登場人物紹介(1528年)※ネタバレ注意

◇西村家(西村正義家)


☆西村庄五郎正義


 名前変遷

 幼名:近衛多幸丸→西村庄五郎正義


 関白・近衛稙家の庶子

 気付いたら、21世紀から逆行転生してきた。

 比叡山に出家させられたものの、瀬田左京の伝手を辿り、西村新九郎(斎藤道三)の養子となる。

 中井戸村(兼山)を領地として与えられ、築城中。


 史実では、家臣の久々利頼興に宴に誘われ殺される。



☆黒田下野守重隆


 西村庄五郎正義の家臣筆頭

 庄五郎が多幸丸時代に神のお告げとして捜索され、近衛家に仕官する。

 庄五郎が比叡山に出家させられた際に、家臣として付いていく。

 庄五郎の金策のため、目薬を作らさせられる。

 庄五郎の家臣の中で文官働きが出来る唯一の人物なので、便利屋扱いされている。

 庄五郎の家臣として内向きのことを任せられるよう、多羅尾光俊を教育中。


 史実では、播州小寺氏の家臣で、有名な黒田官兵衛の祖父



☆大島甚六光義


 庄五郎の弓術指南役兼家臣

 庄五郎が元服の際に、養父西村新九郎より付けられる。

 基本的に武辺一辺倒なので、養父の間者ではない。


 史実では、弓の名人であり、関藩藩主。

 93歳で関ヶ原の戦いに参加してしまうスーパーお爺ちゃん。



☆多羅尾光俊


 庄五郎の家臣

 甲賀の多羅尾家の出身

 近衛家から分かれた家出身ということで、庄五郎は準親族扱いしている。

 文官働きが出来るように、黒田重隆の教育を受けている。


 史実では、徳川家康の伊賀越えに協力し、徳川家家臣になっている。



☆鵜飼孫六


 西村庄五郎の家臣

 乱波として有名なため、長良孫四郎吉幸という偽名を与えられる。

 日頃、表に出てこないが、情報収集に勤めている。

 他の家臣がいないときは、庄五郎にもぞんざいな態度



☆瀬田左京


 近衛家に仕え、多幸丸の比叡山出家に付いていく。

 姉が西村新九郎(斎藤道三)の愛妾であることから、多幸丸が西村家の養子になれるよう尽力

 最近、実家に頻繁に帰ってるのか見掛けない。


 史実では、本能寺の変の際は明智方に所属


☆馬路宮内


 伊勢楠木氏出身

 伊勢国楠城主川俣忠盛の兄



☆馬路正統


 馬路宮内の息子

 史実では、甲賀山村氏の祖


☆馬路正頼


 馬路宮内の息子

 史実では、柴田勝家の家臣の山路正国の家臣




◇美濃


☆西村新九郎規秀(斎藤道三)


 後の斎藤道三

 西村庄五郎正義の養父、西村隼人佐の父



☆西村勘九郎正利


 斎藤道三、鷹司正光の父

 松波家出身。僧から油売りになり、美濃の小守護代長井長弘に仕えて稲葉山城代になる。



☆西村隼人佐道利


 斎藤道三の庶子、瀬田左京の甥

 史実では、斎藤義龍を唆し、斎藤道三を討たせる。



☆深芳野殿


 斎藤道三の側室、斎藤義龍の母

 土岐頼芸の元妾、稲葉通則の娘、稲葉一鉄の姉


☆豊太丸


 後の斎藤義龍

 史実では、父道三を討ち取り、土岐氏を名乗る。

 後に、足利将軍家より一色氏を名乗ることを許された。

 一説ではハンセン病で死亡


☆土岐頼芸


 事実上の美濃守護(まだ守護ではない)

 小守護代長井長弘と西村勘九郎正利に支持され、兄頼武と争っている。

 史実では、斎藤道三によって追放され、諸国を流浪する。



☆鷹司正光


 西村勘九郎正利の息子、斎藤道三の弟

 鷹司冬基の養子

 史実では、義兄の鷹司冬明を討ち、美濃鷹司家の家督を相続

 1548年に戦死



☆長井長弘


 美濃小守護代、関城主

 西村勘九郎正利を登用し、頼芸を支持する。

 史実では、西村勘九郎正利に上意討ちされる。


☆長井景弘


 長井長弘の息子

 長井長弘の跡を継ぐ。

 史実では、斎藤道三に暗殺されたと思われる。



☆明智光綱


 明智長山城主

 明智光秀の父とされる。



☆妻木頼安


 妻木城主

 明智光秀の妻である妻木煕子の祖父



☆和泉守兼定


 関の刀工



☆孫六兼元


 関の刀工



☆関兼貞


 関の刀工、なかの父

 なかの父親だと言う説がある。



☆なか


 関兼貞の娘

 史実では、豊臣秀吉の母



◇尾張


☆織田弾正忠信秀


 織田弾正忠家の当主

 史実では、織田信長の父

 津島の経済力を背景に、尾張での影響力を増し「尾張の虎」として怖れられた。



☆大橋清兵衛重一


 津島十五党筆頭

 庄五郎と商いの取引をしている。

 織田弾正忠と庄五郎の仲を取り持つ。



☆氷室貞常


 津島神社の神主

 庄五郎たちに目薬販売で協力した。




◇公家


☆近衛稙家


 多幸丸の父

 近衛家当主、関白



☆近衛尚通


 近衛稙家の父

 元関白

 日記で書いたことが戦国時代という名称を生み出した。





◇その他


☆朝倉太郎左衛門尉宗滴


 朝倉家の実質的当主



☆多羅尾光吉


 多羅尾光俊の父



☆曲直瀬道三正盛


 関東の足利学校を目指す若者

 史実では医聖と呼ばれ、京で活躍

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る