第125話 家族内感染
ヒョウ
最近、どうも、お父さんとお母さんの様子がおかしい。
元気がなさそうだし、たまに
いつも
それに、毎日食べているはずなのに、ふたりとも
「ミャ」
ねぇ、お父さん、お母さん、ふたりとも、なんか
「そうだニャー、なんかこの
「私も疲れやすくなって、毛もパサパサしてきた気がするニャ。ちゃんと、毛づくろいを
やっぱり、ふたりとも
お母さんが心配そうに、ぼくの毛づくろいをしながら言う。
「シロちゃんも、毛がパサパサで、ずいぶん
「ミャ?」
ぼくも?
全然、気が付かなかった。
言われてみれば、ぼくの毛もパサついている。
そういえば、ぼくも最近、ちょっと
なんとなく、おなかが
体がダルいのも、
どうやら、ぼく達全員、同じ病気に
そうと分かれば、お父さんとお母さんを、『
『
『
え? ウソでしょっ?
今、ぼくのおなかの中に、
うわ~っ、イヤだ~! 早く出てってくれ~っ!
助けて~っ、なんとかして! 『
『
『
ありがとう、『
近くに、ヨモギに良く似た草が
これは、みんなに薬草の見分け方を教える時に、「ヨモギと
よし! これさえあれば、
急いで、薬を作って、みんなで飲むぞっ!
――――――――――――
【
知らないうちに、猫が弱っていく恐ろしい病気。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます