登場人物紹介(1531年)※ネタバレ注意
◇西村家(西村正義家)
☆西村庄五郎正義
名前変遷
幼名:近衛多幸丸→西村庄五郎正義
関白・近衛稙家の庶子
気付いたら、21世紀から逆行転生してきた。
比叡山に出家させられたものの、瀬田左京の伝手を辿り、西村新九郎(斎藤道三)の養子となる。
中井戸村(兼山)を領地として与えられ築城中。
弾正忠の妹と結婚し、弾正忠の義弟となる。
義兄の弾正忠、津島の大橋家、雑賀の湊衆の力を借りて、琉球と交易を始める。
志摩の地頭たちに奇襲を仕掛け、志摩を平定。
神宮の支持を得て、志摩国の神宮領の代官に任ぜられる。
土岐家の内紛に乗じて、敵方の猿啄城と坂倉を手に入れる。
台湾に進出し、領土化を実行中。
史実では、家臣の久々利頼興に宴に誘われ殺される。
【家族】
☆西村多幸丸
主人公の嫡男
史実では存在しません。
☆久我栄子
主人公の正室(第一夫人)
織田弾正忠の妹
主人公に嫁ぐに当たって、清華家の久我家の養女となった。
第二子懐妊中
史実では、牧長義室の長栄寺殿
☆島津御南
主人公の正室(第二夫人)
島津日新斎の娘
島津貴久の妹
同盟強化のため、主人公に嫁ぐ。
懐妊中
史実では、肝付兼続室
【家臣(文官)】
☆黒田下野守重隆
西村庄五郎正義の家宰
美濃国奉行
庄五郎の家宰として、行政全般を担当している。
近衛家門流の地毛家の子弟たちを文官として教育中。
度々、都の近衛家へ使者として赴くことがある。
史実では、播州小寺氏の家臣で、有名な黒田官兵衛の祖父
☆松永弾正久秀
弟と共に主人公に仕官した。
文官や牢人でも出世出来るということで、積極的に業務をこなし、家宰の黒田下野守からも重宝されている。
史実では、三好長慶に仕え、忠誠心篤く、重臣として支えていた。
有名なボンバーマンであるが、後世の人々が悪く書きすぎた結果、とんでもない極悪人にされている。
【家臣(外交官)】
☆馬路宮内
伊勢楠木氏出身
伊勢国楠城主川俣忠盛の兄
息子の馬路正頼とともに、外交関係の仕事を担当している。
西は土佐から琉球まで、東は関東甲信越と様々な大名の下を訪れることたなった。
☆馬路玄蕃正頼
馬路宮内の息子
父の馬路宮内とともに外交関係の仕事を担当している。
現在は、琉球でマレー語を学び、アチェ王国へ使者に赴く。
アチェ王国でオスマン語と礼法を勉強中。
史実では、柴田勝家の家臣の山路正国の家臣
【家臣(武官)】
☆平井宮内卿信正
陸軍少佐・海軍少佐
各種の軍要職
志摩国奉行
庄五郎の軍事関係の役職を全て担当している。
元々は天皇に宮内卿として仕えていたが、面識のある庄五郎が美濃で領主になったことで、自身の得意な軍術を活かしてみたいと思い、庄五郎に仕えることとなった。
庄五郎の知る、21世紀の軍隊関係の知識を聞き、戦国時代に落とし込むことが出来る優秀な人物である。
志摩攻略の際は、庄五郎の下で総指揮を担当し、志摩全域を陥落させた。
猿啄城攻略においても総指揮を執った。
史実では、加治田平井氏の初代。
斎藤道三に仕え、義龍との不仲を諫めるも聞き入られず、道三の下を離れた。
以降、道三と反対の立場で戦い続けることとなった。
☆山田式部少輔有親
陸軍大尉、海軍大尉
高砂国奉行
高砂軍司令官
島津日新斎に降伏したところ、主人公に仕えるように勧められる。
主人公に仕えた薩摩武士を取りまとめる。
高砂国にて諸部族を平定中。
史実では、日新斎に切腹を命じられ、死去。
☆大島甚六光義
陸軍中尉、海軍少尉
庄五郎の弓術指南役兼家臣
庄五郎が元服の際に、養父西村新九郎より付けられる。
基本的に武辺一辺倒なので、養父の間者ではない。
志摩攻略と猿啄城攻略に従軍した。
史実では、弓の名人であり、関藩藩主。
93歳で関ヶ原の戦いに参加してしまうスーパーお爺ちゃん。
☆川俣十郎正具
陸軍少尉、海軍少尉
楠城城主川俣忠盛の嫡男
先祖である楠木正成の名誉回復と西村家の軍術を目的に仕えることとなる。
倭寇狩りに派遣されることとなった。
倭寇を狩った武勇伝から、伊勢では「伊勢一の兵」と呼ばれているらしい。
倭寇狩りや軍務に夢中で、今のところは結婚するつもりは無いらしい。
史実では、北畠家に仕え、伊勢に侵攻してきた織田信長軍と戦い苦しめた。
伊勢陥落後は、本願寺の客将となり、石山合戦にて討死した。
☆神代新次郎勝利
陸軍少尉、海軍少尉
九州を武者修行中のところ、馬路宮内と出会い、交易に同行する。
琉球と交易する庄五郎に興味を持ち、馬路宮内の誘いを受けて、庄五郎に仕えることとなった。
倭寇狩りに派遣されることとなった。
史実では、少弐氏に仕え、龍造寺と対立していた。
☆松永甚助長頼
陸軍少尉
松永弾正の弟
兄とともに主人公に仕官し、猿啄城攻略に従軍した。
史実では、三好長慶の配下として活躍し、丹波守護代内藤家の養子になるも、戦死した。
☆大林菅助晴幸
陸軍少尉
山伏兵法を身に付け、地形など様々な知識に明るい。
平井宮内卿の下で軍術を学び、猿啄城攻略に従軍した。
史実では、牢人として放浪の末、武田信玄に仕えるも、川中島にて戦死した。
☆九鬼宮内大輔定隆
海軍少尉
主人公の志摩攻略で配下になり、美濃で訓練を受けた後に、海軍へ配属された。
倭寇狩りに派遣されることとなった。
【家臣(家政)】
☆多羅尾四郎兵衛光俊
庄五郎の家令
甲賀の多羅尾家の出身
近衛家から分かれた家出身ということで、庄五郎は準親族扱いしている。
文官働きが出来るように、黒田重隆の教育を受けている。
史実では、徳川家康の伊賀越えに協力し、徳川家家臣になっている。
【家臣(家政情報部)】
☆鵜飼孫六
西村庄五郎の家臣
乱波として有名なため、長良孫四郎吉幸という偽名を与えられる。
日頃、表に出てこないが、情報収集に勤めている。
最近は関東にいることが多い。
他の家臣がいないときは、庄五郎にもぞんざいな態度
☆馬路正統
馬路宮内の息子
鵜飼孫六の下で、忍衆として働いている。
史実では、甲賀山村氏の祖
【家臣(行政情報部)】
☆服部半蔵保長
家宰直轄の忍衆の頭領
元々は、室町将軍の足利義晴に仕えていたが、待遇に不満を持っていた。
庄五郎が忍不足のため、関白近衛稙家が将軍から譲り受ける形で登用し、庄五郎に仕えることとなった。
将軍家や乱波に比べて待遇が良いので、庄五郎に仕えることが出来て良かったと思っている。
史実では、松平清康に仕えた。
【家臣(医師)】
☆谷野一栢
明で医術を学んできた医師
主人公から人体解剖を提案され、仕官することとなった。
史実では、朝倉家に仕えていた。
【家臣(商工業)】
☆坂倉正利
馬路宮内の弟
美濃の坂倉の刀工
主人公の猿啄城攻略に協力し、御抱え鍛治師となり、坂倉の鍛治師たちを束ねる立場となった。
☆松本七郎次郎元秀
船乗り
大型船に乗りたくて、交易船の船員に志願した。
史実だと角屋七郎次郎の初代の父親である。
【客将】
☆長野信濃守業政
上野長野氏
叔父から箕輪長野氏の家督を継ぎ、主人公の客将となる。
史実では、箕輪城主で後北條氏や甲斐武田氏と戦う。
☆長野方業
長野信濃守の叔父
関東享禄の内乱に敗れ、一族ともども信濃国に追放される。
主人公の元を訪れ、甥に箕輪長野氏の家督を譲り、客将となる。
☆上泉伊勢守秀綱
箕輪長野氏家臣
長野氏に従い、主人公の客将となる。
主人公に請われて、西村家で剣術指導を行っている。
史実では、新陰流創始者で剣聖とされる。
【家臣(その他)】
☆瀬田左京
近衛家に仕え、多幸丸の比叡山出家に付いていく。
姉が西村新九郎(斎藤道三)の愛妾であることから、多幸丸が西村家の養子になれるよう尽力した。
主人公の養父の間者であることが判明した。
最近、実家に頻繁に帰ってるのか見掛けない。
史実では、本能寺の変の際は明智方に所属
◇美濃
☆西村新九郎規秀(斎藤道三)
後の斎藤道三
西村庄五郎正義の養父、西村隼人佐の父
☆西村勘九郎正利
斎藤道三、鷹司正光の父
松波家出身。僧から油売りになり、美濃の小守護代長井長弘に仕えて稲葉山城代になる。
☆土岐頼芸
事実上の美濃守護(まだ守護ではない)
小守護代長井長弘と西村勘九郎正利に支持され、兄頼武と争っている。
史実では、斎藤道三によって追放され、諸国を流浪する。
◇尾張
☆織田弾正忠信秀
織田弾正忠家の当主
庄五郎と妹を結婚させ、婚姻同盟を結ぶ。
庄五郎とともに、琉球交易を行ったり、志摩侵攻に出兵するなど、庄五郎の悪友的存在である。
史実では、織田信長の父
津島の経済力を背景に、尾張での影響力を増し「尾張の虎」として怖れられた。
☆大橋清兵衛重一
津島十五党筆頭
庄五郎と商いの取引をしている。
織田弾正忠と庄五郎の仲を取り持ち、琉球交易に参加している。
◇薩摩
☆島津日新斎
島津貴久の父
知勇兼備の名君であり、伊作家の実権を握っている。
主人公に様々な協力する。
主人公の血筋を利用して、島津家の争いを勝ち抜こうと企む。
主人公に娘の御南を嫁がせる。
☆島津貴久
島津家当主
前守護の勝久や薩州家の実久と争っている。
実権は父である日新斎が握っているが、特に不満は抱いていない。
主人公に琉球渡海認可状を発行した。
☆島津勝久
島津前当主
貴久に家督を譲ったものの、実久に唆されて翻意した。
伊作家と島津家当主の座を巡って争っている。
◇朝廷・公家
☆近衛稙家
主人公の父
近衛家当主、関白
主人公からの要請で、様々なことに協力させられている。
☆九條稙通
九條家当主
困窮して畿内の分限者たちの元を巡っていたところ、主人公の元へ下向することになる。
主人公の元で、古典の研究をしつつも気儘な生活を送っている。
主人公の家臣たちに礼法指導などしてくれている。
かなりの食いしん坊である。
☆久我邦通
権大納言
清華家である久我家の嫡男
織田弾正忠の妹を久我家の養女とすべく、美濃と尾張へ下向した。
1531年死去
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