第149話 『スーパーロボット大戦』シリーズの話 その5
今回も『スーパーロボット大戦α』シリーズの続きである。
2001年に発売された『スーパーロボット大戦α外伝』は、久しぶりにオリジナル主人公がおらず、話の途中で未来世界に飛ばされてしまうという二部構成になっていた。未来世界を舞台にしたのは、新規参戦作品である『銀河旋風ブライガー』『機動新世紀ガンダムX』『
『∀ガンダム』では、劇中で地中に過去のモビルスーツが埋まっているという設定があり、隠しアイテムや機体の入手方法として便利に使われた。また、アイテムの売買所としてバザーが開かれ、『戦闘メカ ザブングル』の特殊通貨「プルーストーン」が使われた。
ただしゲームの難易度は高めで、ストーリー分岐的には二周するのがベストだったが、私は二周目途中で中断している。この頃から仕事の忙しさなどで、ゲームをする時間がなくなっていった。
本作がスパロボ史に残した最大の功績は、シリーズで初めて主題歌が付き、ゲームのOP画面で流れたことであろう。
2000年に水木一郎・影山ヒロノブ・松本梨香・さかもとえいぞう・遠藤正明の五名で結成されたアニソンユニット「JAM Project」が歌う「鋼の
2002年にプレイステーション2で発売された『第2次スーパーロボット大戦α』は小隊制のチーム編成を導入、2005年に発売された『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』で『スーパーロボット大戦α』シリーズは完結するが、私は購入したのみでプレイできなかった。
このころのスパロボを語る上で外せないのは、各社から発売されていた攻略本だ。各機体やマップデータだけでは他社の攻略本との差別化が図れないので、こだわりの育成紹介や原作解説、解説での辛口コメントなど、様々な記事が書かれていた。
また、ギャグパロディマンガや4コママンガ、本編の補完となるようなマンガなど、ゲームの公式二次創作も様々な会社から発売されていたが、ある時期から完全になくなってしまった。
攻略本の辛口コメントやマンガでのいじられ役になってしまい、別な意味でプレイヤーの人気者になったキャラクターも複数存在した。
次回は携帯機スパロボの話を予定している。
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