第147話 六東龍
投稿出来なかった言い訳を数個
1.ある程度ストーリーは考えていたが、これも良いのでは?と考え過ぎていた。
2.ゲームが面白い
3.他の人の小説が面白い
後、活動報告にも上げますが語られはダンジョンから出たタイミングで少し休止します。
理由は最初の方をしっかりと纏めようと思った為です。いわゆる改定と言う物です。
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魔力の消費を抑える為には魔力は使えない。当たり前の事だ。ならどうするか?
物理的に解決するしかないだろう。
「ふっ!」
バッグから刀を更に五本取り出し、片方の手で三本、もう片方の手で三本の計六本になった。
今の愛刀である
まさかこの世界に来て最初の訓練でやっていたこれを使う事になるとは正直思ってなかった。
俺は刀が一本有れば戦える。いや違う、それで戦ってきた。偶に使ってない時もあったがその時は何か理由があったはずだ。
六刀を風の流れに沿って振り回す。
風を乱す事が必要なはずなのに風に沿って振り回してどうすると思うだろう。
大丈夫だ、しっかりと風は乱せている。
風を切る様なと言う言葉ある。
棒などを振った時にビュン!となるだろう。
それと同じだ。追い風だろうと向かい風だろうと行き良いよく振るえば風を斬れる。
更に刀で空間を斬る技術が有るがそれを使えば更に効果が出る。
刀が通った場所には何も無いが、棒のような物があると言う風になっている。
本来空間を切る技術は敵が不意に刀で斬られるようにするためだ。
簡単な使い所では敵が通るで有ろう場所を切り、逃げる。するとそこを通った敵は急に切られて死ぬ。前世では覚えたての頃は敵と一緒に山まで切ってしまったが、今は大丈夫だ。練度と身体の強度が違うからだ。
風を乱して更に利を得るために上昇気流が生まれるように刀を振るった。
塵も積もれば山となる、そろそろ急激な上昇気流が起きるはずだ。
ビューーー!
「やっとか、この風が続くまでは他の風は大丈夫そうだな」
上に向かうのは雲を抜け中心に入った時何か見えたわけでは無く、何も見えなかったからだ。
上に何かがいると考えた。無論、上にも雲があり光を通さない程分厚いとも考えられる。
そうだとしても下に行くよりはいいだろう。魔力が余り使えないのに水の中に入ったら死ぬ。
そうして上昇気流が終わったら、また刀を振るって上昇気流を生み、上へと向かっていく作業を5回繰り返した。
途中から氷柱の威力が上がり、向かい風だろうと強烈な上昇気流の風にバリアだろうと突き抜けて来るようになったのが面倒だった。
氷柱の処理は斬るのでは無く、刀で弾くようにした。刀を指だけで六本も持ち、尚且つそれを振るうのは手がキツい。
弾くにしてもしっかりと見極めないとダメだ。刀が弾き飛ばされたりでもしたら致命的だからだ。
「ん!?」
グサッ!
「グォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
上昇気流の行き良いがいきなり数倍になり上へと押し出された。そして気配察知により上に巨大な何がいる事を確認し、左手を上に突き出した。
すると何かに深々と突き刺さり、とても低い声で絶叫が響き渡った。
どうやら、上に巨大な敵がいると言う考えは合っていたようだ。
もしいなかった場合は雲を晴らして光を中に入れる、もしくはから外側とは逆向きの風を作り出し風を消し去ろうと考えていたが……居たようで安心した。
居なかった場合は下と言う事になるからな……。
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小説を書き続けて文章力が上がっていると思える時が最高ですね。更にいい小説が!となるので
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