第34話 私の安原義人ファンへの道
私が俳優・声優の「
1982年放送のアニメ『トンデラハウスの大冒険』の
1983年に始まった『パーマン』で私は安原義人の演じるバードマンにはまるのだが、氏は同時期にアニメ『キャッツ・(正しくはハートマーク)アイ』でもう一つの代表作となる
しかし、関東地方では『キャッツ・アイ』の裏で『忍者ハットリくん』を放送しており、我が家は『ハットリくん』を見ていたので存在を全く知らなかった。たまたま『ハットリくん』が休止になった日、チャンネルを回して初めて『キャッツ・アイ』を見た私は、俊夫が「待てぇー、キャッツ!」と叫ぶのを聞き、バードマンの声であることに驚いた。それから私は安原義人の演技の幅広さを意識して見るようになる。
安原義人の別の一面を私に認識させたのが1986年放送開始のアニメ『メイプルタウン物語』で演じたゲストキャラ「パフ」だ。穏やかな声で「夢をどうぞ」と夢を売るキャラクターで、バードマンや俊夫のテンションとは全く違っていた。
時間は前後するが、1985年から吹き替え放送が始まった米ドラマ『特攻野郎Aチーム』では、「ブラジャーからミサイルまでなんでも調達する」とOPナレーションで自己紹介する色男、「フェイスマン」ことテンプルトン・ペック役を演じていた。たまたま土曜の昼下がりに自宅で1話を見た私は偶然の出会いに興奮し、毎週欠かさず見るようになる。『パーマン』以降の安原義人はアニメより吹き替えに比重が多くなっていき、私も追っかけてたくさんの吹き替え作品を見ることになるのだが、また改めて語ることにしよう。
追加ネタがなければ次回からはいよいよ合唱部編に入れそうだ。
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