第15話 ちょっと女子会 続
〈この世界はこの国を含めて1000に近い、もしくは1000以上の国があるわ〉
「「「1000!?」」」
〈1000以上と言っても凄く小さな国とかも入ってるからあんまり気にしない方がいいわ〉
世界名
〈でも驚くって事はこはちゃん達の世界はそんなに大きく無いって事かな?〉
「そうよ、流石に1000を超える国は無い。あっても300あるかな?くらいだった筈だよ」
〈そうなの!?結構少ないね……人も少ないって事?〉
「いやー?人は70億以上だったかな〜?結構多かったと思うよ」
〈結構いる方なのかな?その地球の大きさとかも分からないから多いって言うなら多いのかな?この世界は流石に人の数は分からない、でも確かなのは地球よりは絶対的に多い事よ〉
「1000を越す国があるから多いでしょうね、争い事とか多そう」
この世界オービューは違う世界を知ってる人からすると戦争景色を英語にした様だとも言われている。
〈人が沢山いるから魔法と言っても沢山種類があるの、今回みたいに異世界から人を喚ぶと種類が増えたりする事もあるみたい……貴方達完略者は凄くステータスとかが高いけど油断はダメ、本当に何があるか分からないから〉
真剣に聴いている3人、この事を後で皆に伝えるとみな真剣な表情となり訓練おいては鍛錬をしっかりとすると決めた様だ。異世界に喚ばれたんだ、何があっても、起こっても不思議では無い。自分が死なぬよう、皆が死なないように強くなろうと。弱者は努力も考えもしない者の事、自分はこれが出来る!これをしたい!と思った事を突き詰めて強くなるしか無いのだ。そして万が一にも誰かが死んでも蘇生出来るように備えることも必要だ。
この後は雑談を……とする前に神夜を部屋に入れようとすると神夜が見当たらない為、探検にでも行ったのかな?と神夜の行動を的中させ雑談するのであった。全然帰って来ない神夜は説教かな?とも思いながら……。
side 他の国
完略者を喚んだの神夜達がいる魔国だけ、他の国は勇者と呼んだり、侵略者も呼んだりと様々である。自分達が召喚しておいて侵略者とは何事か……とは思うが。
《これであの国を滅ぼせる!必ずあの国を我が国の物に!》
どの国も大体同じ事を言っていた。即ち、あの国フェグラン魔国を滅ぼす、我がものとすると言う事を……。
side ???
『また大変そうな世界に来たね、戦争が起きるんだろうなー。勝つしか無いんだ、甘くか辛くか……偏るとそれはそれでとても悪くなる。見極めが大事だ。しかし、誰で有ろうと100%見極めが出来る訳じゃない。神で有ろうと無かろうと、唯一100%の見極めが出来るのは誰でも無いのだから。特に僕はあいつの動きが何百億年たっても分からないや』
さて、ここからこの世界はどうなって行くのだろうか?楽しく辛く、憎い、悲しい……人を含めた全てが関与する戦争が今始まろうとしている。
この先の未来は神で有ろうと知らない、いや、知れない。知っている物は誰でも無いものだけ。
良き風が吹くようにと願うしか無いのだ。自分はここで眺めていると言いながら………
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