第166話 森の主討伐

全員で森の主が暴れている地域に向かう

「御主人様!魔物の気配です!」

「数が多いですがどうなさいますか?」

アニタが言うとケシルが微笑みながら言う

「迎撃した方が良いか・・・森の主から逃げてきているなら、危険があると思う」

エターナリアが呟くとレインが頷いている

「アニタ、ケシル、ミシルは右側!セレストリア、アリス、キサラは左側!頼んだぞ」

エターナリアが笑顔で言うエターナリアは黒龍王剣を片手に馬車の前で待つと魔物が接近してくる

「カシム討ち漏らしたら頼んだよ」

エターナリアが笑顔で言うと魔物に向かって走り出すとすれ違い際に大きなボア5体の首を斬り飛ばす

「あれ?もういないか」

エターナリアが呟く

「一瞬で5体も倒すなんて・・・本当に殲滅する気で攻めて来られなくてよかった・・・」

アドルフは青ざめながら呟くと白狐族の戦士達は青ざめている

「御主人様!雑魚しかいませんでした!」

アニタが笑顔で言うとケシルとミシルが笑いながら歩いてくる

「こっちも一瞬でした」

セレストリアが笑顔で言うとアリスとキサラが笑っている

「アドルフ!仕事だ!輸送と解体は頼んだぞ!」

エターナリアが笑顔で言うと邪魔なボアをどかしてから馬車に乗り森の主の方に向かう

「え!これを自分達が・・・」

アドルフが苦笑いしていると兵士達は両側の魔物を見て青ざめている

「族長!!こんな事夢ですか?」

兵士が苦笑いしながら言う

「このまま進まれたら・・・森の魔物全滅か・・・」

アドルフが苦笑いすると兵士達は呆然としている


「あ!あっちです!!」

アニタが笑顔で言う

「アニタ1人で飛び出さないでくださいね」

ケシルとミシルが微笑みながら言う

「村の近くの様だな」

「はい!そうだと思います」

アニタが笑顔で言う

「アニタ、ケシル、ミシル、アリス、キサラは先行して、森の主を見てきてくれ」

エターナリアが言うとアニタが嬉しそうに笑うと飛び出して走り出すとケシルとミシルとアリスとキサラが走っていく

「え!私は!!」

「セレストリアはここで目立つのは面倒になるから俺の護衛だ」

エターナリアが言うとセレストリアは残念そうにしている


村の入り口まで来ると

「発見!!」

アニタが言うとスピードをあげて走っていくとケシルとミシルもスピードをあげる

「グォーーー!」

グランドライノは突進してくるとアニタは闘気を纏い首目掛けて剣を振り上げながら飛び上がると首を切り落としてグランドライノは倒れる

「あれ?雑魚でした!!」

アニタが笑顔で言うとケシルとミシルが苦笑いしている

「え!倒しちゃったのですか!!私達は何もやってない!!」

アリスが言うとキサラが苦笑いしている


「ん?あれは・・・もう終わってる?」

エターナリアが馬車から見るとグランドライノの上でアニタが座っている

「あ!御主人様!!大きいだけの雑魚でした!!つまらなかったです!」

アニタが大声で言うと村人達は唖然と見上げている

「やっぱり雑魚か・・・後は村人に任せて帰るか?肉は食べれそうか?」

「御主人様!解らないです!!」

アニタが笑顔で言う

「アリス村人に解体を依頼してくれ」

「はい!御主人様!!」

アリスが笑顔で言うと村長に解体をお願いすると村長が苦笑いしているとアドルフの馬車が到着する


「森の主が・・・・」

アドルフが見上げて苦笑いしている

「アドルフ解体よろしく!肉は食べれるかな?」

「え?クレセント様が倒したのですか?」

「アニタが本気を出しただけだ!まさか一撃で首を飛ばして終わらせるとは!やっぱり雑魚相手では仕方ないな」

エターナリアが笑いながら言う

「・・・森の主が雑魚扱い・・・強すぎるのか・・・」

アドルフが苦笑いしている

「アドルフお兄様!!すぐに解体お願いしますね!村長が呆然として役にたちません!!」

アリスが笑顔で言う

「そうだな・・・解体始めろ!」

アドルフが苦笑いしながら言うと兵士達が解体しようとする

「え!・・・・・アドルフ様!革が堅すぎて刃物が通りません!!」

兵士が言うとアドルフも剣を突き立てる

「無理だ・・・」

アドルフが青ざめている


「クレセント様解体は不可能です!申し訳ありません」

アドルフが青ざめながら言う

「何故?」

「刃物で革を斬る事が出来ません」

「革を斬れば出来るのか?」

「革に切れ目が有れば、そこから革を剥ぎ取れますが・・・・」

アドルフが苦笑いしているとエターナリアが黒龍王剣を片手にグランドライノの元に行くと足を切り落としてから腹を切り裂き足の根元まで切り裂く

「これで出来るかな?」

エターナリアが微笑みながら言う

「え!!どうして簡単に!!」

アドルフが苦笑いしていると兵士達は革と肉の間に剣を入れて革を剥ぎ取り始める

「じゃあ頼んだよ」

エターナリアが笑顔で言うとアリセリカが返り血を拭き取る

「御主人様!血が布に付いています!洗濯します」

アリセリカが言うとエターナリアは着替えに向かうとアリセリカは服を受け取り洗濯を始めようとする

「アリセリカは肉料理をお願い!」

「え!解りました」

アリセリカが苦笑いしているとリースが洗濯を始めるとアニタとケシルとミシルの服も洗濯を始める

「御主人様!村人から薬草について聞いてきても良いですか?」

ルシアとルティナが笑顔で言う

「良いけど、カシムとセリカに護衛して貰いなさい」

エターナリアが言うとセリカが笑顔でルシアとルティナと一緒に村人に話を聞いている


日が暮れると肉料理を食べながら村人と宴会を始める

「アリセリカこのスープ美味しいね」

「はい!御主人様の好みに作りました!」

アリセリカが笑顔で言う

「アリセリカがいてくれて良かったよ」

「はい!御主人様!!」

アリセリカが喜びながら微笑む

「エター!この肉も美味しいね」

エニスが笑顔で言う

「種族によって好みが違うから、肉料理は難しいからね」

「あ!そうだね!良く考えたらケシルとミシルは肉より魚料理の方が好きだったよね」

エニスが笑顔で言うとアリセリカが微笑んでいる

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