第154話 侵略者

エターナリア達は急ぎ狼耳族が襲ってきた町に向かう

「あ!見えてきました!!」

アニタが嬉しそうに言うと町の外に人がいるのが解る

「間違え無いですね、御主人様どうしますか?」

レインが笑顔で言う

「接近したらどのぐらい強いか確認をしてみるかな?」

エターナリアが微笑んでいるとみんな笑い始める


「わざわざ捕まりに来たのか!!愚か者め!!兎等我らの敵でない!!」

「ここにいるので全部かな?」

「は?バカか!!」

「何人殺したのかな?喧嘩売ったのを後悔させてあげるよ」

エターナリアが微笑みながら言うと狼耳族の者共は大笑いしている

「皆殺しになりたくなければ!食料を全て差し出せは生かしておいてやる!!」

「貴様らに与える食料など小麦一粒も無いけどね」

エターナリアが笑いながら言う

「死ね!逆らったらどうなるか見せしめだ!!」

男が言うと剣を抜き斬りかかってくるがエターナリアは殴り飛ばすと男は転がしながら白目を剥いている

「弱すぎる雑魚が!!」

エターナリアが大声で言う

「嘘だろ!!全員でかかれ!!皆殺しにしろ!!」

男が叫ぶと全員で接近してくる

「御主人様こちらを」

クーラが笑顔言うと金属の棒受け取り狼耳族の者共を次々とぶちのめしながら進む

「うぎゃぁあぁぁーーーー!」

「動くな!!動けばこの女刺すぞ!!」

男がアニタに剣を突きつけている

「みんな好きにお仕置きして良いよ」

エターナリアが言うと残りの狼耳族を殴り始めるとアニタは笑顔で男の腕を掴み地面に叩き付けると両腕をへし折る


「御主人様こいつらどうしますか?」

レインが微笑みながら言う

「取り敢えずお仕置きしておいてね」

エターナリアが微笑みながら言うと指揮官の男を蹴飛ばしてから

「族長の指示かな?」

「なんだ!!こんな事をしてただですむと思うなよ!!!」

「それは・・・こっちのセリフだ!!死んだ民の分しっかりお仕置きを受けて貰うぞ!!!覚悟しろ!!」

エターナリアが怒鳴り付けるとボコボコにしてからレインに回復して貰うと再度ボコボコにするとレインが回復する

「なんで回復させる!!」

「え?死なれたら終わりでしょ!!何回でも死ぬギリギリまで追い込むだけだよ!!ゆっくりお仕置き巡り楽しんでね」

エターナリアが笑顔で言うと男は理解して震え出す

「うぎゃぁぁーーーー!だずげでぐれ!!頼む!!」

男は泣きながら言うがお仕置きは進んでいく


「クレセント様!!ありがとうございます!!」

町から出てきた族長が驚きながら言う

「どのぐらいの被害だ?」

「10人死にましたが他は何とか治療しています」

「わかった怪我人は連れてこい!レインに回復魔法で治療させる、こいつらのお仕置きは続けるが亡くなった者の家族で恨みが有る者は連れてきて見学を許可する」

エターナリアが微笑みながら言うと族長は後ろでボコボコになる狼耳族のもの達を見て苦笑いしている

「畏まりました・・・いつまで続けますか?」

「気が済むまでかな?運動不足だからね」

エターナリアが笑い出すと族長は青ざめている

(この人に逆らったらこうなるのか・・・強すぎるから逆らうのは絶対にやめとくぞ)


族長が怪我人を連れてくるとレインが回復させていくと怪我が治った人達はお仕置きを見て青ざめ始める

「家族は?」

涙を浮かべている少年と少女に聞く

「あいつらにお父さんとお母さんは殺された」

「どいつがやったか解るか?」

エターナリアが微笑みながら言う

「あそこのやつ!!」

少年が言うとエターナリアは連れていく

「お前がこの2人の両親を殺したのか?」

「ヒィーーーーー!化物!!」

男は錯乱しているとアリスが蹴りをいれる

「答えろ!!!」

「やりました!!」

男が怯えながら言う

「アリスお仕置き追加で指から全部砕いて良いよ」

エターナリアが微笑みながら言うとアリスが手を強く握りしめていくと鈍い音がし始める

「アギャーーーーー!!」

男が悲鳴をあげるとアリスは微笑みながらもう片手も握りつぶす


「これ以上は刺激が強いから向こうに行こうか?」

エターナリアが微笑みながら言うと少年と少女は付いてくる

「あいつは君たちが気が済むまでお仕置きを続けるからね」

「え!はい!クレセントさま!!」

少年が驚きながら言うと他の住民達の所へ戻ってくる


日が暮れる頃柵が完成すると狼耳族達をいれて

「逃げても良いけど見つかったら今日の倍のお仕置きだよ」

エターナリアが笑顔で言うと狼耳族達は青ざめながら震えている

「御主人様!やはり食料不足で攻めてきた様ですが族長の指示も有ったとの事です」

「じゃあ黒幕は族長だねお仕置きに行くかな?」

「エター最初からそのつもりだよね」

エニスが笑いながら言う

「そうだよ!!許す気無いからね!!」

エターナリアが笑顔で言うとみんな笑っている


「クレセント様!!狼耳族はどうなさいますか?」

「奴隷にして死ぬまで使ってやるかな?新しい畑を開墾するには良いかもね」

「は?それは良いのですが、狼耳族が全軍で攻めてくる可能性も有ります」

族長が心配そうに言う

「全員同じようにお仕置きするだけだね!労働力増えて良いね」

「それはそうですが簡単には・・・・」

「仕返しに族長を潰しに行くから大丈夫だよ」

「攻め込むのですか!!」

「しっかり仕返しはするから気にしないで大丈夫だよ!喧嘩売ったらどうなるか良く見ておきなさいね」

エターナリアが笑顔で言うと族長は青ざめながら少し震えている

「御主人様脅しすぎです!!」

レインが笑いながら言う

「そうかな?お仕置きは始まったばかりだからね」

「御主人様!怒り過ぎて皆殺しにしないでくださいね」

レインが微笑みながら言うと後ろでみんな笑い始める

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