第151話 猫は不調を隠す
猫は、体の
ヒョウ
きっとミケさんも、病気を
そういえば、ミケさんが茶トラ先生に
たぶん、茶トラ先生も、ミケさんの病気に気付いていない。
もしかしたら、ケガや病気を
何はともあれ、苦しんでいる猫は放っておけない。
ミケさんには、いつまでも元気で、長生きして欲しい。
「ミャ」
ミケさん、ヨモギのお薬を作りましたので、飲んで下さい。
「お薬にゃ? 別にどこも、悪いところはないけどにゃ」
「ミャ?」
ミケさん、あちこち具合が悪いでしょう?
「やれやれ……シロちゃんには、かなわないにゃ。分かったにゃ、飲むにゃ」
ミケさんは、
「ミャ」
あと、おやつに
「
もともと、猫は、食べ物をあまり
でも、
だけど、年を取ると、
「ミャ」
おやつに、数本食べるだけで
一緒に、食べましょう。
ぼくはそう言って、
「はいはい、分かったにゃ」
ミケさんは
一緒に、おやつの
「ミャ?」
なんで、病気を
「みんなに、心配をかけたくないからにゃ……」
ミケさんは、
ミケさんも
ミケさんが病気だと知ったら、みんな心配するだろう。
心配をかけたくない気持ちは、分かる。
だけど、
ぼくは、ニッコリと
「ミャ」
だったら、ぼくとミケさんだけの
ぼくが、ミケさんの
「やっぱり、シロちゃんには、かなわないにゃ」
ミケさんはちょっと
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