第46話 8人の訓練

挙式翌日からレインに留守を任せて、迷宮に潜り8人を鍛え始める

「アニタ、モンスターは殺さないでねトドメは8人に刺させるから」

「はーい、殺さないように瀕死にします」

アニタは笑顔で斧でウサギを殴っていく、そして8人にトドメを刺させていく、そして時々一対一でウサギと戦わせて倒させる

「リザードでも行く?」

「少し慣れたようだから行こうか?」

「え?リリリリザードですか?」

クリスが言うと涙を浮かべている

「無理だと思います」

セリカが震えながら言う

「うっ殺されるよ」

フレナークが震えながら言う

「何でもしますので見殺しにしないでください」

エリスナがフレナークの腕に抱きつきながら言う

「もうダメだ・・・・」

トリスナが涙を流しながら言う

「アハハ・・・・」

ミリシアが呆然としている

「えーーー!20層・・・・」

タニタとマニタが抱き合いながら言う

「大丈夫やることは変わらないからね」

エターナリアがそう言うと

「エターが言うなら大丈夫だからね」

「リザード何て雑魚だしね」

「雑魚です」

アニタが笑いながら言うとどんどん下の階に降りていく、そして20層でリザードを、次々と瀕死にしていくと8人はトドメを刺し続ける

「もう大部屋だよ」

「アニタ1人でやってみる?」

「え?良いの?」

アニタは笑顔でリザードを倒しまくり、大部屋のリザードを全滅させる

「うっ凄すぎる」

「アニタでも出来たね」

「余裕です」

アニタが喜んでいる

「次のドラゴンは俺がやるね」

「ドッドッドラゴン・・・・」

アニタは21層に向かいドラゴンがいるのを確認してからエターナリアが炎龍剣で倒しにいくとドラゴンは炎を吐くために口に集め出すとエターナリアが首を両断して倒す

「エターは余裕で倒すね」

「凄すぎます・・・・」

「ちょっと休憩をしたら続けるよ」

休憩をしている時に8人のステータスを確認してスキルを取得させて【見習い商人】に変更していくと

「え?」

クリスとセリカに見習い勇者の職業が有った

「どうかした?」

「何でもないよみんな強くなったよ」

「そう言うこと・・・」

「内緒だよ」

20層に戻ってリザードを8人にトドメを刺させて再び大部屋に来るとケシルとミシルが2人でリザードを斬り割きながら進み全滅させる

「じゃあ次は19層にいこうね」

19層に向かい大蛇を見つけると

「8人で倒してみてね」

「え?無理です・・・」

「大丈夫だよ無理そうならみんなで助けるから」

タニタとマニタが斬りつけて、6人で剣と槍を突き刺すそして黒い煙になって革と魔石を残して消える

「え?倒せた・・・・」

「倒せた・・どうして?」

「どうしてかな?」

「どんどんいこうね」

エターナリアが微笑みながら言うと、大蛇を一匹ずつ倒して回り大部屋まで到着するとエターナリアが炎龍剣を片手に大蛇を倒し回り全滅させるが

「デカイのが来る!」

アニタが叫ぶとアナコンダが天井から落ちてくる

「一撃離脱して!!!」

全員が一撃を与えたのを確認してエターナリアが両断すると黒い霧になって結晶と革を残して消える

「あのデカイの何ですか?」

「階層主だよ」

「カカカか階層主!!!」

8人は呆然とする

「じゃあ20層に戻って倒しまくってね」

「え?えーーー!」

アニタが先頭に20層に戻ってリザードを倒して回り全滅させてから21層で休憩をする、そして8人のステータスを確認してからスキルと職業を【商人】に変更すると19層で大蛇を殲滅しに向かうと大部屋以外は8人で倒すと大部屋はアニタが全滅させると20層に向かいリザードを倒していく

「8人で余裕で倒せるようになったね」

「え?倒せるけど・・・・」

「まだ余裕はありません・・・」

セリカが泣きながら言うと8人共嫌な予感に涙を浮かべている

「まだ8人でも無理だよ」

エターナリアが言うと8人はホッとしているとエターナリアが炎龍剣を片手にリザードを倒しまくると早く動くリザードに手こずりながら全滅させる

「あ!とうとう本気を出した!」

エニスが言うと

「え?本気・・・・今まで本気出してなかったのですか?」

「全く出していなかったよ、今階層主を余裕で倒していたでしょ」

「え?カカカか階層主!!」

8人は挙動不審になる

「下に行くよ」

エターナリアは21層に向かうとドラゴンがいた

「一撃離脱してね」

エターナリアがそう言ってドラゴンを斬り裂きながらみんなが一撃を与えてから、口に炎を集めた所で首を両断すると黒い霧になって結晶と鱗と魔法珠そして剣が一本落ちている

「御主人様どうぞ」

鑑定するとドラゴンソードだった

「8人とも鑑定して」

「え?私達がですか?」

8人とも鑑定すると驚きに尻餅をついてしまう

「鑑定が出来ました」

「鑑定結果は?」

「ドラゴンソードです価値は解りません」

「じゃあ帰ろうか?」

「帰るのね」

「新婚なのに迷宮で過ごすのかな?」

「え?はい!帰りますエター」

エニスが顔を赤くして言うと迷宮出口に向かい、冒険者ギルドに向かう

「買取お願いします」

「え!奥にどうぞ」

職員が驚きながら応接室に案内すると中に魔石を積み上げてから大蛇とリザードの革を積み上げる

「凄い量ですね」

ケーレストが苦笑いする

「え?階層主の魔石まであります」

職員が見て苦笑いする

「あ!アナコンダとリザードのデカイの倒してきたよ」

「階層主ですか・・・ドラゴンも」

「そうだね雑魚だけど」

「8人もドラゴンバスターを付与します」

ケーレストは苦笑いしながら8人のギルドカードを作り始める、そして能力を確認結果を見て苦笑いする

「迷宮内で商人が8人も!それも転職可能で武器商人、防具商人、交易商人が有るなんて・・・」

「これで旅に出やすくなるかな?」

「内緒にしておきます」

ケーレストは苦笑いしている

「じゃあ口座で預かっておいてね」

エターナリア達は帰ることにする


「クリス、セリカ、フレナーク、エリスナ、トリスナ、ミリシア、タニタ、マニタはゆっくり休んでね」

「はい!」

8人は疲れはててすぐに寝付いてしまう

「エター8人に商会を任せるの?」

「クリスとセリカは連れていくことになるよ」

「え?何で!!」

「珍しい職業を得たから、1人にしておくと危ないから」

「そうなの?」

「凄く強くなるよ多分アニタ以上にね」

「え?・・・・・そんなに強くなるの?」

「そのうち解るよ」

エターナリアはそう言ってエニスと寝る事にする

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