第141話 迷宮から帰還
迷宮を地上に向かいながら殲滅して進む
「そろそろ全員素手で倒しながら進もうかな?」
エターナリアが微笑みながら言う
「格闘訓練ですね」
レインが微笑みなら言うとみんな素手で殴り倒し始める
「エター全員倒せるだね」
「そうだね、固いモンスターは無理だけどね」
「戦闘狂!どこまで強くしているのよ!」
「え?ドラゴンを一撃で倒せるぐらいかな?」
「は?全員化物にするつもり!」
エニスが苦笑いしていると怪我した冒険者に遭遇する
「怪我しているみたいだけど大丈夫ですか?」
「ポーション予備が有ったら譲って欲しい」
冒険者が気が付き涙目で言う
「レイン頼んだよ」
エターナリアが言うとレインが回復魔法をかけていく
「ありがとうございます」
冒険者達は頭を下げて言う
「無茶して潜ったら死ぬよ」
エターナリアが言う
「すいません・・・武器が折れてしまったので・・・」
冒険者が悔しそうに言う
「出口に向かっているから付いてきますか?」
「よろしくお願いします」
冒険者はあわてて付いてくると素手で殴り倒しながら進むのを呆然としながら地上までついてくる
「ありがとうございます、命の恩人です」
冒険者はそう言うと帰っていく
エターナリア達も冒険者ギルドに到着する
「買取をお願いしたいのですが」
エターナリアが職員に尋ねる
「こちらに並んで・・・は!エターナリア様!」
職員が慌てて応接室に案内するとエターナリアは魔石とアイテムを並べていくとケーレストが入ってくる
「エターナリア殿お待たせしました、戻っていたのですね」
ケーレストが言うと職員が青ざめている
「支部長鑑定不可能です」
職員が言うとケーレストも苦笑いしている
「何層までいきましたか?」
「60層まで行ってきました、ブルードラゴンでしたよ」
エターナリアが微笑みながらいう
「そうですか・・・今日はその報告だけですか?」
ケーレストが言う
「冒険者登録をお願いします」
エターナリアが言うと外で待っている獣人を見る
「解りました、すぐにしますが全員一緒に行っていたのですよね」
「そうです、強敵は一撃離脱させていましたが」
「全員にドラゴンバスターと階層主討伐の証を与えます」
ケーレストが言う
「ドラゴンバスター量産してしまいましたね」
「ドラゴンと獣人達はどっちが強いですか?」
ケーレストが聞く
「そうだね、全員大獣王だから互角か怪我はするけど倒せるかな?」
「は?もしかして一人で倒せると言うことですか?」
「そうですよ、ブラックドラゴンぐらいでないと相手になりません」
エターナリアが微笑みながら言う
「王都での噂は聞きましたが、喧嘩売る方が愚か者ですね」
ケーレストが言うと職員が涙目で入ってくる
「支部長!故障しました!」
「は?どうした!」
「犬人族が大獣王になっています」
「他の職業は?」
「見習い獣戦士、獣戦士、上級獣戦士、獣聖、獣王、大獣王、村人、見習い剣士、剣士、上級剣士です」
職員が言う
「壊れていない、そのまま登録しろ」
ケーレストが苦笑いしながら言うと職員が出ていく
「エターナリア殿鍛え過ぎです、全員鍛えたのですか?」
「そうだよ!強くなって良かった」
「支部長!おかしすぎます!」
職員が涙目で入ってくる
「今度はどんな職業だ!」
「貴族、見習い行商人、行商人、見習い商人、商人、交易商人、豪商、見習い剣士、剣士、上級剣士、剣聖ですが、それも細身の女性です」
「そのまま登録しろ!エターナリア殿が鍛えたのだから何でもアリだ!」
ケーレストが苦笑いしながら言う
「豪商・・・何人いるのですか?」
「3人と小人族の2人ですね」
「もう何でもアリですね」
ケーレストは苦笑いしている
「護衛も強化出来て良かったです」
「は?護衛・・・強すぎます、全員達人ですよ」
「強力な魔物に襲われても大丈夫ですね」
エターナリアが微笑むとケーレストは苦笑いしているとエターナリア達は帰ることにする
「御主人様、ステータス更新しましたが、剣王になりました、とうとう大きな壁を越えました」
カシムが笑顔で言う
「頑張ったからね」
「何もしていない様で効率的に鍛えていたのですね」
「他言無用で、秘密だよ」
エターナリアが真剣に言う
「はい!御主人様!!」
カシムはそう言うと周囲を見ながら歩き出す
「御主人様、実は私も更新をしたのですが、料理王になっていたのですが、これから料理も沢山覚えるようにします」
アリセリカが笑顔で言う
「頼んだよ次の旅は危険も有るから食料の管理お願いね」
「はい!!御主人様!!一生懸命頑張ります」
アリセリカが笑顔で言う
歩いていると路地裏で人が言い争いをしている
「何をしているのかな?」
エターナリアは男に聞く
「クソガキ!丁度良い!有り金出せ!死にたくなければ!!」
ナイフをエターナリアに見せびらかせる
「弱虫は帰った方が良いよ!」
エターナリアが微笑みながら言う
「このクソガキ!死ね!」
ナイフで突き刺しにくるが腕を掴み握りしめる
「ぎゃー!!」
男はナイフを落として涙目になりながら叫ぶ
「何を!!貴様!!」
仲間の男達がナイフを抜く
「お仲間かな?」
エターナリアが言うと男達が刺しにくるがエターナリアは男を振り回して男達を弾き飛ばす
「化物!!」
男達が震えながら言う
「御主人様にナイフで襲いかかってただで済むのかな?」
アニタが微笑みながら言うとアリセリカが蹴りをいれている
「ゲホ!!なんだ!!」
「私の御主人様にナイフを向けた罪許しません」
アリセリカが笑顔で言うとケシルとミシルが何か耳打ちすると男の腕を掴み地面に叩きつけ始める
「簡単にやれるのですね」
アリセリカが微笑みながら言うと腕を折る
「ギャァーーーーーー!」
男が叫ぶともう片腕を折り、次は両足を折る
「そういえば対人戦闘訓練しようかな?」
エターナリアが微笑みながら言うと3人の男を一人ずつ両腕両足を折ったり地面に叩きつけたりしている
「何をやっている!!」
警備隊隊員が走ってくる
「あ!エターナリア殿でしたか!!と言うことは・・・愚か者ですか?」
「この人達から金を巻き上げようとしていたので、ちょっと聞いてみたら、ナイフで刺しに来たので返り討ちにしていましたが、ついでに対人訓練をしていました」
エターナリアが笑いながら言う
「本当です」
冒険者が言う
「わかりました、ただの喧嘩ですね、死なない様にしてください」
隊員が笑いながら言うと男達は助けを求めている
「お願いです!!助けてください!!」
「ただの訓練なら止めようが無い」
隊員が言う
「余罪があれば別だけどね」
エターナリアが微笑みながら言う
「3日前人を殺した!!」
男が叫ぶと隊員の顔付きが変わると男を問い詰める
「引き取って牢屋にぶちこんでおきます」
隊員が言うと男達を縛り連行する
「エターナリア殿!!襲われましたか?」
隊長が苦笑いしている
「ちょっと襲われていたのを見付けたからちょっと聞いてみただけですよ」
エターナリアが言うと冒険者が説明をする
「もう路地裏には入らないように!気を付けなさい!」
隊長が言うと冒険者は帰っていく
「エターナリア殿賊狩りはしないでください!牢屋が足りなくなります」
「え?そんなに賊がいるのですか?大掃除しようかな?」
「は!!絶対やめてください!!護衛をつけますので絶対です!!」
隊長が言うとレインが笑い出す
「この状況はどう言うことですか?」
カシムが苦笑いして聞く
「噂の剣聖殿か!頼むから賊払いしてくれ!!エターナリア殿が賊を捕まえ始めたら牢屋が足りなくなる!!護衛なのだから賊を近付かせるなよ」
隊長がカシムに詰め寄る
「剣聖でなくて剣王になったよ!」
エターナリアが笑いながら言う
「御主人様を襲うバカは全員お仕置きしますから、気にしないで良いですよカシム」
レインが微笑みながら言う
「レイン殿!お願いだからこれ以上忙しくしないでくれ!!」
「隊長!そんな事言って良いのかな?町を守る警備隊が賊を守っているように聞こえるよ」
「聞かなかった事にしてくれ!」
隊長が苦笑いする
「用が無ければ帰るよ」
「護衛を付けるから気を付けて帰って欲しい」
隊長が言うと隊員が2人苦笑いしている
外に出ると冒険者が待っている
「先程はありがとうございました、何かお礼をしたいのですが」
冒険者の少女が言う
「誰かが困っていたら助けてあげてね」
エターナリアが微笑みながら言う
「え?・・・はい!」
少女は驚きながら言う
「冒険者になりたてかな?」
「はい!一月前に来ましたが、中々強くなれていません」
「迷宮の何層で狩りをしているのかな?」
「4層に行きましたが・・・中々上手くいきません」
「バッタは素早いからね、3層のウィードを素手で倒しまくって拳闘士になってから、冒険者に戻ってバッタと戦ってみたら?拳闘士は素早さが上がるからね」
「え?拳闘士?だけど中々倒せなくなります」
「弱い敵を沢山倒してもバッタを沢山狩るより簡単だからね、1日100匹狩った方が資金も経験値も得られるからね、5層のアントは大群になるから今の内に1日に沢山狩れるようになっていた方が後々生き残れるよ」
エターナリアが微笑みながら言う
「参考にしてみます!」
「格闘は経験を積んであれば盗賊を簡単に叩き潰せるから良いよ」
「あ!はい!ありがとうございます」
少女は笑顔で言うと男の子は真剣に聞いている
「頑張って強くなってね」
エターナリアはそう言うと帰り始める
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