第14話 猫の長老
他にも色々聞いてみたけど、お医者さんは知らないことの方が多かった。
お医者さんといっても、
ヨモギは、
なお、猫は
ケガも病気も、「寝て治す」が基本。
お医者さんは、森に入らないから、森の
森に
この感じだと、他の猫に聞いても、同じだろうな。
結局、見える
お医者さんが
「集落で一番長く生きているミケさんなら、何か知ってるかもしれないニャ~」
ミケさんは、ぼくがこの世界に来て、初めて出会ったミケネコ。
あの猫が、
猫って、見た目じゃ、年齢が全然分からないんだよね。
猫も、年を取ると
猫の年齢は、
「ミャ」
お医者さんにお礼を言って、その場を離れた。
さて、ミケさんは、どこにいるんだろう?
しまった、お医者さんに、ミケさんの
とりあえず、ぼくが足を滑らせて落ちたという、イチモツの木の前まで、やって来た。
ぼくの
それにしても、見れば見るほど、ご立派な巨……。
こんなに大きな巨木から落ちたら、タダじゃ
よく無事だったな、ぼく。
なんで、この木に登ろうと思ったのかな?
落ちる前の
そんなことを考えながら、イチモツの木を見上げていると。
後ろから、誰かに頭を
「また、イチモツの木に
振り向くと、探していたミケさんがいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます