第98話 家族で食べるごはんは美味しい
しばらく会わないうちに、お父さんとお母さんは、ずいぶん
「ミャ?」
お父さんとお母さんは、ぼくと
「シロちゃんが心配で、何も食べられなかったニャ」
「シロちゃんが見つかって、安心したら、おなかが
お父さんとお母さんは、ぼくを探すのに必死で、何も食べていなかったらしい。
ぼくを心配するあまり、水以外、何も
生きる為とはいえ、ぼくだけしっかり食べていたのが、申し訳なくなった。
おなかが
3匹で
「あれは、カリコテリウムニャー。あれは、足が遅いから、簡単に狩れるニャー」
そう言って、お父さんは
ぼくとお母さんも、
カリコテリウムは、大きな鳴き声を上げて、激しく
しかし、お父さんは、カリコテリウムの
ぼくは、プレーリードッグでも、
お父さんは、自分よりもずっと大きな
やっぱり、お父さんはスゴイ。
いつも見ていた
「さぁ、みんな、食べるニャー」
「いただきますニャ」
「ミャ」
カリコテリウムは、今まで食べたウマのような
お父さんもお母さんも、「うみゃいうみゃい」と言いながら、お肉を食べている。
美味しそうに食べるふたりの笑顔が
ごはんは、ひとりで食べるより、みんなで食べた方が美味しいよね。
―――――――――――――
【
今から2300万年前~360万年前くらいに、
足より手の方が長く、ゴリラみたいに
体長約2~3m、体重は不明。
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