第95話 王都ギルドにて買取
翌朝出発の準備が出来て出発する
「待って!忘れて行かないでよ!!!」
サリーナが必死に走ってくる
「サリーナ薬作りもう良いの?」
エターナリアが微笑みながら言うと
「勉強の為に付いていく!お願い!」
サリーナが言う
「来るなら後ろの馬車に乗って」
エターナリアが言うと笑顔でサリーナが乗り込むと出発する
町の門を出て王都方向に馬車を走らせる途中の村や町に寄りながら進み、王都の門が見えてくる
「馬車の列が有るね仕方ないね」
エターナリアが呟くと馬車の列に並び順番がくるのを待っていると
「何の様で来た?」
「クエールバスコのアーガナルド商会ですが、交易と冒険者でも有りますので王都の冒険者ギルドに用事があります」
門番は馬車を見てから
「通って良し」
門番が言うと馬車を走らせて町中に入っていく宿屋に到着して無事宿の確保も出きると
「今日はゆっくり休んで明日から動きだそうね」
エターナリアが微笑みながら言うとみんな笑顔で同意する
翌日冒険者ギルドに向かうと冒険者達が見ている
「エター、相変わらず狙われているのかな?」
「面倒だから無視しよう」
エターナリアがエニスに言うと
「おい!若造新人で多くの女連れとは良い身分だな!」
男が言ってくるとエターナリアは無視してギルドの中に入ると
「支部長はいますか?」
エターナリアが職員に聞くと
「どの様なご用ですか?」
「クエールバスコのエターナリアです、ケーレストから連絡が入っていると思いますが」
エターナリアが言うと
「はぁーー!エターナリア様!奥へどうぞ」
応接室に入ると支部長が入ってくる
「エターナリア殿久しぶりです、連絡は受けてありますので、早速買取りしますので倉庫に行きましょう」
支部長が言うと倉庫に向かう
「取り敢えず何から出しますか?魔石で良いですか?」
「魔石からで大丈夫です」
支部長が言うと次々と魔石を積み上げていくと職員達が鑑定しながら運び始める
「どのぐらいあるのですか?」
支部長が不安になって聞いてくると
「200000個ぐらいですかね?」
エターナリアが答える
「は?ににに200000個!!!!」
支部長が青ざめる
「ケーレストが運べないから王都に持っていけと言ったからそのぐらいになったかな?」
「アハハハ・・・・」
支部長が苦笑いしていると
(確かに量が凄いと運べないな・・・)
「支部長!!魔石をいれる箱が足りません!!」
職員が青ざめて言うと
「取り敢えず袋で保管しろ!!」
支部長が言うと職員が袋にいれ始めると
「え?・・・・・大きくなった!」
職員が言うと
「29層に入りました」
エターナリアが微笑みながら言うと
「え?これの買取価格は・・・銀貨3枚だけど・・・」
職員が青ざめながら数えていると
「銀貨3枚なのですね」
エターナリアが呟く
「何層の魔石まで有りますか?」
支部長が不安そうに聞くと
(ちょちょちょっとどうなっている・・・)
「50層まで有りますよ」
エターナリアが微笑みながら言うと
「は?ごごご50層!!!」
支部長は驚きの余り声を上げてしまうと職員達がこっちを見ている
「買取価格決めておいてくださいね」
エターナリアが微笑みながら言うと
「はぁー?あ!すぐに調べに行け」
支部長が言うと職員が調べに向かう
「支部長!!大変です!倉庫が一杯になりました!!第二倉庫に行く必要が有ります!!」
職員が叫ぶと
「え?魔石だけで一杯だと!!有り得ん!!・・・・え?こんなに・・・こんな事が・・・」
支部長が青ざめていると職員と共に第二倉庫に移動する
「支部長どうしたのですか?」
第二倉庫の職員が聞くと
「倉庫の空き具合はどうだ?」
「ほとんど空ですがどうしました?」
「これから倉庫に搬入する!!手伝え」
支部長が言うと次々と魔石を出していくと
「やっと普通の魔石をだし終わった」
エターナリアが言うと
「やっと終わったか・・・・・え?普通の魔石?」
「次はこんな魔石です」
エターナリアはドラゴンや階層主の魔石を出し始めると
「この大きさは・・・・階層主!・・・ドラゴン・・・・この数があり得ない・・・・」
支部長は涙目になると職員が固まっている
「これぐらいかな?どうしました?鑑定しないのですか?」
エターナリアが言うと
「え?・・・・無理だな・・・どうしたら良いかわからん・・・・」
支部長が青ざめて言うと
「支部長言ったらダメです」
職員が言うと数え始める
「次はゴーレムの鉱石かな?」
エターナリアが言うと
「は?・・・・アイテムか・・・ゴーレムの鉱石銀貨1枚だったな」
「どこに置きましょうか?」
エターナリアが言うと
「出してくれれば運ぶから出してくれ」
支部長が言うと、エターナリアがゴーレムの鉱石を次々とだし始めていくと職員が運ぶが山が出来上がる
「しし支部長!!倉庫に入りきりません!!どうしましょうか?」
「は?そうだな・・・・・エターナリア殿今日はこのぐらいにして貰えないですか?」
「仕方ないですね、保管場所早く決めてくださいね」
エターナリアが言うと
「え?しばらくは無理です・・・・」
支部長が青ざめて言うと
「買取拒否ですか?」
「え・・・・・・この量は想定外です」
支部長が呟くと
「想定外?ケーレストから連絡に書いてあったと思います、因みにアイテムは商会で沢山売りに出して良いのかな?」
「そうしてくれたらありがたいです・・・」
「ギルドは買い取りたくないのですね」
「そうです・・・・あ!イエ聞かなかった事にしてください」
支部長が慌て出す
「本音が出ましたね」
エターナリアが微笑みながら言うと
「アハハハ・・・・・仕方ないですこの量は買取不可能ですから」
支部長は本音を言うと青ざめた職員が入ってくる
「どうしたのだ?」
支部長が聞くと
「魔石全部で買取価格が金貨123225枚となりました・・・46層以上が金貨2枚ですので・・・」
職員が青ざめながら言うと
「え?・・・・支払いが出来ない・・・」
支部長が頭を抱えると
「ゴーレムの鉱石が20165個ですので金貨2016枚と銀貨5枚です・・・」
職員が追加で言うと
「今資金はどのぐらい有る?」
支部長が聞くと
「白金大金貨が50枚が限度です・・・」
職員が答えると
「全く足らないなんて・・・・」
「50枚?確か口座の資金どのぐらいでしたっけ?」
エターナリアが聞くと
「え?・・・・・」
支部長が青ざめると職員が慌てて調べに向かう
「金貨4254枚です・・・」
職員が戻ってきて言うと
「ゴーレムこ鉱石の代金より前に預けている資金回収したいのですがよろしいですか?」
エターナリアが微笑みながら言うと
「は?無理です・・・資金がありません」
「え?そうですか?どうするのですか?」
エターナリアが微笑みながら言うと
「それは少しお待ちください本部から資金を送って貰いますので・・・」
支部長が苦笑いしながら言うと
「冗談ですけど」
エターナリアが笑い出す
「・・・・焦りました、冗談はやめてください」
支部長が苦笑いしながら言うと職員が苦笑いしている
「取り敢えずゴーレムの鉱石は金貨でください買い物もしたいので!」
エターナリアが言うと
「畏まりました・・・」
支部長が言うと職員が袋を持ってくると白金大金貨20枚と金貨16枚と銀貨5枚を並べる
「魔石の分は口座で預かりでお願いします」
エターナリアが微笑みながら言うと
「そういえばオークションは見学することは出来ますか?」
エターナリアが聞くと
「代理人を通して交渉が必要ですが可能です」
支部長は笑顔になり代理人とオークションについて説明を始める
「解りました、代理人を探して見ます」
エターナリアが微笑みながら言うと帰ることにする
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