第51話 一体、何があった・・・
いま「ポケモンスリープ」というアプリをスマホに入れて遊んでいるのだが
・・・遊んでいるというより睡眠時のデータが気になるからなんだけど。
簡単に説明すると、就寝時にそのアプリを起動させて枕元に置いておくと
音や振動を拾い、対象者の睡眠の深さを測定してくれるというものだ(眠りによるポイントを稼ぎポケモンを集める、という作業もある)
その深さによって眠りのパターンが「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」「とくちょうなし」の4つに分けられる
例えば離れたところにスマホを置いて寝ると「ぐっすり」(波長が底に沈んだままの心停止のようなグラフ)になるし
寝付きが悪く、就寝中も寝返りやいびきを繰り返していると「うとうと」(浅く水面でウネウネするようなグラフ)になる
さて、そこで閃いた。
以前より、一人暮らしのマンションに俺以外の何かが存在しているのではないかという疑念があり
昨日、夜半より部屋を開ける機会があったので
プライベート用のスマホで「ポケモンスリープ」を起動させたあと
リビングのテーブルにタオルを敷き、その上に充電状態にしたスマホを起き
もう一台のスマホを持って、22時半にマンションを出た
翌朝(本日)8時。
マンションに戻り、シャワーを浴びた後、テーブルに置いていたスマホのケーブルを外しスリープ状態の画面を起動する
ポケモンスリープの、昨晩の睡眠データ確認に進む
・・・ちなみにマンションは海岸沿いにあり、夜は都会の喧騒などとは全く無縁の場所
つまり今回のパターンは当然、「ぐっすり」になっているはずだ
グラフが表示される・・・
うおおっ?!
なんじゃこりゃ!!笑
前日22時から午前2時過ぎまで「ぐっすり」状態で推移していたグラフが
2時を境に4時までの2時間、激しく上下し
4時以降はまた、心音停止の「ぐっすり」に戻っていた
その結果「とくちょうなし」と判断されたのだが
2時から4時の間に一体、何があったのだろうか・・・笑
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