第46話 みんなでひと狩り行こうぜ
ぼく達は、
しばらくすると、近くから、葉を食べるような音が聞こえてきた。
音を立てないように、そ~っと近付いて、音の正体を確認する。
見れば、キリン
あれは、お父さんが何度か狩ってきてくれたことがある、シヴァテリウス。
猫よりも体は大きいけど、草食動物なので狩れる。
向こうはまだ、ぼく達に気付いていないようだ。
ククク……今のうちに
人間の
動物の
動物の食べる姿を見ていると、なんかほっこりするんだよね。
特に、可愛い動物には、たくさん食べさせたくなっちゃう。
動物の
そんなことを考えていると、お父さんが小声で指示を出してくる。
「合図を出したら、みんなで飛びかかるニャー」
「分かったニャ」
「ミャ」
ぼく達は
シヴァテリウスが、少し高いところの葉を食べようと、上を向いた瞬間――
「今ニャーッ!」
お父さんの合図を聞いて、ぼく達は、シヴァテリウスへ
シヴァテリウスは、鳴き声を上げて必死に暴れるけど、3対1ならこっちが
最後は、お父さんが上手く
お父さんは、
いつも
「さぁ、みんな、食べるニャー」
「いただきますニャ」
「ミャ!」
シヴァテリウスは、
―――――――――――――――
【
今から約500万年くらい前に
首は太く短く、キリンというより、キリン
頭には、手のひらを広げたような形をした、大きな角が生えている。
体長約3m、体重1250㎏
「
「
合わせて、「
ヒンドゥー教では、牛は聖なる獣なので、絶対に食べてはいけない。
ちなみに、キリンも牛も同じ仲間だよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます