第135話 キランソウの集落
「この森は、久し振りで
「やっぱり、ここは良いところニャ」
「ミャ」
ぼくとお父さんとお母さんが、仲良くおててつないで、おしゃべりしながら、イチモツの森の中を歩いていると。
『
『
キランソウ?
ぼく達は今、ケガや病気はしていないはずだけど。
見れば、
確か、初めて見つけた時は、
花の
キランソウか……
毒虫に
最初、
あまりにも
いや、ドクダミそのものは、とても
だけど、
ドクダミの代わりに見つけたのが、キランソウだった。
あの時、助けた猫達は、今も元気で
そういえば、キランソウがたくさん生えていた場所に、猫達を
ってことは、この近くに、その猫達の
確か、『
頼むぞ、『
『
『
『
どうやら、ケガをしている猫が、この近くにいるようだ。
しかも、
ケガをした後、すぐ傷口を洗えば、
でも、この猫は、何もしなかったから、
じゃあ、その猫がいるところまで、案内してくれ。
『
カーナビみたいな案内された。
『
「あ、仔猫のお医者さんニャニャ!」
「えっ? 本当ニャオ! また来てくれたニャオ?」
「また会えて、
――――――――――
【
傷口から、
強い痛みがあり、傷の周りが赤く
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