第68話 新天地
ぼくと13匹の猫達は、
そしてついに、
しかし、本当に安心して暮らせる土地かどうかは、暮らしてみるまで分からない。
暮らしているうちに、後から問題点が見つかることも
「
猫達は、「やっと、新しい
「これでもう、ケガした猫を運ばなくて済むニャニャ」
「いつでも、安心してお昼寝出来るニャ~ン」
「毎日、移動する生活とも、おさらばニャオ」
移動型民族生活は、猫達にとって、かなりのストレスだったようだ。
もともと猫は、
昔から、「犬は人に付き、猫は家に付く」と言われている。
犬は飼い主を愛し、飼い主との関係を大切にする
猫は特定の場所を愛し、自分が安心出来る
猫は
猫が安心出来る、暗くて
実際に、
この新しい集落で、たっぷり眠って、移動生活で疲れ果てた心と体を
新しい
だけど、いつの日か、ここが猫達にとって、安心して暮らせる場所になれば良い。
特に、集落の
「仔猫のお医者さん、我々をここまで連れて来てくれて、本当に感謝しかないナォ。これでようやく、新しい集落を作れるナォ」
「ミャ」
どういたしまして。
「仔猫のお医者さんも、たくさん
確かに、ぼくも疲れがたまっています。
お言葉に甘えて、しばらく、のんびりさせてもらいますね。
「もちろん、いくらでもゆっくりしてナォ」
そう言って、集落の
ぼく達家族は、移動疲れが
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