第129話 猫にマタタビ
そもそも、「クッシング
病気そのものは治せなくても、病気の
『クッシング
『
薬草で
「ここナ~ウ。ゆっくりしてってナ~ウ」
灰白猫は
さすが、猫、自由だな。
そういえば、お年寄りの猫は、
病気で、体も弱っているのかもしれない。
いたわるように、灰白猫の背中を
猫は、お年寄りになっても可愛い。
そこへ、1匹の猫が近付いて来る。
「おばあちゃんったら、ふらっといなくなったと思ったら、こんなところでお昼寝してナォ……」
白毛に灰色のブチ
どうやら、灰ブチ猫は、灰白猫のお
ぼくは、灰ブチ猫に
「ミャ」
初めまして、こんにちは。
ぼくは、お父さんとお母さんと3匹で、旅をしている猫です。
さっき、このおばあさんに会って、ここまで連れて来てもらったんです。
「そうだったナォ? 初めまして、おばあちゃんがお世話になったナォ」
「ミャ」
ぼくはお医者さんなんですけど、
もし良かったら、ぼくに、
「やっぱり、病気ナォ? おばあちゃん、このところ、すっかり元気がなくなっちゃって、寝てばかりナォ。なんとかして欲しいナォ」
「ミャ」
分かりました、出来る限りのことはします。
ぼくはそう言うと、
『
『
『
これは、ぼくでも良く知っているぞ。
猫が食べられる数少ないハーブで、マタタビと同じ効果があるんだ。
よし、これを灰白猫に食べさせよう。
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