第127話 番外編 「『クレギオン』と『アラベスク』~ホビー・データPBM同窓会2024~」参加

 2024年5月18日、阿佐ヶ谷ロフトにて日本PBMアーカイブスが主催する「『クレギオン』と『アラベスク』~ホビー・データPBM同窓会2024~」が行われ、私も参加してきた。

 日本PBMアーカイブスというのはPBM資料を収集、公開することを目的にした特定非営利活動法人だ。これまで遊演体のネットゲームのイベントを開いているが、ホビー・データのイベントは初めてである。


 『クレギオン』についてはここでも語っているが、『アラベスク』については紹介していなかったので軽く解説しよう。

 『クレギオン』に続けてホビー・データが企画したのが、アラビア風のファンタジー世界を舞台とした『アラベスク』である。これまでの作品にはないジャンルだったことと、共通リアクションと個別リアクションの二段構えで、アクションの没をなくすという試みが成功し、多くの参加者を集めたシリーズである。

 しかしマスターの作業量も増大したため、大量の新人マスターが起用された。プレイヤーからのスカウトと共に、求人情報誌に広告を出し、PBMに縁のなかった層にも手を広げたことが本イベントでも語られている。


 今回のイベントでは、『クレギオン』の立ち上げに関わった大宮亮や『クレギオン』『アラベスク』でマスターやグランドマスターを務め、後に小説家になった築地俊彦、後期のホビー・データでマスターとして活動していた沖又陸を中心に、当時の想い出や裏話が語られた。

 そもそもマスターが多かったこともあり、参加者はマスター、プレイヤー半々くらいに感じられた。

 今回参加して良かったのは、やはり当時親しくしていたプレイヤーと再会できたことだ。時間の経過はあるものの、昔と変わらない雰囲気も残っていて、元気なことに安心した。

 また、個人的に嬉しかったのは鏡俊也マスターと話せたことだ。『アラベスク』等で活躍した鏡マスターは後年『スーパーロボット大戦』シリーズの数作にシナリオライターとして関わった。自分が楽しんだ作品のお礼を直接言えたのは僥倖だった。


 本イベントは好感触のうちに終わったので、またいつか同窓会イベントを開いてほしいものだ。

 次回は本編に戻り、サロンのようなプレイヤー交流の想い出を語りたい。

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