第255話 暗黒神殿前編

暗黒神殿近くに到着すると、無数のゴブリンやオークが陣取っている、そして、その後ろに無数の鎧が集まっている

「御主人様!! 獲物です!!」

アニタが笑顔で尻尾を振っている

「数が多い・・・面倒です。」

クリスが苦笑いして言う

「緑玉、焼き払って」

エターナリアが笑顔で言う、緑玉とドラゴン達が炎を口に集めて、放つと、容赦なく焼き払う


「あ!! 私の獲物が!! 全滅した!!」

アニタが大声で言う

「雑魚は面倒だからね・・・返り血も面倒だし」

エターナリアが、微笑みながら言う

「我が主を、馬鹿にしているのですか?」

緑玉が、焼き払われた、ゴブリンを見て言う

「愚かすぎる、我が主達なら、魔法でも殲滅出来るだろう」

翡翠が呟く

「雑魚なら、いくらでも、焼き払います」

エメラルドが、周囲を見ながら言う

「もっと強い魔物を、配備してくれないと、つまらないよね」

エターナリアが笑顔で言う

「御主人様、後ろから、リザードマンや大猿人やウェアウルフが来ます」

ケシルが後ろを見て言う

「緑玉、任せた雑魚じゃ、やる気が起きない」

エターナリアが呟くと、ドラゴン達がブレスで焼き払うと、全面の鎧が接近してくる

「アニタ、暴走はしないでね、緑玉達は、周囲から接近する、愚か者を頼んだよ」

エターナリアが笑顔で言うと、護衛達が戦闘準備をしている

「相手はアンデット、戦い方は解っているな! ケガするなよ!!」

エターナリアが大声で言うと、全員一気に走り出すと、デスアーマーに一気に襲いかかる


「御主人様!!デカブツが10匹来ます」

ケシルが見て言う

「殲滅に行くよ、セレストリア、キャスカ達の護衛任せるよ」

エターナリアが笑顔で言うと、走り出す


ビックデスアーマーに接近すると、闘気と聖なるオーラを聖剣にまとわせて、一刀両断すると、黒いもや霧散むさんする。横から、別のビックデスアーマーが殴りにくる。ケシルが、腕を斬り飛ばしてから、片足を斬り飛ばす、ビックデスアーマーから、黒い触手が伸びて、斬り離された、腕と足を、繋ぎ合わせ始める。エターナリアは、起き上がる前に両断すると、黒い触手が霧散むさんして、鎧は動かなくなる

「御主人様、こっちも!!」

ミシルが言うと、エターナリアが、接近して、両断する、黒い触手が霧散むさんすると、ケシルは、別のビックデスアーマーを斬り、エターナリアが、両断する


「デカブツいなくなりました。」

ケシルが笑顔で、エターナリアを見て言うと、炎の玉が飛んでくる

「ケシル!!」

エターナリアが慌てて、ケシルを抱き抱えて、かわすと、ケシルのいた場所に、炎の玉が当たり、爆発する

「え!! 御主人様、申し訳ありません」

ケシルが慌てて言うと、周囲を見渡す

「一度後退して、誘い出すよ」

エターナリアが真剣に言うと、後退しながら、警戒をしている

「次はゴーレムです!!」

ケシルが叫ぶと、ゴーレムが列びながら歩いてくる

「魔法を放った奴、何処だろう?」

エターナリアが注意深く見ている

「あそこです!! あれは・・・目玉?」

ケシルが真剣に見ていると、黒い触手に大きな目が1つの魔物が、数体いる。目に炎を集まると、放ってくる

「面倒だな! 近付けば、魔法で、待っていたら、ゴーレムの大軍か・・・」

エターナリアが真剣に言う

「御主人様、敵は無限に出てくるのでしょうか?」

ミシルが微笑みながら言う

「ミシル、喜んでないか?」

「え? 御主人様こそ、笑顔ですよ」

ミシルがエターナリアを見て言う

「前方は全員で交代しながら、戦えば良いね」

エターナリアが笑顔で言う


「御主人様!! 鎧終わりました」

アニタが笑顔でくると、ゴーレムを見て尻尾を振っている

「一度下がって、交代しながら、戦うよ。あの目玉が魔法を使ってくるから、気を付ける様に」

エターナリアが笑顔で言う

「はい、御主人様!! あの目玉の魔法に気を付けます」

アニタが真剣に言う


「御主人様、どうしますか? あの魔法も面倒です」

クリスが真剣に聞いてくると、アーナとキャスカが真剣に見ている

「交代で、迎撃するよ、アンデットがいるから、クリスとセリカは夜間を頼む」

「はい、御主人様!! アニタに夜まで任せる方針で良いですか?」

「アニタとキャスカは、夜寝た方が良いからね」

エターナリアが、微笑みながらキャスカを見る

「すぐに、交代で寝る準備をさせます。」

クリスが真剣に言うと、キャスカが笑顔で頷いている


「翡翠とエメラルドは、交代で周囲を飛んで、近付く者がいないか、見てきてくれるか?」

「我が主、畏まりました」

翡翠とエメラルドが言うと、翡翠とドラゴン2匹が飛び立っていく。そして、遠くでブレスを放っている

「翡翠も・・・強襲と監視を間違えたか・・・好きにして良いけど」

エターナリアが呟く

「我が主、寛大だな、しかし暇だ」

緑玉が呟く

「あれ? もういなかったの?」

「見える範囲は、焼き払った」

「雑魚じゃ・・・仕方無いね」

エターナリアが笑い出す


翌朝、暗黒神殿から、何も出てこなくなる

「御主人様、暇です!」

アニタが笑顔で言う

「あれ? 目玉もいなくなった?」

エターナリアが、暗黒神殿を見ながら呟く

「昨夜、アリスが妖術で殲滅しました」

ケシルが笑顔で言う

「え? もしかして、それで出てこなくなったのかな?」

エターナリアが苦笑いする

「実は、アリスが落ち込んでいます。暴走した事を、全員に謝りたいと言っていました」

ケシルが苦笑いしている

「仕方無いね、準備したら、ガーゼブだっけ?挨拶に行くかな?」

エターナリアが考えながら言う

「はい、御主人様、アルセリカがご飯を作ってくれています」

ケシルが笑顔で言う

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