名門貴族に生まれたけれど、戦国大名目指します
持是院少納言
設定等 ※ネタバレ注意
あらすじ
久々利悪五郎頼興に宴に招かれた斎藤大納言正義は、悪五郎が養父である斎藤道三の指示で、自身を暗殺しようとしていた情報を掴んでおり、悪五郎を討ち取った。
本来の歴史ならば、悪五郎によって暗殺されるはずであったが、斎藤大納言の運命は本来の歴史とは違った道を歩み出そうとしていた。
主人公である斎藤大納言は、21世紀の日本人の記憶を持っており、摂家の近衛家当主である近衛稙家の庶子の多幸丸として逆行転生した。
多くの公家が貧困で困窮する中、裕福な近衛家で学問や教養を学びながら、日々を過ごす。
都での暮らしの中では、牢人の黒田重隆を召し抱えたり、幼き今川義元や太原雪斎との出会いもあった。
享禄元年(1528年)
父である近衛稙家から比叡山へ出家を命ぜられることとなる。
多幸丸は黒田重隆、美濃からやってきた奉公人の瀬田左京とともに比叡山へと向かう。
しかし、この比叡山行きは、多幸丸の将来を案じた父と祖父が多幸丸が自由に生きられる様に送り出したのであった。
多幸丸は歴史通り、斎藤道三に仕えることを決意する。
瀬田左京の姉が道三の妾になっていることから、その伝手で道三に接触してもらうことにした。
その間、比叡山の腐敗を目にしたり、穴太衆との出会いがある。
瀬田左京が比叡山に戻り、道三の父である西村勘九郎が多幸丸の美濃入りを承諾したとのことで、多幸丸は美濃へと向かう。
美濃への道中、朝倉宗滴との出会いや甲賀で多羅尾光俊と鵜飼孫六を家臣にするなどの出来事があった。
多幸丸を美濃で受け入れる条件として、西村勘九郎から西村新九郎(斎藤道三)の養子になることを条件とされる。
多幸丸は西村庄五郎正義として元服し、兼山の中井戸村に領地を与えられ、築城を命ぜられた。
領地を与えられた正義は内政チートをしつつ、織田信長の父である織田信虎と出会い友人となる。
享禄2年(1529年)
正義は、更なる勢力の拡張のため、織田信虎と雑賀の湊衆とともに琉球交易を行うとともに、島津日新斎と外交関係を築く。
また、織田信虎の妹と婚姻し、同盟を結んぶとともに、神宮の支持を得て、志摩水軍を攻めて、神宮領の代官となる。
島津家においては、前守護と伊作家の対立が決定的となり、日新斎は庄五郎と同盟を結んだ。
享禄3年(1530年)
正義は、美濃の土岐家の内紛に乗じて、敵方の猿啄城を落とし、坂倉と鍛冶師たちを手に入れる。
また、琉球に倭寇狩りの軍を派遣し、倭寇のジャンク船の獲得に乗り出していた。
妻との間に嫡男も生まれ、正義の勢力は益々拡大する。
享禄4年(1531年)
正義は倭寇狩りの拠点を台湾に築くとともに、ポルトガルの脅威に晒されるアチェ王国へ交易船を出す。
南蛮交易の航路を獲得した正義は、アチェ王国へ使者を出し、西方の超大国であるオスマン帝国へ使者を出さんとしていた。
一方、台湾を高砂国と名付けた正義は、新たに家臣に迎えた山田有親を高砂国奉行として派遣し、九州で買った奴隷を植民することで、台湾を本格的に領有化しようとする。
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