第195話 キキラと賊狩り

「散歩して、賊を捕まえるから、エニスはジーナと屋敷で待っていてね」

エターナリアが笑顔で言う

「私はお留守番なの!!」

「エニス様、赤ちゃんの為です。」

レインが真剣に言う

「仕方無いけど、1人で楽しまないでよね」

エニスが睨みながら言う

「一生懸命御主人様を護衛します」

キキラが真剣に言うとセレストリアとキサラとアリスが護衛達とやってくる

「御主人様!お呼びですか!!」

セレストリアが笑顔で言う

「2人選んでここの警備を任せたいだけど」

エターナリアが言うとセレストリアとキサラとアリスが話し合い始めると狼耳族と狐耳族の2人を選ぶ

「御主人様!お任せください」

「じゃあフレイ2人の躾よろしくね」

エターナリアが笑顔で言う

「はい!御主人様!料理好きにしておきます」

フレイが笑いながら言うと全員笑いだす

「キサラ達は屋敷までエニスの護衛を頼んだよ」

「はい!御主人様、奥様!!」

キサラが笑顔で言う

「キキラ散歩に行くよ」

エターナリアが笑顔で言うとレインがセレストリアとアリスに指示をしている


市場を歩いているキキラの表情がこわばる

「キキラどうしたの?」

「あの人何度も言い寄られて困っています」

チキラが言うと1人の男が歩いてくる

「おい!貴様!キキラとどんな関係だ!」

男が怒鳴る

「私の大切な御主人様です!!」

チキラが大声で言う

「こんな若造が!!貴様!キキラを譲れ!!」

「断ります」

エターナリアが笑顔で言う

「親父に言ってこの町にいられなくするぞ!!」

男が怒鳴る

「それだけですか?では失礼します」

エターナリアが微笑みながら言うとキキラを連れて歩いていく

「貴様!!無視してただで済むと思うなよ!!」

男が怒鳴りながらついてくる

「いつもこんな感じなの?」

「はい、申し訳ありません、何度断っても、しつこいです」

キキラが苦笑いしながら言う

「レイン面倒だね」

「はい!面倒ですね、警備隊に向かいましょうか?」

レインが微笑みながら言う

「そうだね、この先の裏路地から行こうかな」

エターナリアが微笑みながら言うと裏路地に入ると男達が走っていく

「御主人様、どうしますか?」

ケシルが笑顔で言う

「掃除だね」

エターナリアが微笑みながら言うと歩いていくと男達が前に現れる

「さっきから無視しやがって!だから痛い目に合うんだよ!」

男が言うと男達が近付いてくる

「弱そう・・・雑魚を何人集めても無駄ですよ」

エターナリアが言う

「キキラ以外はお前達の好きにいたぶれ!」

男が言うと男達がナイフを出してエターナリアに突き刺しに来るとケシルが蹴飛ばす

「正当防衛ですね」

ケシルが微笑みながら言う

「早く片付けろ!」

男が怒鳴ると男達が襲いかかってくるとケシルミシルが次々と殴り飛ばして手足を折っていく

「アレレ?もう終わりかな?」

「ばば化け物!!」

男が後退りすると警備隊隊員が苦笑いして見ている

「警備隊!こいつらが襲ってきた!早く捕まえろ」

男が警備隊隊員をみて笑顔になり言う

「どうみても返り討ちですね・・・キキラさん以外好きにいたぶれと言ったのまでは、確認しています」

警備隊隊員が苦笑いしながら言う

「じゃあお仕置き開始だね」

エターナリアが笑顔で言う

「何を!!俺は重臣の子だぞ!親父に言って首にするぞ!」

男が慌てて言う

「無駄です!この人に喧嘩売ったら重臣が首飛びます」

隊員が苦笑いしながら言うとケシルとミシルが容赦なくお仕置きを始めるとレインが笑顔で回復魔法を使っている、セレストリア達が羨ましそうに見ている

「何でだ!!貴様!!」

男が短剣を抜いてエターナリアに斬り付けるとキキラが腕を掴み腕を砕く

「うぎゃーーーー!!いたい!!」

男が泣き叫び始める

「御主人様に剣を向けるとは、死ぬ覚悟出来ましたね」

キキラが微笑みながら言う

「返り討ちだね」

エターナリアが微笑みながら言うと警備隊隊員が苦笑いして頷く

「連行したい?」

「ただの喧嘩ですね、しばらく待機しておきます」

警備隊隊員が苦笑いするとキキラが叩きつけてから、両足を砕くとレインが回復魔法を使うとキキラが笑顔で両腕と両足を砕き始める


「はぁースッキリした!」

キキラが笑顔で言う

「ヒィーーーばばば化物!!近付くな!!」

男が目を覚ますと泣き叫び始める

「こいつの落とし前つけに行こうかな?」

エターナリアが笑顔で言うとレインが笑い始める

「御主人様、こいつらが、手先を使ってキキラを誘拐しようとしていたみたいですね」

ケシルが睨みながら言う

「じゃあ隊員さんキキラが付き出した盗賊もお仕置きをしないとね」

エターナリアが微笑みながら言う


警備隊隊長が慌ててやってくる

「エターナリア殿!賊狩りはやめてください」

隊長が苦笑いして言う

「キキラにちょっかい出すから悪い!」

「え!どう言うことだ!」

隊長が言うと隊員から説明を受けると青ざめ始める

「落とし前つけに行こうかな?」

エターナリアが笑いながら言う

「え!それだけは勘弁してください!!そんな事したら、大変な事態になります!!」

隊長が青ざめながら言う

「だけど襲われちゃったからね」

「おい!貴様!!何で襲った!!愚か者!!」

隊長が男を怒鳴り付ける

「ひぃーーー!助けてくれ」

男がキキラから後退りしながら言う

「おい!何故こんな事をした!!貴様!!」

隊長が襟を掴み締め上げながら言う

「助けてくれ!!」

男が泣き叫ぶ

「隊長!お仕置きするから渡してね、まだ終わってないから、キキラは五回も襲われているのだから」

エターナリアが笑顔で言うと隊長から取り上げてキキラの前に転がすとキキラが笑顔で両腕と両足を砕く

「あぎゃーーーたったっ助けてくれ!!」

「隊長さんに懺悔して悪事を全て大声で言いなさい」

エターナリアが睨みながら言うと男達は次々と今まで何をしてきたか、叫び始めると隊員と隊長は青ざめ始める

「大掃除必要だね、牢屋は沢山空いているでしょ」

「え!しかし・・・」

「売られた喧嘩は叩き潰す!!最後まで徹底的に潰す!!文句有るか!!」

エターナリアが怒鳴る

「はっはい!エターナリア殿!!」

隊長が反射的に言うと隊員達が苦笑いしている

「セレストリア!こいつらを連行して、領主の館に行くよ!念のため護衛達も用意しておいて」

「はい!御主人様!!すぐに全員集めます!」

セレストリアが笑顔で言う

「え!全員!あの護衛達全部!!ちょっと待ってくれ!私から領主様に伝えて処分する!だから頼む!!」

隊長が頭を下げる

「中途半端は、ダメだよ!終わったら報告する事!良いね!!」

エターナリアが睨みながら言う

「はい!勿論です!!お前達連れて帰るぞ!!」

隊長が慌てて言うと兵士達が連行していく

「おい!お前2度と俺達とキキラの視界に入るなよ!!次は貴様も一族も全部潰す!!」

エターナリアが【威圧】を使いながら言う

「ヒィッ・・・・」

男が失禁して気絶すると男達が失禁しているのを見て隊長が苦笑いしている


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