第139話 猫が水を飲まない理由
猫達が水を飲まないのは、水飲み場の
「おや? どちらへ行かれるナォ?」
水飲み場を調べに行こうとしたら、
「ミャ」
猫達が水を飲まない
「だったら、一緒に行くナォ」
え? 来るの? なんで? 来ないで。
そこで、お父さんとお母さんも近付いて来る。
「シロちゃん、
「シロちゃんに何かあったら、困るニャ」
ふたりとも、
「ミャ」
お父さん、お母さん、ぼく、これから、水飲み場を調べに行くんだ。
「だったら、私達も一緒に行くニャ」
お父さんとお母さんはニッコリと笑って、着いて来てくれることになった。
数匹の猫達も、「なんニャなんニャ?」と、
水飲み場を調べるだけなのに、そんなにゾロゾロ
とりあえず、行くか。
水飲み場となる川は、
これは、雨で川が
寒い日に、ここまで来るのは、ツラいな。
川の
川には
試しに、水を飲んでみたら、氷水みたいに冷たくて、体の
夏は
これじゃ、水を飲みに来られないワケだ。
初めて、この場所に来た時は、夏の
だから、冬のことまで考えなかったんだよね。
よし、
さて、次は、どうやって猫達に水を飲ませるかだ。
水が冷たくなければ、飲んでくれるはず。
だったら、
冬でも、
まずは、一日中、
次に、川から水を引く、
いつも新しい水と入れ替える為、池には、古い水を流す
この計画が上手くいけば、猫達は水を飲んでくれるはず。
なんでもやってみなくちゃ、どうなるか分からない。
ちょうど、猫達もいるし、猫の手を借りて、池を作ってみよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます