第162話 番外編 『VOICARION~スプーンの盾~』2024年度版 観劇感想
先日、安原義人さんが出演されたプレミア音楽朗読劇『VOICARION~スプーンの盾~』をシアタークリエで観劇してきた。安原さんは2023年度版から参加している。
当時の感想及び、作品のあらすじについてはこちらを参照していただきたい。
第102話 番外編 『VOICARION~スプーンの盾~』観劇感想
https://kakuyomu.jp/works/16816927860713768850/episodes/16817330668127863897
以下、本編のネタバレがあるのでご了承いただきたい。
『VOICARION~スプーンの盾~』の魅力は、多数の声優陣が日替わりユニットで繰り広げる舞台であることだ。今年は安原さん以外は去年と違うメンバーを見たいと思い、カレームを豊永利行、ナポレオンを高木渉、マリーを瀬戸麻沙美、タレーランを安原義人が演じる回のチケットを取った。
カレームの豊永利行についてはWikipediaの記事で主役を多数演じる人気声優であることを知ったが、私が経歴で一番反応したのが『人造昆虫カブトボーグ
マリーの瀬戸麻沙美も人気声優だが、私が見ている作品は『魔法戦争』の五十島くるみ役くらいだ。
ナポレオンの高木渉。私にとっては『ビーストウォーズ』のラットルやスパロボZでの『ガンダムX』ガロード役でお馴染みだ。安原さんとも吹替等で多数共演しているが、舞台を見るのは初めてである。
安原さんと瀬戸麻沙美は本日が初日だ。前回は開演時間ギリギリで来たが、今回は余裕を持って劇場に入ったので、開演前に作品の背景を語る前説を聞くことができた。
幸い私の席は安原さんサイドで、ズボンのポケットに手を突っ込みながら台本を読む安原さんの姿を堪能することができた。
話は前回見ているので知っているはずなのだが、記憶より笑い声が起こる舞台は、(去年とシナリオが変わっているのかな)と思うくらいに印象が違っていた。前回のカレーム役は朴璐美だったので、男性がカレームを演じるということも印象の違いに影響を与えていたのかもしれない。なお、カレームの少年時代の回想シーンは、マリー役の瀬戸麻沙美が演じていた。朴さんは少年時代も演じていたと記憶している。
舞台で一番暴れていたのはナポレオンの高木渉だ。各自の声優サイドには、出番が無いとき座る椅子と、水の入ったピッチャーとコップが置かれたサイドテーブルがある。安原さんが出番が無いときに水を飲んでいると、隣で立っているナポレオンが「タユルラン(タレーラン)、なんで水飲んでるんですか」と突っ込み、安原さんは無視して水を飲むという応酬をしていた。
中盤にカレームがナポレオンの皇帝就任祝いに大きなケーキを作るエピソードがあり、「上で踊れるくらい堅いです」とアピールするカレームにナポレオンが乗せられ「コルシカの踊り」を披露するシーンがある。ここは各キャストがアドリブを生かして観客を楽しませる場となっており、ナポレオンに「お前も踊れ」と言われたカレームが「コルシカの踊りを知っているか」とマリーに振り、マリーが「私は目が見えないので分かりません」と返したので、やけくそでカレームが踊って観客が爆笑した。タレーランはわちゃわちゃする三人を見守るような雰囲気だった。
安原さんも去年の初演に比べ、今年の初演は最初からエンジンがかかっているようなノリの良さだった。もちろん、演説シーンでは観客を魅了し、ナポレオンとの日々を回想するシーンなどでは涙を誘っていた。
また別キャストでぜひ見たいと思わせる舞台だった。
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