう言ってアイテムボックスにしまうとみんなで休憩をすることにする

エターナリアはステータスを見ながらスキル取得と転職をしていく


休憩後41層に向かいレッドリザードをみんなで倒して魔法珠を集めてから38層から繰り返し倒し続ける


「エター何回やれば気が済むのよ!!」

「アリス達が一人で倒せるようになるまでかな?」

「はぁーー!戦闘狂!!」

「流石御主人様です!」

アニタは嬉しそうに言うと

「飽きたなら50層でやり直そうか?」

「やめる気無し・・・と言うよりやる気が出ちゃった?」

「次は50層までいくよ!46層から50層を往復するよ!!」

「はい!!御主人様!!!」

みんな喜んで下の階層に歩き出すと次々と殲滅していく


殲滅を続けていると

「エターもう疲れた・・・何回往復した?」

「え?何回目だっけ?レイン覚えている?」

「23回目です」

「じゃあそろそろ帰ろうか?」

「はい!御主人様」

「やっと帰る気になった・・・」

エニスが言うとみんなで迷宮の出口を目指して歩き出す

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る