第140話 新しい水飲み場を作ろう
猫は文字を書けないし、読めない。
何かを伝えようと思ったら、実際に、目の前でやってみせて、
ぼくは、木の
線を引くぼくを見て、猫達は、不思議そうに首を
「シロちゃん、何してるニャー?」
お父さんが質問してきたので、答える。
「ミャ」
みんなが、水を飲めるように、
皆さんにも、手伝って頂きたいのですけど、お願い出来ますか?
「もちろん、シロちゃんの
お父さんが張り切り出すと、他の猫達も「ニャーッ!」と、やる
「ミャ」
皆さん、ありがとうございます。
では、まず、ぼくが引いたこの線に
「こんな感じで」と、
「ミャ」
この
「そのくらい、お安い
猫達にも分かりやすいように、ひとつずつ説明しながら、やって見せた。
猫達は、ぼくの
「ミャ?」
皆さんに教えて頂きたいのですが、この
「ここニャン」
日向ぼっこが大好きな猫達は、あったかい場所を知っている。
数匹の猫達が、その場所を教えてくれた。
地面を
ここに池を作れば、太陽光で水があったまるはずだ。
「ミャ」
ここに、水飲み場の池を
「このくらいで」と、棒で丸く線を引いた。
水飲み用の池なので、大きな穴じゃなくて良い。
丸まった
猫達に、池用の穴を
引き続き、
半日くらいで、工事は終わった。
あとは、川の水を引くだけだ。
川と
猫達は「ニャーッ!」と
池に水が
池の水がいっぱいになると、
一応、予想通りのものが出来たかな?
作ったばっかりだから、今は水が茶色く
しばらくすれば、
あとは、池の水があったまってくれるかだな。
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