第40話 ポーションを作ろう
女子トークって時間使うよな、男子トークも話す内容によっては長いけどな。あれ?それだとどっちもどっちじゃね?人間3人よれば姦しい、に変えるべきでは?
時間は飛んで……?
もー幾つ寝ると〜1年だー。新たに知った知識披露する。なんとこの世界時間が違ったりする、何言ってるか分からない?勘のいい人間は嫌い……おっと脱線してる。勘のいい人は時差か?とか思うかも知れないが時差所じゃ無い、まず1年の日数が違ったり、一日の時間が24時間では無かったり、そもそも1分の長さが違ったり……などだ。ヤバいだろぉ?この国はほぼ地球と同じ時間が流れてる?的な感じで良いみたいだけどな。あ、後まだこの世界来てから3ヶ月経ったか?くらいだな。正月ってあるのか?この国。どうなんだろうか。
まぁ、そんなくだらない事考えている原因があるんだがそれがこれだ。
「ポーションーーーーーーー何個作るのーーー」
俺達は全員でポーションを作っている、ポーションは全員が作れた方が良いからな。
でもな、俺が作ったポーションと小晴とかが作ったポーションって厳密に言うと同じじゃ無いんだよ。どうゆう事かと言うと小晴が作ったポーションは飲むとちょっと強化がかかる。藍那が作ったポーションは自白剤みたいな効果があったりする。緊張勇者が作ると勇気と言うか力が湧いてくるみたいだな。俺のは………分からん。
「1人何個だっけ?」
「「「200」」」
な?くだらない事考えないとやってられないのさ、喋ると気が散るからな。だから黙々と皆でやってる、皆でやってるのに個人戦をしてる。物作りチームの人は全員既に終わってる、流石物作りチーム手伝って欲しいぜ!でも手伝えないから別の作業してるな。ちなみに俺は91個目を作ってる最中だ!既に2時間は過ぎてるぞ!
しかも!これ魔力込めながら作るからまた魔力の鍛錬になってる!体調が悪くなったら大体魔力不足だから魔力回復のポーションを飲みながらしてる。ポーション作るのにポーション使うとはこれ如何に。
それから数時間後
「終わったーーー!」
朝は鍛錬、昼からポーション作り……疲れた。これおかしいんだよな、最初のポーションなんて上手く出来てる訳無いから回復効果がそんなに無いんだよ、それなのに副効果の強化やら自白やらの効果はしっかり有るんだよ。異世界って不思議だなァって言うより俺達が不思議なのかもしれない。
まぁ、ポーション作りまくったお陰で全員ポーション作成のスキル取れた。もちろん魔力操作とかも更に慣れた。何人か薬品作成になってるやつおったけどな。異世界人補正って凄いんだなと改めて思うよ。
「明日からダンジョン遠征かー」
「何層まで進むんだったかな」
「覚えてなーい」
嘘だろ、1人ぐらい覚えてるもんだろ。ポーションに頭を持っていかれたかっ!俺もその1人だけどな!ちゃんと聴いてたんだけどなぁ。
「明日からダンジョン遠征だから今日は夜更かしせずにすぐ寝ろよー」
はーい、とかはい!とかが響く、多分皆で心の中で偶に先生が先生に戻ってるなぁって思ってんだろうな。
「風呂行くか、今日は大浴場でも行くか」
と、言うことで来ました大浴場!クラス全員で来たよ!勿論男女別!女湯の声は聴こえないし逆も然りだよ!
「「「神夜風呂で寝るなよ」」」
「わーかってる、分かってる」
前回来た時は寝たな、そしてのぼせて大司とかに助けて貰った。風呂とかでの眠りは気絶だと聞いたことある。確か。急にお風呂から出るのも良くないなヒート……ヒートアイランドじゃなくてなんだったかな?ヒートショックだったかな?が起きて死ぬ事もあるみたいだからな。さて入るか。
結論から言うと男子全員のぼせた。疲れた時の風呂って気持ちいいんだ。俺達は悪くないぞ!
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