第30話 ゲーム大会開始
今日は皆でゲーム大会!朝ご飯は6時、そしてそこからメイドさん並びに執事の人がご飯の後片付けを完了するまで待って、皆でお礼を言ってからついでに暇になったらここに遊びに来て下さいと言ってからゲーム開始だ!
まず午前の部はチェスとオセロだ、午後の部はトランプと色んなゲームで遊ぼうの4本立て構成の日となっている。44人なのでちょうど数が良い、本来こんな突発的にこんな事をするとクラスの何人かは嫌だなー、なんでやるんだよ……とか文句を言うかもしれないがそんな事は先生しか言わなかった。もちろん先生は強制的に連れてきたから大丈夫だ!
「よし、では開始だ!」
誠の合図に合わせて始まった、委員長だからな。今回は総当り戦もどきな感じで試合を進めて行く、勝ち負けが戦績が近い人と戦っていく感じだ。例えば2回やって2連勝したなら同じく2回やって2連勝したやつと戦う。2勝1敗なら同じく2勝1敗のやつと戦うって感じだな。
そして1戦目はチェス、2戦目はオセロ……と言う風に交互にやっていく、もし全てに勝っていくやつが居たら21連勝した2人が戦って勇者、魔王が決まるって感じだな。1位2位とかでもいいんじゃないかって思ったんだが普通じゃつまらないだろ?と言う事で順位によってなっていい職業があると言う設定だ。1位になったら勇者でも魔王でもなんでもいいが最下位あたりは村人とかそんな感じのしか選べないよって事だな。で、そうなると絶対からかわれるやつがいるのよな?ゲームが終わった後じゃないぞ?始まる前にだ、分かるよな?誠だよ、誠、緊張勇者様だ!勇者剥奪されたなお前……って俺は言っといた。それとこれとは関係無いだろって返された、辛辣だ。
1戦目は……大司か、捻り潰してやろうではないか!
…………タノシイナー、現在最下位付近な男になっている。俺は智者な筈だろ!?と思っていたが忘れてた事があったんだ。俺今1番ステが低いんだった。これがステータスの恩恵か……。
そして、今は優勝を決める戦いが起こっている、戦っているのは藍那と小晴だな。俺は最下位争いを誠としている。今日はもう午後は運によるものが多いゲームが多いから無理だが、次やる時は同じぐらいの賢さにするアイテム持ってやろうな!試合長引きそうだけどな……。
「フッ、神夜余所見かい?貰った!」
「なっ!お前っ!よくも俺のクイーンを!」
クイーンで分かるようにチェスをしている、こいつ人が見ていない間に進めやがった!なんてやつだ!と試合中に余所見していた自分を棚に上げて思う神夜であった。
結果、優勝は村長を選んだ小晴、準優勝は魔王を選んだ藍那。
最下位は村人で誠、準最下位は村人で俺となった。なぜ小晴が村長になったか?それは小晴がだってあんまり身分高くなったらゆーちゃんと結婚出来なくなるじゃい?と言う事だ。皆おぉ……と拍手していた。藍那は強制的に魔王にした。なんか乙女チックな者になろうとしていたが魔王にした。そしたら罰を食を食らった、最罰者……グハッ!
さて丁度昼ご飯なので食べ終わったらトランプと色んなゲームだな。俺は誠に勝ったからテンションが高い、智者のおかげかな……。ありがとう智者。
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